2007年10月07日
来ました、ライコネン&アロンソ!!
しかもハミルトンは、ピットに向かう際にコースアウトしグラベルにスタック。
今年のヨーロッパGPより厳しくなった”押し掛け”等の規定により、必要以上に押しがけもできず。
まさかまさかのリタイヤです。
今回は不運ではなく、必然だった気がする。
ミラーが汚れていたとはいえ、トップドライバーならスライド量や振動等の異常は身体のセンサーで判断できるはず。
あんなにグリップしないタイヤ状況を見たのは初めてかもしれない。
基本的にハミルトンはアロンソよりもタイヤに厳しい。
そしてマクラーレンのマシンもタイヤに厳しい。
更に、ハミルトンのセッティングもタイヤに厳しい傾向がある。
『もう無理だ!』と無線で叫んで、戦略無視で突然ピットに入っていても問題なかったはず。
ポジションダウンしても、最小限で済んだはずだから。
これは経験不足が招いた結果だと思う。
やはり、初タイトルを目前にした事によるプレッシャーなんでしょうか。
マクラーレンチームも戦略に囚われすぎた為に、我慢させすぎてミスを犯した。
それに対してアロンソ、ライコネン、マッサは、ちゃんとタイヤコントロールしてルーティーンをこなした。
しかし、よくあれでバックストレートでバーストしなかったなと、BSタイヤに感心するばかりです。(笑
86年の最終戦オーストラリアGP アデレイドでのマンセルを思い出して、ハラハラしましたよ。
結果は以下の通り。
F1第16戦 中国GP
決勝結果
1 キミ・ライコネン
2 フェルナンド・アロンソ
3 フェリペ・マッサ
4 セバスチャン・ベッテル
5 ジェンソン・バトン
6 ビタントニオ・リウッツィ
7 ニック・ハイドフェルド
8 デイビッド・クルサード
9 ヘイキ・コバライネン
10 マーク・ウェバー
11 ジャンカルロ・フィジケラ
12 アレクサンダー・ブルツ
13 ヤルノ・トゥルーリ
14 ルーベンス・バリチェロ
15 佐藤琢磨
16 ニコ・ロズベルグ
17 山本左近
31周リタイヤ ルイス・ハミルトン
これによりポイントランキングは
ハミルトン 107
アロンソ 103(-4)
ライコネン 100(-7)
アロンソも、優勝してもハミルトンが3位以下(6ポイント)でないとタイトルを逃す。
この場合、優勝回数で上回るので同点でもチャンピオン。
勝てばライコネンをも下すことになる。
ライコネンは次回も勝つしかなく、しかもハミルトンが6位以下(3ポイント)が条件という厳しい状況。
ただしこの場合、勝利回数(6勝)でハミルトン(4勝)を上回っているので、同点でもライコネンはチャンピオン。
しかしながら、アロンソが3位以下にならないと不可能。
ここは完全にマッサのサポートが必須になるわけで。
16戦終了時で1~3位までを纏めると
1位|2位|3位
ハミルトン 4| 5| 3
アロンソ 4| 4| 3
ライコネン 5| 2| 3
なのでハミルトンとしては、2位になれば間違いない。
ようは勝てば良いだけなんですけどね。
さて、今夜地上波録画して確認しようと思います。
ところで!!
ランキングで、琢磨がバトンとベッテルに抜かれました…。(笑
バトン 6
ベッテル 5
琢磨 4
ついでに言えば、トロ・ロッソとホンダがコンストラクターズでスーパーアグリをブチ抜きました。
トロ・ロッソ 8
ホンダ 7
S・アグリ 4
正直なところ、最近レッドブル勢が速くなってるのは確か。
マシンの素性を考えれば、速さを発揮するのが遅いくらい。
そういえば、レース前に前戦のリウッツィに関してのアピールを、ポイント獲得したことによって取り下げるかも?(笑
でも、放っておかないのがスパイカー。(笑
よりいっそう、カスタマーシャシーについて五月蠅くなるでしょう。
来期のコンコルド規定もまだ纏まってないしさ、ややこしい事になるね。
Posted at 2007/10/07 17:27:42 | |
トラックバック(0) |
2007 F1 | クルマ
2007年10月07日
…とはいえ、スカパーに加入してないので、簡易的なライブタイミングモニターを見てます。
スタート時は雨で、現在はドライタイヤで走れてるようですね。
なかなかオモロイ展開になってます。
雨が絡んだので、こんな時こそ腕の見せ所ですからね。
しかし、テキストがUPされるのはいいんだけど、読みながら頭の中で訳してると時間が掛かるからじれったい。(笑
今考えれば、F1のお陰でリスニングがそれなりにできたりするんだよね。
だって、記者会見は基本英語じゃない?
