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2011年08月21日 イイね!

被災松引き取り燃やす 箱根夏祭り、事前公表せず

被災松問題を通じて、差別偏見風評被害問題を考えるシリーズ~その7くらい


箱根観光協会の判断は、賢明だった。

放射性物質が検出されようとされまいと、その測定値が高かろうと低かろうと、どのような処理をしようとしまいと、「被災松」と聞いた瞬間、燃やせば死の灰が降り注ぐかの様な反応をする人がいるのが明らかだから。

被災松引き取り燃やす 箱根夏祭り、事前公表せず
2011.8.18 14:34

 京都市の「五山の送り火」での使用が中止された岩手県陸前高田市の松の一部を、神奈川県箱根町の箱根強羅観光協会が引き取り、16日に主催した「箱根強羅夏まつり」の大文字焼きで燃やしていたことが18日、分かった。

 同協会は「供養のために引き取り、検査で放射性物質は検出されなかったので燃やした。事前に公表すると被災地や京都に迷惑を掛けると判断し、公表しなかった」と説明している。

 同協会によると、燃やしたのはもともと京都で使われる予定だったまきの一部で、表面を削った長さ約30センチの約50本。夏まつりでは例年、箱根産の竹を燃やすが、陸前高田市にボランティアに行った夏まつりの関係者が引き取りを提案し、12日に箱根に届いた。横浜市の検査機関で測定した結果、放射性物質は検出されなかった。同協会は「供養のためなので、そっとやりたかった。苦情は来ていない」としている。

産経ニュース
Posted at 2011/08/21 00:17:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 放射能風評 | 日記
2011年08月18日 イイね!

成田山新勝寺に抗議140件 津波被災松燃やす計画に

拾う神ありと思ったら、やはり偏見はここにも。

まだ、京都のヒトが言うならわからないこともないが、そもそも福島第一から陸前高田と福島第一から成田山の距離ってそんなに変わらないような。「被災地=放射能」というイメージなのか?

成田山の「まき」なら汚染されていても、OKなのか?検査しなくてもOKなのか?表皮を削らなくてもOKなのか?抗議した人に聞いてみたい。

****

 津波で被災した岩手県陸前高田市の「高田松原」の松の一部を、成田山新勝寺(千葉県成田市)が9月に護摩木と一緒に燃やす計画に対し、約140件の抗議の電話が同寺に寄せられていることが16日、分かった。

 同寺によると、「汚染の可能性のある松をなぜ、持ち込むのか」などの声が多いという。同寺は「事前に検査し、放射性セシウムが検出された場合は、燃やさない」と説明。松は表皮を削り、角材に加工して使用することにしている。

 高田松原の松をめぐっては、薪(まき)から放射性セシウムが検出され、京都の「五山送り火」で燃やす計画が中止となった。同寺は京都とは別ルートで松の木を取り寄せる。

朝日新聞
Posted at 2011/08/18 21:26:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射能風評 | 日記
2011年08月18日 イイね!

陸前高田の被災松、成田山新勝寺で供養 9月に

捨てる神あれば・・・

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 東日本大震災の津波でなぎ倒された岩手県陸前高田市の「高田松原」の松の一部が、千葉県成田市の成田山新勝寺に送られることになった。開運厄よけで護摩木を燃やす9月25日、災害復興を祈願して一緒にたきあげる。

 高田松原の松をめぐっては、京都の「五山送り火」で燃やすため取り寄せた薪(まき)から放射性セシウムが検出され、中止になっている。

 新勝寺は、表皮を削り、4.5センチ四方、長さ約90センチの角材に加工し、検査機関で安全が確認されたものを使うとしている。加工した角材からセシウムが検出された場合は、祭壇に祭るだけになるという。

 新勝寺の僧侶が7月末、慰霊法要のため被災地を訪れた際、同じ宗派で以前から交流がある陸前高田市の金剛寺に松の木を分けてもらうよう申し入れた。金剛寺も9月に被災者の供養で松を燃やす予定だという。

 新勝寺企画課の西村照衆課長は「震災で亡くなった方の供養と考えている。京都の話とは別に独自に進めていたことであり、京都で使用が中止になったこととは関係ない」としている。

朝日新聞より
Posted at 2011/08/18 21:06:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射能風評 | 日記
2011年08月17日 イイね!

