ukkey (ウッキー）のブログ一覧

ブルーの３４８を譲っていただけることになって、メールで写真を送ってもらったりして、状態を確認しましたが、高い買い物なので最終判断をするにはやはり実車を確認しておきたい・・・。
フェラーリの購入された方のブログにも「実車確認はどんなにお金をかけてでもやるべき」とのアドバイスもあったので、愛媛までの往復も真剣に考えました。

ただ、しばらく週末の予定が入っていて時間が取れなかったことと、カタカミオートの社長さんからもトータルカーサービスジェイの三木社長さんからも、相当信頼できる情報をいただいていたので、簡易的な方法で実車確認することにしました。

それがＡｐｐｌｅのiPhoneやiPadを使った『FaceTime』です。
三木社長さんがiPhoneだったので、FaceTimeでつないでいただき、確認したい部位などを聞きながら、リアルタイムに動画で確認することができました。
本当に便利な世の中になったものです・・・。

ＦａｃｅＴｉｍｅでの確認をもって正式に注文書を交わすことにしました。
スピーカーから音が出ないなど、いくつかのトラブルを抱えていたので、その修理と電動パワステの装着もお願いして、正式注文しました。

電話をくれたのは今朝フェラーリの在庫を問い合わせたカタカミオートの社長でした。
社長：『さっきのフェラーリだけど、買って行ったのは愛媛の販売店の社長だから、頼めば譲ってもらえるかも・・・。連絡先を教えるから連絡してみれば？』

なんとありがたい心遣い。まさに地獄で仏です。
やさしい社長に甘えて、ついでにこの３４８のことをいろいろ教えてもらいました。
内外装の程度は良好、前オーナーがベルト交換などひと通りのメンテナンスは終えていること、今回すでに車検を通していること（当初の販売条件は車検なしでした・・・）

そして、３４８を対象から除外していた理由のパワステについて『ステアリング重いですか？』と聞くと、社長から『この３４８を買って行った業者さんはワンオフの加工とか得意だから、パワステも付けられると思いますよ、相談してみれば？』とのありがたいアドバイスが・・・。

カタカミオートの社長のお心遣いで、一気に３４８購入に気持ちが動いた瞬間でした。

そして、いよいよ愛媛のトータルカーサービスジェイの三木社長に電話です。
私：『あの・・・、カタカミオートの社長からご紹介いただいて、三木社長が購入されたフェラーリ３４８をぜひ譲っていただきたいのですが･･･』
三木社長：『ああ、いいですよ。でももうボディ下部を塗装するためにバラしちゃってますよ。後で写真送りますから、見て下さい』
そして送られてきたのが、こちらの写真でした。

これまでＦ３５５購入を目指して、実車を見に行ったりもしましたが、私の予算で購入できそうなＦ３５５は程度の良いものはなく、購入後のメンテナンスでも相応の費用が発生しそうな心配がありました。

初めて購入するフェラーリで安物買いをして、すぐに嫌気がさしてしまうことは避けたい・・・、Ｆ３５５は諦めかけていた矢先に、あのＵＫ仕様のブルーの３４８に出会ってしまったのです。

そして、対象を３４８まで含めてブルーのフェラーリを検索してみたところ・・・、
何と！あったのです。ブルーのボディに白の内装の３４８が！
ボディ下部が同色になっていないこととホイールを除けば、あのＵＫ仕様の３４８と全く同じではないですか！しかもディーラー車で価格も自分の予算に十分入っています。

ネット上で見つけたのが土曜日の夜中だったので、翌日曜日にドキドキしながら広島のお店の開店時間を待って電話しました。

私：『あの、カーセンサーに掲載されているブルーのフェラーリ３４８についてお伺いしたいのですが・・・』
店員：『あー、あのクルマですね。数日前に売れてしまったんですよ・・・、すみません』
私：『そうなんですか・・・ｏｒｚ』

なんで、もう少し早く探しておかなかったのだろう・・・。
がっかりして日曜日の午後を迎えようとしていたところ、携帯が鳴りました・・・。
（つづく）

フェラーリ購入の対象をずっとF３５５で探してきたのですが、ネットでふと覗いた英国（United Kingdom）の中古車情報で鮮やかなブルーの３４８を見つけてしまいました。
『フェラーリにもこんなボディカラーがあるんだ・・・。しかも内装がホワイト・・・。めちゃカッコイイ！！』
この時からフェラーリ探しの対象はブルーに限られるようになりました。
そして、とうとうあのクルマと運命的な出会いを迎えるのです・・・。

私がフェラーリの購入を意識し始めたのは２０１２年の後半くらいからだったでしょうか…。

ネットで中古車を見ていた際に意図せず見た艶消し黒に赤いストライプの４５６GTがとてもカッコよく見え、しかも価格は４００万円！
エッ！フェラーリってこんな値段で買えるの！？

小学生の頃にスーパーカーブームでカメラをぶら下げて輸入車ショップを徘徊してたのが４０年近く前。
日本でF１が開催されるようになってからは毎年F１観戦に行っていましたが、この年になるまで自分がフェラーリのオーナーになるなんてことは全く考えたことがありませんでした。

しかし、この４５６GTに出会ってから、何となく頭の片隅に「もしかしたら・・・」という意識が。