CVTストレーナー＆CVTオイル交換（２）

続きです。

パーツクリーナーで清掃。

新品のストレーナーを取り付け。
取付前には新品のＯリングにＣＶＦフルードを塗布して、滑りを良くしておきます。
固定ボルトは３本。
全て同じ長さでした。

マグネットとオイルパンを清掃。
オーバーフローチューブ、ガスケットは新品を装着。
オイルパンのボルトは全て同じ長さでした。

オーバーフローチューブは、プラスチック製です。

ドレンプラグを外したままの状態で、リフィルプラグ口からＡＴＦを注入していきます。
３．９Ｌ注入したところで、オーバーフローしました。
一旦、ドレンプラグとリフィルプラグを仮締めし、エンジンをかけ、各シフトポジションを往復。
油温調整モードにして、35～45度の間のときに、オイルパンガスケットを外し、オーバーフローを確認する。

今回はオーバーフローしなかったので、再度リフィルプラグ口からＡＴＦフルードを０．４Ｌ追加したところで、オーバーフローしてきました。
滴下状態になったところで、ドレンプラグとリフィルプラグを本締めします。
ドレンプラグ、ガスケットを新品に替えました。

取り外したストレーナーを指で擦ってみたところ、かなりの汚れが付着していました。

明細はこんな感じです。
オイルの価格や工賃は伏せます。

苦労した点は、ＣＶＴフルードの油温です。
約30kmほど走行して入庫しました。
整備に取り掛かる前に駐車場で30分ほどクーリングタイムをおいてから着手しました。

廃油は常温で熱くありませんでした。

親油を投入して、数回、シフトレバーをＰＲＮＤＭループさせてから油温を見たところ、４５度を超えていたので、クーリングタイムを挟みました。
入庫前に30kmほど走行していたので、ギア内の温度が上がっていて、親油を入れても調整温度域まで下がらなかったようです。

今日の気温は10度ほどでしたので、作業には良かったです。
夏場は油温も上がりやすく冷めにくいので、冷却に苦労するかもしれません。

交換後また20kmほど走行しましたが、車全体のガサつき感？がなくなり、加速がスムーズになりました。

圧送交換のように新油がきれいになるまで、という交換ではないので、残っていた汚れが出てきていると思いますが、また近いうちにドレンプラグとオーバーフローチューブを外して４Ｌほど入れ替えようと思っています。

一気に新油に総入れ替えするのが良いのか悪いのかは、わかりません。

フィーリングは良くなりましたし、不具合は起こっていません。