山形ががれき受け入れの「放射能」独自基準に踏み切れた理由(わけ)は-

産経新聞8月15日

放射能汚染処理の難しさとエゴ

海岸沿いに残るがれきの山。人家が集まる地域はだいぶん片づいてきたとはいえ、そうした地域を離れると今も手がついていないがれきが目につく。数年はかかるとされる被災県のがれき処理の支援に手をあげていた多くの自治体に二の足を踏ませていたのががれきの「放射能」の安全基準がないことだった。その基準を山形県が全国で初めて設定した。廃棄物の受け入れは、放射能問題がなくても周辺住民の理解を得るのに一苦労する。国が安全基準を示さない中、自治体がしびれを切らした形だ。その背景には、山形の被災隣県としての“心意気”があった。

■基準の2分の1以下

 「復旧に向けて少しずつ歩んでいるが、がれきは思うような処理がなされていない。国の方針が定まっていないが被災県の隣県として、皆さんの理解を得て受け入れていきたい」

 山形市で11日、市町村や産廃業者を対象に開かれた会合で、県の担当者は冒頭、県が設定した安全基準についてこう説明した。

 県が受け入れるために打ち出した放射性セシウム濃度は1キロあたり4000ベクレル(Bq)以下。国が福島県内で処理するために示している8000Bqの2分の1にあたる。焼却については濃縮率を20倍とみて200Bq以下とした。

 2分の1にした理由について、担当者は「他県のがれきを受け入れるにあたり県民の安全安心に配慮した」と説明する。

■動きが鈍かった国

 がれき処理の広域支援のスキームづくりのために、県が環境省を訪れたのは4月20日に遡(さかのぼ)る。国土交通省など関係省庁をまわったが、「現在、各省庁で調整中」「独自でされては」と、腰は重かったという。

 県は5月9日に復興支援県会議を立ち上げ、宮城や岩手のがれきを海上や陸上輸送で運び、木くずを燃料として再生利用したり不燃物など種類に応じて再生、焼却、埋め立てなどを行う方針を決めた。

 阪神大震災時も他県でのがれき処理が行われた。国は、東日本大震災でがれきの広域処理の協力を各自治体に呼びかけたところ、42都道府県の572市町村・一部事務組合が受け入れを表明した。

 しかし、そこで浮上したのが放射性物質の問題だった。川崎市では、福島県のがれきが持ち込まれると懸念した市民らから3000を超える抗議が寄せられた。京都市、北海道・苫小牧でも同様に心配を訴える声があがったという。

 懸念の声は放射性物質だけではない。ダイオキシン、アスベストなどの環境汚染を心配する声もあったという。

 ゴミ処理は一筋縄ではすまない。自分たちのゴミであっても、処理場の設置であっても、運搬車の通行であっても周辺住民の理解を得るのは大変なことだ。

 そうした中で岩手、宮城の被災地からのがれきといっても、他県のものの受け入れによる風評被害を恐れる市民から反対の声が起きる可能性は低くはない。このため、県は、放射能濃度が高いとして県内で処理することを決めた福島の基準の「2分の1」という、「安心」の幅を設定することにした。

■数字が持つ意味

 基準値の数字を理解するのは難しい。基準値を1でもオーバーすれば健康に害があることを意味するのか。1低ければ安全とみなすのか。

 環境省の敷田寛・環境省廃棄物リサイクル課長補佐は、山形県の独自基準について「広域処理には住民の受け入れの理解が必要のため、独自基準は理解できる。被災地を支援するという強いメッセージだと思っている」と評価していた。

 ただ、環境省が11日付で出した「災害廃棄物の広域処理の推進についてのガイドライン」は、岩手県陸前高田市と宮古市の仮置き場にある災害廃棄物の放射性物質濃度を実際に測定、焼却によって灰に放射性セシウムが濃縮する倍率を33・3倍として計算していた。

