今日はアダプティブクルーズコントロール“ACC”の練習をしました。
いわゆるクルーズコントロール(オートクルーズ)は主に速度を一定に保つ機能です。
アダプティブクルーズコントロールは前走車がない場合にはクルーズコントロールと同様の機能なのですが、前走車がある場合には車間距離を一定に保つようにアクセルとブレーキで速度を制御します。
前走車が加速すれば設定した上限速度まで自車を加速させ、前走車が減速すれば設定した車間距離を保つように自動的にブレーキを踏んで自車を減速させます。
もちろん前走車が停止すれば自動的に自車を停止させます。
また、前走車が停止後に3秒以内に再発進すれば、追随して自車を自動的にじんわりと発進させます。
前走車の停止後の再発進が3秒を超えた場合には、何も操作をしなければ自車は発進しませんが、ハンドルにあるRESET(再設定)スイッチをオンにすれば、アクセルを踏まずとも自車はじんわりと発進して先行車に追随していきます。
つまりは、運転者は周りの安全を確認さえしておけば、前走車がいる限りはアクセルもブレーキも一切操作せずに発進・加速・定常走行・減速・停止が自動的に行われるわけです。
なんだこれって感じです。
発進の自動アクセル制御はスムースだし、停止時の自動ブレーキ制御も比較的スムースです。
ブレーキ制御は、まだブレーキパッドの慣らしが終わっていないことも理由なのかもしれませんが、ブレーキの細かなオンオフの振動や減速による自動シフトダウンする際のシフトショックなどがあって若干違和感がありますが、停止直前のカックンブレーキにはならないように制御されています。
個人的には、発進時の自動アクセル操作は100点の出来、停止時の自動ブレーキ操作は90点の出来、といったところです。
気をつけないといけない点はいくつか見つかりました。
・前走車に追随している際に、前走車がぎりぎりで青信号(黄信号)を通過した際には運転者がブレーキ操作をして停車させなければならない。
・前走車がない場合に定速走行している時、前方に赤信号で停車している車があっても前走車とは認識しないため、運転者がブレーキ操作をして停車させなければならない。(但し、前走車が走行中であれば自動的に減速して車間距離を一定に保とうとします。)
・小さな交差点などで対向車線の右折車がこちらの車線上にボディの前側が少し飛び出していると、割り込み車と誤認識するのか必要以上に減速してしまう。(これはACCの使い方にそもそもの原因があり、高速道路や郊外の幹線道路でのみ使うべきなのでしょう。)
Posted at 2013/12/01 19:10:27 | |
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Golf 7 GTI | 日記