ライコネンだけは全然分かんないけど、ラテン系は巻き舌になることが多いよね。(爆
さてと、レース残り僅か。
どんな結果になりますかね。
そういえばですね、ウィリアムズのヴルツが今シーズン限りで引退するそうです。
来期はテストドライバーとして残るようですが、今シーズンの出来にガッカリしてるんでしょう。
殆どの場合、予選ではロズベルグに勝てないし、決勝もなかなか結果が出ない。
カナダくらいですよね。
そうなると、誰がそのシートに座るのか。
アロンソがマクラーレン残留となれば…一貴?(笑
Posted at 2007/10/07 16:32:54 | |
トラックバック(0) |
2007 F1 | クルマ
2007年10月07日
遅ればせながら、予選結果です。(笑
直前のフリー3でトラブルによりスローダウンしたライコネン。
予選では問題なかったようです。
最終的にハミルトンがPPでしたが、直前までQ2までは速かったライコネンは不適な笑みを浮かべて冗舌。
『あらゆる事を考慮すれば、2番手は悪いポジションじゃない。TOP10のマシンは、燃料をどれだけ積んでいるか分からないからね。』 とニヤリ。
どうやらライコネンはフルタンク状態で走っていたようです。
同様にハミルトン以外のTOP4は、Q2よりもかなり遅い。
Q2のタイムとあまり変わらなかったハミルトンは、燃料が他よりも少ないことが予想されます。
今日の予報は雨。
しかし、一部では決勝は降らないかもしれないという話もあり、全然読めません。
台風も急激に進路を九州方面へ変え、風は残るが雨は無いということになるんでしょうか。
とりあえず、アロンソ&ライコネンは優勝が絶対条件。
しかもライコネンの場合は、ハミルトンが沈まなければタイトルを逃すという厳しい状況。
圧倒的有利でハミルトンは望めるわけです。
そういえば、アロンソが半ばタイトルを諦めたような口振りで話しています。
早くこのシーズンを終わらせたいという心境なんでしょうね。
ちなにスパイカーの2台は、決勝の雨を見越して予選をウェットセッティングで望んだようです。
F1第16戦 中国GP
予選結果
1 ルイス・ハミルトン 1'35"908
2 キミ・ライコネン 1'36"044
3 フェリペ・マッサ 1'36"221
4 フェルナンド・アロンソ 1'36"576
5 デイビッド・クルサード 1'37"619
6 ラルフ・シューマッハー 1'38"013
7 マーク・ウェバー 1'38"153
8 ニック・ハイドフェルド 1'38"455
9 ロバート・クビカ 1'38"472
10 ジェンソン・バトン 1'39"285
11 ビタントニオ・リウッツィ 1'36"862
12 セバスチャン・ベッテル 1'36"891 ※
13 ヤルノ・トゥルーリ 1'36"959
14 ヘイキ・コバライネン 1'36"991
15 アンソニー・デイビッドソン 1'37"247
16 ニコ・ロズベルグ 1'37"483
17 ルーベンス・バリチェロ 1'37"251
18 ジャンカルロ・フィジケラ 1'37"290
19 アレクサンダー・ブルツ 1'37"456
20 佐藤琢磨 1'38"218
21 エイドリアン・スーティル 1'38"668
22 山本左近 1'38"336
※予選後、コバライネンに対する走行妨害で5グリッド降格
Posted at 2007/10/07 10:23:55 | |
トラックバック(0) |
2007 F1 | クルマ