電装DIY初挑戦! 初心者がサイドカメラの取り付けに挑戦しました。6話目
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
続き
電装品と、車体側の電源を繋ぐとき「ヒューズはつなげよ!」と
色んなサイトで載っていたので、2Aのヒューズを買ってきて、
エレクトロタップから分岐させる配線にかましています。
ここで(僕を含む)初心者の方々は思ったはず。
「てゆうかヒューズって何なん?」
かなり最初の方で触れましたが、
要は家で言うところのブレーカーみたいなもんです。
ブレーカーって、例えば、ヒーターとは電子レンジとか、
IHとかまとめて使ったら落ちるじゃないですか。
あれば過剰な電気が使われたときに
電気の流れを遮断するためなんですが、ヒューズも似た感じです。
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ではなぜヒューズを付けないといけないかというと
ずばり「危ないから!」
先程、エレクトロタップの使い方の説明の際に、
「エレクトロタップを使うためには配線の太さ(スケア)が決まっている」
と説明したと思います。
そういえば車の配線って、なんで色んな太さがあるの?
それは「太さによって流れる電流の限界が違う」から。
例えば、先程繋いだヒューズホルダーの配線の太さは0.2スケアです。
見る限りでは、サイドカメラと、モニターの配線も同じくらいの太さでした。
0.2スケアは2.5Aまでしか許容してません。。。
つまり、もし2.5A以上の電流が流れてしまうと、
配線の限界を超えてしまうので、中の電線が熱くなり、熱を持ち始めます。
そして熱くなった電線は、被覆を溶かし、そのむき出しの線が
もし車体の金属部分、要はアースに触れてしまうとショートします。
ショートすると、一気に大きな電気が流れ、
車の電装品が壊れたり、最悪火災に繋がります。
しかーし!!
ちゃんと配線の許容アンペアを超えない数値の
ヒューズをかますことで、ヒューズの中の線が切れ
電気を流さなくなる、という仕組みです。
これがヒューズです。
要は保険みたいなもんですね。
万が一過剰な電流が流れたときの為のものです。
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最初の方で紹介した「用意したもの」で載せている
「ヒューズホルダー」の中に「2Aヒューズ」を入れている状態
これを電源を取る車体側のプラス線と、
取り付けたい電装品のプラス線の間に接続する。
これがヒューズをかました状態です。
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ということで、ヒューズをかまして、そのヒューズの配線を
モニターとカメラのプラス配線に繋げた図がこちらです。
モニターとカメラは、消費電力があわせても1Aくらいなので、
配線をまとめています。
ヒューズホルダーの配線を、電装品の配線に繋ぐため、
当店でも販売している熱収縮チューブを使って繋いでいます。
これは、つなげる配線と配線の被覆を剥いて電線を出し、
ライターではんだを溶かし電線をくっつけ、再被覆させるものです。
ライター一本で配線を繋げれてとても便利ですよ!
一応、絶縁テープでぐるぐる巻きにしておきました。
今回モニターとカメラの配線は一緒にまとめて電源を取っていますが、
別々の場所から電源を取ってもいいと思います。
例えば、バックカメラなんかは、カメラはリアのナンバープレートに付けて
配線はバックランプの配線にかまします。
何故かというと、バックするときしかカメラを映す必要がないからですね。
バックランプは、ギアをバック(R)に入れたときに光るランプです。
バックランプに電気が通るときにだけ、
バックカメラに電気が通ればいいので、バックランプの配線に繋ぎます。
でもモニターは、運転席の近くにしないといけません。
なのでモニターの電源はヒューズボックスから取っておけば、それでOkです。
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さて、プラス配線(赤い配線)がようやく接続できたので、
次はマイナス配線(黒い配線)を繋ぎます。
最初に書きましたが、マイナスの電気は車体に流れています。
車体の金属部分です。アースと呼ばれるやつですね。
アースと呼ばれる所以は、すみません調べて下さい。笑
ここではアース=マイナスという感じでさらっと済ませておきます!
写真のようにクワ型端子をマイナス線の電線に当たるようかしめ
キャップをつけます。
で、
車体のどこでもいいので、金属のナットを探し、
そのナットを緩めて、クワ型端子を差し込みます。
ナットにひっかける丸型端子もありますが、ナットのサイズを
測らずにオートバックスにいったのでクワ型端子にしました。
それはともかく、ナットをしっかり締めれば、ちゃんとマイナスが
繋がった状態になり、これでついに電気が流れる状態になりました!
お疲れ様でした!
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それではエンジンを点けてみようと思います…ゴクリ
モニター付いた!!!
ちゃんと映ってるぅぅぅぅぅ!!!
こうやって見比べると、サイドミラーって
ほんとに最小限しか見えていないんですね。。
サイドミラーの死角で、ミラーには映っていない自転車もばっちりです。
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忘れていました、オンオフスイッチです。
意外とこれ付いてないんですよ、サイドカメラに。
まあ必要ないっちゃ必要ないんですけど、僕は夜に車内が
明るくなるのが嫌だったりするので、これめっちゃありがたいんです。
後付けで自分でスイッチつけようとすると
意外と面倒なので、これは本当に助かります。
ちなみに、DIY出来る!簡単に取り付け出来る!
ということにフューチャーしていたので紹介していませんでしたが、
このサイドカメラ
31万画素で
172°の広角視野角です!
アマゾンのレビューなんか見ていると、
実際書かれている視野角と全然違って視野狭い、とか
よく見ますが、これはほんとに広いです。
正直慣れるまで見にくかったです。笑
この画像でもわかりますが、ミラーの左に映ってる
タントのサイドミラーがちゃんと映ってるんですよ!
いやサイドカメラより前まで映ってるじゃん!
って思ったんですが、172°ならそりゃ映るかという感じで驚きました。
あとは両面テープを貼るだけですが、
そこもしっかり紹介したいので、
電装DIY初挑戦! 初心者がサイドカメラの取り付けに挑戦しました。最終話に続きます
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