2021年06月17日
車を運転するうえで、常に考えていること、考えなければいけないのは、事故です。
そして暴走事故はいつでも発生しています。最近もありましたが、一般道で中学生を100キロの速度ではねたとか、140キロでタクシーに追突したとか。痛ましい事故です。
コメント欄には、そりゃもう加害者を殺人者扱いで罵詈雑言のオンパレード。
確かに反省していないような証言をしている報道が多いので、擁護する気はさらさらありません。厳罰に処するべきです。
事故を起こしたことを非難するコメントはともかく、気になるのは一般論に転じて「違反常習者を事前に捕まえろ、そうすれば防げたのに」「意味のない場所でネズミ捕りしている暇があったら悪質者、常習者から捕まえろ」という無茶なコメントをしている主が多い事。その内容はまるで自分が正義の代表者のようなコメントが多いです。
では、そのコメ主は違反を何一つしていないのか?聖人君主なのか?というと、きっと「自分はそんな悪質な運転はしたことがない」「あのような道で100キロは出さないから問題ない」、と否定するでしょう。
自分だけは大丈夫、自分は問題ない、という過信・特別化です。こんな思考回路の方が多いから、事故が無くならないのでしょう。悲惨な事故を起こした加害者も、前日は同じように非難コメント投稿していたかもしれません。
それに、車は速度100キロでなくても、制限速度以下でも、人を殺めることは容易いです。1トン以上の凶器ですから。
自分も県道などの40キロ制限を守らないことは多いです。その時には罪悪感もありません。だって道が広くて空いてるからこれくらいは大丈夫って思っちゃいます。
でも、一方で、いつ加害者側になるかもわからないことを常に意識するようにしています。
人のふり見て我がふり直せ、明日は我が身。
皆さんも気をつけて、凶器を操っているのだという自覚を持ったうえで、運転を楽しみましょう。自戒でした。
Posted at 2021/06/17 19:00:31 | |
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