
さて今回は前回の続きで、私の考える「クルマとはかくあるべき」のその2と称して
ポジショニングとそれにまつわる行為についてです!
今やほぼどんなクルマにも備わっている?(たぶん…)運転姿勢の調整に関するお話です。
1、まずシートに座り、調整の効かないペダルと腰の位置関係を決定する。
2、それぞれのペダルに足を載せた状態でシートの前後の調整をしますが、ペダルを踏み込んだ時
足が伸び切るようだと操作に余裕が出ない為、ある程度膝が曲がる程度にとどめた方が良いでしょう。
3、その上で今度は背もたれとステアリングの距離を調整します。距離はペダルと腰と同様、持ち方はこれ
で決定と言うものはありませんが、上を握ったり水平位置であったり下側を握ったりしても肘にある程
度余裕が出来るようにします。
4、ステアリングの高さ調整はメーター類の見やすさと、脚部分とステアリング下部分とのクリアランス
の兼ね合いを考えながら探って行く感じが良いと思います。
5、最後にシートの高さ調整。これがシビアで、ボディの前端がある程度見れる(構造上見れない車種もあ
る。)事と、路面状況の把握に直結するので実際の走行を元に、これもまた探って行くと良いです。
実は低ければ低いほど、路面状況と言うのは見やすいのですが(凹凸は上からより地面すれすれか
ら見た方が解りやすいのと同じ原理です)こと公道走行を主と考えるなら、車庫居れ等もあるわけです
からやはり実際の走行の上で調整が良いと思われます。
6、あとは見えない部分をミラーで確保、調整し走るにあたり万全な状態を作るのです。ここで、車種選び
のポイントとして、この調整幅が大きくかつ、種類も多いほうが良いでしょう。さらには実際は、走る・
曲がる・止まる・には重力が切っても切れない関係にあるのは誰しもお分かりだとは思いますが、ペダ
ルのレイアウトが運転者メインの配置になっているか?フットレストがきちんと有り、且つスペースは
十分に確保されているか?コーナリング時、踏ん張るのにコンソール部分及びドア内張りに脚外側を
内張りにあてる事ができるか等。
7、さてここまでやって初めて、そのクルマがドライバーに対し伝えようとしている情報を拾う準備が出来た
と言えるかもしれません。さらに補足すると、と言うかこれも運転に際し私が重要視する一つであり必ず
実施していますが綺麗な視界の確保です。雨天時はともかく、屋根付きの車庫であっても必ずチリや
ホコリが窓やミラーにもに付着するわけで、それを拭きあげ視界を確保します。実際小さなチリ等で
あっても目の前にあると、その前方の物を隠す効果があるのはお解りかと思います。そんな大げさな!
と思うかも知れませんが、そんな小さなことを怠ったが為に事故にあわないとも言い切れないのもまた
事実であり、その確率を減らす手段なのです。私も毎回妻に「そんなメンドクサイこと…」等と言われます
が、手間を省くと得るものも省かれるの精神で行っており、車にウェスと霧吹きを完備しています。
8、ここまで書くと、かなり細かい人だな~?!と思う方もいるかもですが決してそんな事は無いです(笑)
マイカーはきちんと妻には文句を言われながらも点検に出しているので、運行前点検するとしたら後は
タイヤの溝を確認すると同時に、挟まった小石をマイナスドライバーで落としておく(走行中後続車に
あてたりせぬようの意味も込めて)くらいです。
Posted at 2013/12/07 11:57:38 | |
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