 山形県は濃縮率を20倍としており、焼却の際の基準は200Bqとしている。しかし、国の33・3倍で計算すると、6660Bqになり、国の8000Bqより低いが、県の4000Bqをオーバーすることになってしまう。

 環境省が調査した陸前高田市のがれきの実際の値を使って計算しても4895Bqと4000Bqを超えた。

 ここで、重要なのは8000Bqという国が福島県に示した基準が持つ意味だろう。がれき処理でもっとも被曝する可能性が高い作業員の労働時間から年間の受容被曝量を計算して安全とした値であるということだ。

 33倍の濃縮率にしても、灰の中でも9割以上を占める燃えがら(主灰)ではなく、発生量が3%程度で、集じん機などで集めた排ガスに含まれるばいじん(飛灰)にすべてセシウムが移ると設定しており、現実的にはほとんどありえない仮定の数字だったという。敷田課長補佐は「安全評価委員会の専門家から厳しすぎるというご指摘もあったが、より安全なものをとった。だから、知見がもっと集積されれば実態に合わせて変えたい」と話していた。

 ただ、山形でも「あえて放射能にさらされたものを持ち込む必要があるのか。住民に説明がつかない」とインタビューした自治体の長もいた。

 11日の説明会でも「空気中にばらまかれた時、10年後でも健康を担保できるという基準の数字なのか」といった発言もあった。

 「数字は難しい。白か黒ではないから、少しでも出たら実際には売れない…」

 放射性セシウムにさらされた稲わらを食べた牛の肉から基準値以上のセシウムが検出された問題で、牛の肥育農家が嘆いていた。

 数字は一人歩きしやすい。数字だけで一喜一憂すると、数字が持つ本来の意味が失われてしまう恐れがある。

■満杯のがれき

 宮城、岩手の両県のがれき総量は約2400万トンにのぼる。発生地の1次仮置き場であら分別し、2次仮置き場で破砕、焼却することを計画しているが、平地が少ない海岸地域では特に、2次仮置き場の確保に苦しんでいる。

 宮城県気仙沼市ではめどがたっておらず、「8月いっぱいで満杯になってしまう」(宮城県廃棄物対策課)と話しており、一刻を争う状況になっている。

 山形は放射性物質の独自基準を示したが実は被災地の一部のがれきについて7月から民間事業者が受け入れている。村山市は7月7日から、気仙沼市の木くずを、米沢市は多賀城市の不燃物を同月19日から搬送している。

 他県のがれき受け入れにあたっては自治体同士が事前協議し、受け入れ自治体が了承する必要がある。村山市では受け入れにあたって、周辺住民への説明会を実施。搬送前、搬送後の測定、その後の継続モニタリングも実施している。実測値について、これまでは問い合わせに答えるといった形だったが、今後公表するとしている。米沢市も村山市も県が設定した安全基準をクリアしているという。

■正しくこわがる

 陸前高田市の被災松を京都の「五山の送り火」に使う計画は、受け入れをめぐって2転、3転した結果、結局最後のところは「セシウムが検出された」として取りやめた。

 取り寄せた薪の表皮部分から1キロあたり1130Bqの放射性セシウムがでたからということだが、京都市に聞いてみるとセシウムの値で判断したというのではなく、五山の保存会との間でセシウムが検出された場合には、数字に関係なく取りやめることになっていたという。専門家にも聞いたところ「燃やすことが安全かどうかわからない」と言われたというが…。

 陸前高田市の戸羽太市長は「今後がれきの処理でいろいろなところにお願いするのに持ち出せなくなる。被災地全体に迷惑がかかる」と報道のインタビューで答えていた。本当にやるせない騒動だった。

 こうした反応が起きるのは京都市に限ったことではないがあまりにも悲しい。「被災地から遠くに離れた関西だからでしょうか」と山形で、関西出身の私は問われた。樹木の基準がないから、という理屈があったにしろなにか「騒動はごめん」という気持ちが透けてみえるような気がする。

