
シルバーウィークは4連休で本日から仕事です(--)。
さてさてシルバーウィーク初日の19日にSTRIKE教導隊と合同演習でした。
遡ること数ヶ月、新兵の哨戒活動を見た(見かねた?)変ヅラ団STRIKE小隊の隊長から、合同演習する?とありがたい入電がありました。さらにお忙しいにもかかわらず私の予定に合わせて日程調整をして下さいました。
が、私はというと立場をわきまえず、集結ポイントに朝5時などと強行演習計画を発案。STRIKE隊長を夜中2時半たたき起こしてしまうありさまでした。ちなみに私は4時半起き(滝汗)。
そんなこんなで当日の朝5時。早朝にもかかわらず隊長はさわやかに登場されました。あいさつもそこそこにまだ日の出前なので、ぱせり機先行で哨戒エリア方面へ向けて発進!そして夜が明け始めたところで道の駅「日光」着。

エースパイロットが駆る機体は相変わらずキマってますなぁ(^^)。
ブリーフィングと最後の補給を済ませて、ひとまず私の先行で霧降のヒルクライムへ突入します。前夜までの雨のせいか路面がウェットでヒヤヒヤものでした。そしていつものポイントでパチリ。

我々の影が...ではありますが、朝日が射し込んできていい感じです(^^)v。この写真を撮るための早起きでした。
お招きしたにもかかわらず、先行から後追いに変わって頂きSTRIKE機についていくことに。大好きなインプが走る姿を特等席で拝めるとあって連んで走る時は後追いが大好きなんですね(*^^*)。目指すは川俣ダムです。
大笹牧場の突き当たりを左折して、黒部ダム方面へ。そして黒部ダムの突き当たりをさらに左折して川俣ダムを目指します。

途中片側交互通行の信号でストップするSTRIKE機。なんだかラリーのSSでスタートを待っているみたいで私のテンションは沸騰寸前です(^^)。
川俣ダムに着きましたが、まだ時間が早すぎて開くまで1時間以上もあることが発覚!段取り悪くてスミマセンデス(^^);;。
気を取り直して川治ダム方面へ、先週と比べると八汐湖の水位は大幅に下がっていて豪雨の爪痕があちこちに現れていました。川治ダムは相変わらずドロドロだったので、後ろ髪を引かれつつ湯西川方面へ。先週私はここが通行できず引き返しましたが、今日は突破可能でした。五十里ダム方面は相変わらず通行止め。今のところ復旧まであと1週間程度かかるそうです。

道の駅「湯西川」に到着して前を見ると水量こそ少ないもののとても濁ってます。
ひとまず一服。朝ご飯のパンにかぶりつく隊長はスレッガー大尉のようです。ミライさんも惚れちまう訳だ(*^^*)。
こちらも先週同様湯西川ダム方面は通行止めorz。未だにダムattackが出来てなくて落胆気味の私を見かねて、隊長から田島ダムへプチ遠征のご提案がm(_ _)m。隊長先行で向かうことにしました(誰が主催したオフなんだ~!)。

田島ダムへのアプローチはダム下流からでした。私はというとこれまでダムの天端へ行くことしか考えたことがありませんでしたので、へ?そっちですか?という状態。
ダムの麓にある駐車場に車を止め、さぁいよいよと思ったら隊長からストライカーパックをソード(焦点距離の短いレンズ)に換装するように命令が!隊長の装備を見るとワイ端10mmですか?私今日はエールストライカーパック(50mm)しか持ってないんですけど~。仕方がないのでiPhoneで撮影(笑)。

