SX125フロントホイールのオーバーホールその2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ブレーキディスクを固定するボルト、やっぱりCRCでは歯が立ちませんでした。目には目を、歯には歯を、塗料にはバーナーをってことで、ネジロック剤を外す時と同じ方法、ライターで炙ってみました。後の作業を考えて、初めにボルトの頭側、次にボルトの裏側から炙ります。(写真撮影時はビニールの上に乗ってますが、本番は溶けたりしないように木材の上でやりました)
念のため、ダスターを逆さで吹いて急速冷却、ボルトの径をちょっと小さくします。すかさず、CRCより効きそうな水置換性、浸透性の錆取りオイルを吹きます。これで、ネジの隙間が濡れたハズです。
ここで事件勃発。CRCを除去するためにパーツクリーナーで磨いて、乾いたことを確認してからライター着火!ボッ!!びっくりしたー!!!
夜な夜な作業出来るように玄関内に持ち込んで、狭いところで作業していたために、揮発したパーツクリーナーが滞留していたようで、目の前で小爆発を起こしてしまいました。嫁が帰る前だったので、もちろん内緒です(笑)
2
しばらく置いて、インパクトドライバーでガツン!一発で緩みました!!
やっとこさ外れたブレーキディスクを見てちょっと感動。
3
やっと本番、タイヤ外しに取りかかります。自分なりに裏表や方向がわかるようにマジックで目印を入れておきます。とりあえずハブにはエアバルブ向けの矢印。
ここでチューブの空気を抜いてしまいます。ムシ外しを使って、少し緩めたらシューって空気が抜け始めます。だいたい抜けたところでムシを抜いてしまいます。慌てて全部緩めたら、多分ムシが飛んでいってしまうと思います(笑)
4
タイヤレバーを隙間に突っ込んで、タイヤ両面のビードを落とします。ホイルのリムから引きはがす感じですね。難しく考えていましたが、このタイヤは柔らかいので、1ヶ所落としたら後は手や足でモミモミしたら簡単に落ちました。
両面落ちたら、タイヤレバーを使ってガバっとホイルから外します。結構な勇気と勢いが必要です、ゴムで出来ているとは言え、輪ゴムのように簡単には伸びませんから(笑)1ヶ所外れたら、戻らないようにタイヤレバーを突っ込んで固定しながら、ちょっとずつ廻りを外して行きます。初めは難儀しましたが、ちょっとコツをつかんでしまったらどんどん外れていきます。
5
片面全部外れたら、エアバルブを外し、隙間からタイヤチューブを抜きます。その後、手と足を駆使して、タイヤからホイルを抜き取ります。
6
スポークはホイルの外輪側にネジで固定されているので、専用の工具を使って全て軽く緩めます。次に、タイヤがついていた部分からマイナスドライバーを使い、抜けない程度に全部緩めます。
この時、ハブ側に入れた目印の所から出ているスポークが入る外輪側の穴にも、印を入れておきます。
7
スポークは何本も交差していますが、よく見ると規則性に気付くと思います。規則性に気付くまでじっくり観察しておかないと、元に戻せません(笑)
大きく分けて内掛けと外掛け、そして両面あって、それぞれハブ側、外輪側の穴の向きも違っています。内掛けと外掛けでスポークの長さや曲がりの角度も違う事もあります。くどいですが、絶対によ~く観察しないと、元に戻せなくなります。写真も何枚か撮影しておいた方が安心ですね。
規則性が理解出来たら、内掛けを全部外して、次に外掛けを外したら、バラバラです。出来たー。
8
ここに埋まっているベアリング、どうやって抜こうかな~なんて考えながら、この日の作業は終了しました。
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