
こんばんは
日産ヘリテージコレクション見学5回目をお送りいたします。
U13型 ブルーバード(セダン)

BLUEBIRD SSSです。
デザインは北米市場の投入もあってアメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴにあるNDI(ニッサン・デザイン・インターナショナル)案を採用しました。しかし、これが日本人の感性にまったく受け入れなく販売面で大失敗に終わります。
U13型 ブルーバード(ハードトップ)

BLUEBIRD ARXです。
ARXは国内専用販売なのでデザインは神奈川県厚木市にあるNTC(日産テクニカルセンター)を採用しました。
ARXのトップグレードARX-Zのみ世界初の日産アクティブ・ノイズ・コントロールを標準装備しました。これは騒音(ノイズ)の波形と周波数を検知し逆位相の音を出して騒音を打ち消すシステムです。室内騒音のなかで「こもり音」が大部分を占めてるそうです。最近の装着車だとホンダ エリシオン、トヨタ マジェスタやクラウンハイブリッド、日産 フーガハイブリッドなどが採用されています。
日本車の新展開が始まった。BLUEBIRD×2計画
ターボ車(2.0SSSリミテッドアテーサ)は前置きインタークラーに変更し、アテーサも従来のセンターとリヤにビスカスからフロントにもビスカスを追加してトリプルビスカスになりました。エンジンも2.4L(KA24DE)の直4エンジンを後期モデルで追加し、S13で採用していたフロントウィンドウディスプレイがU13にも採用されました。今までとは違い、速度表示以外に方向指灯もモニター、半ドア、ブレーキの警告灯、マスターワーニング機能が新たに追加されました。S13、U13共に川村紘一郎さんが主管をされているのでその関係もあるかと思います。
目線をずらすだけなので便利ですね、もっと普及して欲しいです。
他にも溶接と接着剤を組み合わせるウェルドボンド工法.や、一体成型ボディの採用などボディ強化と軽量化も図られています。
乗ってみたいですが玉数がありません(涙)
とてもコストの掛かったモデルでした。
P10型 プリメーラ

この車のパッケージングは優秀ですね。全長はU12より短いのに室内は広いです、デザイナーは雑誌ベストカーのコーナー「デザイン水かけ論」でお馴染みの前澤 義雄さんです。ヨーロッパ車を意識してデザインされたみたいです。新開発のフロントマルチリンクサスペンションの評判も良かったです。
U13ブルーバードが大コケしたこともあり余計に売れました。
N14型 パルサー

GTI-Rです、みん友の『普通のGTI』さんと同じ型です。WRC(世界ラリー選手権)に参戦する為のベースになる車でした。
Y31型 シーマ

私が高校生の時に地元の友人が乗ってました。(本当に良く買ったなぁ)
個人的にシーマは初代のイメージが強いですね。
某イギリス車の様なボディ形状にハイパワーターボ。500万円以上の車が沢山売れたのはバブルの恩恵もそうですが、走り好きの中高年男性が多いのもあるのでしょうね。トヨタも初代アリストを投入してきました。
現在のシーマは・・・
R31型 スカイライン

2ドアクーペ GTS-Xツインカム24Vターボ

GTS-R

4ドアハードトップ GTパサージュツインカム24Vターボ
R32型 プラードハードトップ スカイラインGTS25

ピュアトロン

みん友の『ヨッコイしょーいち』さんや『がたのすけ』さんと同じ型ですね。『がたのすけ』さんの方は2ドアでGTS-t Type Mです。
R33型 スカイラインGT-Rオーテックバージョン40thアニバーサリー
R34型 スカイラインGT-R M-SpecNur
NISSAN GT-R

栃木工場でのラインオフ第1号車です。
Z32型 フェアレディZ コンバーチブル
Z
Z32型 フェアレディZ 300ZX

今でも古さを感じさせないデザインですね。ヘッドライトはランボルギーニディアブロ(後期型)にも使われていました。
プレジデントEV

大相撲の優勝パレードなどで使用されたオープンカーです。ガソリンエンジンではなく電気自動車です。
ニッサンMID4 (Ⅱ型)

エンジンはVG30DET型のツインターボで最高出力は330馬力。これを縦置きに搭載するミッドシップです。サスペンションはフロントはダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンクでハイキャスを装備。駆動方式は4輪駆動で量産化される予定でしたが白紙になりました。
リーフパトカー

映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」で使用された車です。
ルネッサFCV

99年当時の日産は、メタノール改質型燃料電池車を走行実験していました。
U30プレサージュなどとプラットフォームが共通の為、ルネッサに燃料電池を搭載する為に搭載しないプレサージュの床も同じく高くなっていました。
ゼクセル スカイライン
スーパーシルエット達
ダットサン1000 210型 『富士号』

ラリー中に木に衝突してできた凹みをあえて残してあります
ダットサン1000 210型 『桜号』

2台ともレストアされ現在は綺麗に復元、ニスモフェスティバルで走行しました。
411型 ブルーバード1300SS

66年第14回東アフリカサファリラリー クラス優勝車
貴重なラリー車達
車両の整備場
ニッサン80型バン

この車は商品搬送用として三越百貨店が使用していました。
1939年から、1965年頃まで26年もの間活躍していました。丈夫ですね。
以上5回に渡り大雑把でお送りしました。こちらの自由時間は45分です。撮っていない車もあります。ゆっくり見てるとあっという間に時間がきてしまいますのでご注意下さい。
それから、私は車のサイドをあまり撮っていません、その理由は車と車との間隔が狭く撮影しにくいので止めました。せっかくの貴重な車両達ですので傷を付けない様に撮影の際は十分に気を付けて下さい。
帰り駐車場に行ったら、自分と見学時間が一緒だった若者?がうちの車の運転席を見てました(汗)また機会があれば行きたいですね!!皆さんも是非ご家族、お友達で行ってみてはいかがでしょうか。
Posted at 2014/04/16 00:24:08 | |
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