そんな言葉には気に留めず、どんどんダムに接近していく隊長。「どうだ~、これがダムだ!素晴らしだろう」などといいながらアングルのためなら川の中にも平気で突っ込んでいきます(汗)。
その後天端を攻めるため堤体に取り付きはじめたので、遅れまじと後に続きます。程なく天端に上り詰め、ダムの攻略ポイントについて図上演習が始まりました。
隊長「田島ダムは重力式コンクリートダム。コンクリートの重量で水圧を受けているので、堤体直下の地盤が軟弱だと成り立たない。ロックフィルには似たところがあるが堤体に使用する岩石を現地調達するので低コストでの建造が可能だ」
新兵「わ、分かります!」
隊長「うむ。そして田島ダムはクレスト部に自由越流式の非常用洪水吐を2門、オリフィス部に自由越流式の常用洪水吐を1門備えた...」
新兵「すみません!ひよっこの新兵には何が何だか分かりません!」
隊長「仕方ないな、じゃあ今日はこれだけ覚えておけ!ここが天端、ダムの上流側が表で下流側が裏、上流から下流側に見て右岸と左岸だ!他にもいいたいことは盛りだくさんだが次回にしておいてやる!」

等という会話を繰り広げながら攻略を終え、ダムの麓へと戻ります。ふと隊長を見るとスマホで自撮り!?。
隊長「今日は休日でダムカードがもらえないので後日もらいに行く時に、訪問した記録に本人とダムが入った写真が必要なのだ。これも覚えておけ!」
新兵「ら、ラジャー!」
隊長「よしそろそろ昼食の時間だな、腹が減ってはダムattackはできん」
ということで、隊長が先行で道の駅「湯西川」へ戻ります。
隊長「今日のメニューはここでダムカレーだ。さっき教えたことを覚えているかテストするぞ!」
新兵「ひぇ~!ランチでもダムですか...」
天端、表、裏、右岸、左岸と復習してようやくありつきます。大根やごぼう、キノコと一風変わった具材でありながらなかなかスパイシーであります!(サムネ画像)

手前は私の大盛り湯西川ダム、奥は隊長の普通盛り川治ダム。重力式コンクリートとアーチ式で堤体が作り分けてある~(^^)/。しかも道の駅「湯西川」発行のダムカード付き。次は川治ダム食べます!
しばらく駄弁ってから「今度は私の先行で塩那と八方ヶ原を経由して寺山ダムへ行きましょう」隊長に提案。
ということで国道121号をまた北上し国道400号へ。塩那に突入します。
先行する私、ヒルクライム~ダウンヒルで無謀にも引き離そうと試みましたけど、ハイマニューバ仕様のSTRIKE機にひとたびロックオンされたらやっぱムリでした(^^);;。
今日の塩那は誰もいなくて、カメラを抱えたSUV乗りと軽トラの2台だけと好条件。先行を隊長にスイッチしてヒルクライム再び。コーナーを抜ける度にSTRIKE機がキュンと消えるように切り込んでいきます。離れたらペースを落として待っててくれる隊長、優しいです(^^)。

塩那ダウンヒルスタート地点での一コマ。まるでスタートの瞬間ですね。しかし朝の写真と比べると2台ともドロドロでPS装甲ダウンですね(- -)。その後麓のコンビニで小休止。八方ヶ原を経由して寺山ダムへ向かいます。やっぱり隊長、食らいついたら離れね~。
寺山ダムに着いて、雑草が生い茂った自由越流式の非常用洪水吐を眺めていよいよ最後の目的地へ。ここでも私のわがままが炸裂して佐野市郷土博物館に行きたい!
というのも、公共建築百選のハイドラチャレンジ対象となるCPが栃木には1つしかないので、おつきあい頂きたいということなんです。
一旦矢板市内に降りて国道461号で日光へ、その後国道122号で桐生を経由してというルートで進みつつ、途中で晩ご飯とSTRIKE機にデュートリオンビーム照射。
この後無事にハイドラチャレンジのバッジゲットを済ませ、オプミでの再会と次の合同演習を約束してお別れしました。

「トコトン付き合いますよ」という言葉を真に受けて19時間も引きずり回してしまいましたが、色々とお話しもできて楽しく、とても内容の濃い1日でした。これに懲りずにダムattackなど色々と御指南下さいませ(^_^)ゞ。
最後に、STRIKE隊長を鬼教官風に書いていますが、すべて私の妄想による脚色です。
もちろんとっても優しい紳士的な方ですよ♪