 薪は500本、がれき処理のように大量に燃やすのではない。検査のために採取したのも表皮だけだ。燃やしたからといって健康被害が起きるとは思えない。

 日本人の潔癖さは食品などの品質向上の原動力になってきたとはいえ、「正しくこわがる」必要があると思う。安全であることが第一だが、ゼロリスクはどこにもないのだ。

 日本の製品は被曝していると輸出拒否にあうなど、日本全体が風評被害で苦しんだ。科学的に判断してほしいと日本は各国に要請した。しかし、国内でこうした反応が起きてしまうということは結局、自分たちの首をしめることになる。

 山形県はがれき受け入れのために独自の安全基準を設定したが、そこには被災地を支援していきたいという「心意気」があったと思う。山形もさくらんぼや牛肉の風評被害に苦しんでいる。牛肉の全頭検査を全国に先駆けて実施するなど、農畜産県として風評被害をはらすのに取り組んできた。風評のいたみを知っているからこその対応だったと思う。

 こうして基準を設置して受け入れの環境も整えた。安全の確保が大前提だが、理屈のたたない「安心」のために、広域処理支援の計画を頓挫させることがあってはならない。情報公開、数字の意味の丁寧な説明に努めて計画どおりに、海上輸送などでがれきの受け入れが進むことをせつに望む。(山形支局長 杉浦美香)
Posted at 2011/08/17 01:15:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 放射能風評 | 日記
2011年08月15日 イイね!

被災松、送り火使用中止 表皮にセシウム 京都市一転

二転三転結局中止に。

なぜ、全数放射線検査で検出されなかった「当初使用予定のまき」を使わなかったのか悔やまれる。

300キロ離れた土地の食物ではなく「まき」に蓄積された放射能をどうこうするのも何かと思うが、基準がない以上一義的に検出されたものはダメという判断を一概に非難できないのかもしれない。

いずれにしても、広範に国土が放射能汚染されてしまった事実を改めて実感。

余りヒステリックな反応には、「東日本の人たちは、西日本に旅行するたびに、東の土を持ち込み、西の土を持ち帰ろう!そうして、西日本にも少しずつ射能汚染を分かち合ってもらおう!」なんていうブラックジョークもいいたくなる!?



朝日新聞

京都の「五山送り火」で、東日本大震災の津波になぎ倒された岩手県陸前高田市の松でできた薪(まき)を燃やす計画について、京都市は12日、中止すると発表した。市が取り寄せた薪500本の放射能検査をした結果、放射性セシウムが検出されたとし、「計画は、放射性物質が含まれていないことを前提にしていた。断念せざるを得ない」と説明した。

 計画をめぐっては、放射能への不安の声が一部の市民から寄せられ、送り火の主催者である大文字保存会が被災松の受け入れを中止。各地から苦情が殺到したため京都市が別の薪を取り寄せ、大文字をはじめとする五山の各保存会が16日の送り火で燃やすことで事態の収拾を図ろうとした。送り火そのものは予定通り行われる。

 薪は、市の要請で協力した福井県のボランティア団体などが500本を集め、11日に京都市役所に運んだ後、市が民間の検査機関に依頼。検査は、すべての薪の表皮と内側を一部削り取り、それぞれ一塊にして調べた。その結果、表皮のみ1キログラムあたり1130ベクレルの放射性セシウムが検出されたという。

 環境省は、焼却処分が可能な放射線濃度の基準を示していない。記者会見した門川大作市長は、中止の理由について「もともと送り火で燃やすには放射性物質が出ないことを前提にしていた」と説明。放射能に詳しい地元の大学教授に聞くと、「燃やしていいか判断できない」との回答だったという。

 市によると、薪は現地で長時間にわたって野ざらしになっていて、泥をかぶった状態だった。詳しい保存状態について、市は「ボランティア団体に任せていたので把握していない」と説明した。今後、市の施設で薪を保管し、処分するという。
Posted at 2011/08/15 22:47:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 放射能風評 | 日記

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