
オイルと燃費について、関係があるような?無いような?という感じでしたが、実は大有りのようです。
燃費を良くするという前に、燃費が悪くなる原因を考えてみましょう。
アクセルの踏み方や、渋滞など、走行条件も大きな要因ですが、コレは個人の問題!
そのほかには、エンジン自体の劣化などが想像できると思います。
潤滑油に携わって50年という、その筋では著名なネフロンシステムの開発者に言わせると、燃費が悪くなるのは、オイルに含まれるスラッジ(不純物)が原因なんだそうです。
詳しく話を聞いてみると、非常にわかりやすく解説してくれました。
高温・高速で動くエンジンで、このスラッジを多く含んだ汚れたオイルを使い続けると、バルブとバルブシートの間にカーボンとなって付着してする。
それが少しずつ大きくなり、バルブとバルブシートに隙間を作って圧縮不足で不完全燃焼を起こす。
そうなると、パワーが落ちて同じ重量の車を動かすのだから、当然燃費が悪くなる。

<5000時間使用した発電機の潤滑油>
スラッジの悪影響は、それだけでは留まらず、摩擦係数が高くなるので、エンジン内の駆動部を削り、僅かなガタつきを作ってしまう。
僅かなガタつきでも、高速で動くエンジンでは、色々な部分に影響して故障の原因となることも少なくないそうです。

<ネフロンを組み込んで5000時間使用した発電機の潤滑油>
師曰く、燃費の落ち込みは、エンジン内にスラッジがこびりつき始めた合図。
オイルの適度な状態に保つということは、エンジンの状態を良くするわけではなく、エンジン本来の機能を引き出して維持する、つまり劣化を抑えることなんだそうです。
それで、初めて色々な燃焼効率をあげるグッズの効果が出るということです。
ここまで話を聞いて、皆さんも「オイルフィルターがあるじゃん!」と思ったと思います。
私もそう思いました。
それを聞いてみると、市販のオイルフィルターは5~10μ程度の不純物を取り除くんですが、ほとんどの車が20時間~50時間程度の稼働時間(距離で言うと500キロ~100キロ程度)で目詰まりを起こし、その後は油圧が上がってしまうため、バイパスされているとのことです。
つまり、フィルターを通らずに、スラッジがそのまま循環するようになっているんです。
コレが、燃費はもちろん、エンジンの寿命を短くしている大きな要因なんですが、なぜかメーカーも我々も1万キロくらいで交換というのが常識のようになっています。
コレさえ改めれば、日本車のエンジンは、30年位平気で使えるんだそうです。
次回は、ネフロンのシステムと考え方を紹介したいと思います。
※トップの写真は、ある商業ビルの大型ディーゼル発電機の潤滑油から抽出したスラッジです。
Posted at 2006/09/15 20:01:42 | |
トラックバック(0) |
燃費向上計画 | 日記