オイル漏れ修理(その2)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
いよいよカムシャフトシールの交換です。 すっかり夜も更けてまいりました。
向かって右のEXT側はボルト4本で止まっており、大トルクは必要ありません。
一方、左のIN側NVCSの頭についているプラグはHEX..手持ちのレンチを充てると...穴がデカイ?!
プラグ頭はどうやら8mm、手持ちは残念ながら6mm...
ということで、明日の作業はHEXレンチの調達からになりそうです...
さて翌日!ようやく8mmのHEXレンチを調達し、緩めますが意外に固い?! 1kg-m程度のはずがとんでもなく固い!..エクステンションつけて一気に外しました。
プラグを外し、ようやくボスキャラ登場。しかし、出てきたプーリー固定ボルトは....又HEX!!!!!!しかも、10mm !!!!!まるでマトリョーシカのよう..悪夢。
このボルトは締め付けトルクも12kg-mで場所の割りに半端じゃないトルクです。レンチではなく、ラチェットを使うことを考え、ビットソケットにしました。
いざ、工具調達似出発! 本日2回目の調達で店員さんに”大変ですねー”って言われれながらHEX 10mmのビットソケットを入手。
さて、IN側のプーリーの取り外しは、かなりのトルクが必要な上、シャフトをしっかり保持していないと、バルブがピストンと干渉するリスクのある作業なので、体力、気力ともにかなり消耗しました....数回、カムシャフトを保持しているプライヤーが滑ってあせりました..
2
ようやく、カムプーリーが外れ、オイルシールと対面です。
(写真はすでにシールが外れています)
いよいよシールの抜き取りですが、クランクシャフトシール同様、Oリンク用(?)のピックツール(先端の曲がった千枚通しみたいなもの)で抜き取りを試みますが、まったく抜ける気配がありません..
挙句の果てに、ピックツールの先端が折れてしまう始末...
激しい挫折感の中、ネットで世の中の知恵を拝借します。
ありました! オイルシール外しのSST!! YouTubeでもデモが見れるLISLE(ライル)社の”シャフトシールプーラー”が良い感じです!
ASTORO PRODUCTSでも取り扱いあるようなので、早速近場の店にGO!!
本日3度目の工具調達です...
無事入手し、取り外しにかかります。 ...結果は...
”素晴らしい”、”さすが”の一言。
あっと言う間に抜き取れ、これまでの大苦戦、工具調達の手間を一気に忘れさせてくれました!
知恵はあるところにはあるものですね。良い勉強になりました。
さて、これで3箇所のオイルシールの交換を終え、後は復元です!
3
ちなみにこれらが、数回にわたり追加調達した工具達です。
右の赤いものが、LISLE(ライル)社の”シャフトシールプーラー”です。
4
タイベル周りの復元を終え、いよいよ本願のロッカーカバーの取り付けです。
液ガス塗って5分以内! あせります!
手抜きしてスロットルASSYも外さなかったので、ロッカーカバーのネジが入れにくかった..次回は外しておきましょう。
5
ちなみに、取り付けたロッカーカバーはこんな感じ。
エアインレットパイプも耐熱シルバーでお化粧直ししてあります。
6
いよいよ作業完了!
赤と黒のコントラストが良い感じに個性っぽくて個人的には満足です♪
ちなみに、プラグカバーのオーナメントは、GT-R用を使うことも考えましたが、RB25らしく、このままで行きます。
肝心のオイル漏れは...無い様子。
しばらく様子を見て行きます。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク