
新カローラ(現時点ではカローラスポーツですが)が
3ナンバー化しました。
下のグレードでも300万いくとか。
そのことでトヨタが日本市場を見放した、
というような記事がありました。
大衆車の代名詞ともいえるカローラが3ナンバー化することは、昔からのカローラを
知る古い日本国民としては、そんな気持ちになりますね。
今とこれからの日本市場をざっくり見ると、
・超高齢化社会
・車がないと生活できない地域が多くあり、過疎地で、道路、駐車場が狭いケースが多い
・収入は2極化して富裕層とそれ以外の差が大きくなる
という状況です。このことから、
・年収が高い人は、高額でも大型車でもバンバン車を買える
・その層を狙って、若者の収入では買えないくらい車が高額化していく
・その影響で若者は車を買わない、興味も持たない
・複数台所有だったり、高齢者には、小さい車が便利なので、それでいい
ということで、2極化するのだと思います。
そして日本市場は、ガラパゴス化した軽自動車が大勢を占めてきており、
これがあれば何とかなりそうです。
軽ではちょっと・・・という私のようなユーザーには、4m前後のコンパクトカーを売ればいいんです。
そして所謂普通車は、世界のどの市場でも売れる車格にしないといけないので、
大型化・高額化していきます。
スバルもマツダも車がデカくなってます。
居住性と安全性を考えるとそれなりに必要なのでしょう。
ですから、カローラも大きくなる必要があり、結果として国内では3ナンバー枠になります。
そしてトヨタさんは、日本向けとして、スタビ取ったりタイヤを細くしたりして廉価グレードを設けて、
スポーツ向けにGとか名前つけて、パーツを追加して高く売ればそれなりに売れるというわけです。
ということで、ナンバーがうんぬんではなく、車に必要な大きさから考えると、
カローラの大型化は必然なんでしょうね。
日本が拘らざるを得ない5ナンバー枠、軽規格と同じように、
ガラパゴス化していくのかもしれませんね。
Posted at 2018/09/20 23:12:44 | |
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