
(このブログは、自分自身の振り返りからの考察、ストレスの吐き出し、注意点の見直し、今後の展開を考え直すために書いて見ました)
この日は春うららで、暖かさもMAX、天気もいいって言うのに、受け持ち患者さんのTさんから診察に立ち会って欲しいと言われ、主治医の許可をとってお邪魔しました。
最初は外泊の話とか、当たり障りない話でした。と、診察も終わったかのように思われたその時、Tさんは言いました。
「お父さんの還暦祝いが終わったら私の役目も終わったし、死ぬかもしれません。もういいんです。」
と。
さらに続けました。「これで綺麗に消えられる」と。
常に自殺願望はあると自分に何回も言っている方ですが、もうふざけんなですね!だんだん頭にきた熱血単純おバカナース、診察は主治医から綺麗な死に方なんてない、簡単に命を絶ってはいけませんと言われ、終わりました。
そして、お約束?の食事、服薬拒否状態だったので、自分が薬を届けにいくと、Tさんは寝ており、自分に気づいて、泣きながら自分の過去の話し、ストレスの話し、家族関係の話を始めました。(もう何回も聞いていますが…笑)
先のブログでもチラッと出しましたが、ボーダーラインと言われるタイプの方、実際は決してそんなことはないのに、自分は孤独だと思いながらも実際はそうならないためにとてつもない努力をし、その努力の中も独特の対人関係(自分にとって「いい人」にはものすごく寄ってこれでもか!というくらいに褒め倒すのに、いざ嫌な事があったら一気に「悪い人」になり、他者を巻き込み攻撃する)また、人によって極端に都合のいい話しをし、内部分裂を起こさせるかのような動きをしたり、孤独にならない努力はついに命をかざし、「今から死にます」平気で言ったりしまいにはリストカット、大量服薬など自傷行為を繰り返す、かなりのエネルギーと精神力を要する相手です。また、「障害」なので病気ではなく、薬も精神療法も効果が出にくく、治療関係も維持困難な方たちです。
この人と接していると、いろんな感情が出てきます。大概怒りとか、悲しみとか、辛さとかですが、この感情を自分が持つ状態は、すでに相手の術中にはまっている状態です。(専門用語では「操作」と呼ばれる)このタイプの方と接する上で重要なのは、いい人でも悪い人でもない、ドライな部分を持ち合わせることが大切、と思っています。
でも自分は、つい喧嘩することも…感情に対して素直に反応する自分、まだまだ修行は足りません。
でも、ここで重要なのは、ボーダーライン以外を相手にもそうなんですが、「自分が何とかしなければ!」とか、「自分がこの人を助けるんだ!」とか、「自分のせいで…」とか、思ってしまっては先行き非常に厳しいです。一般に、ナースはその職業に求められる内容からも、特にこの言葉に代表される感情や考えを持ちやすいと言われます。しかし、病気を治すのはあくまでも医師の仕事、ナースは健康回復の手助けを担っており(これがまた広いのですが汗)自分自身が行き過ぎた正義感や万能感を持ってはいけないと思います。人の役に立ちたいという思いは非常に大切ですが、ここまできたら、逆に自分を見失い、また見方を変えると自己中心的で自分本位、自己満足な状態と言えるのでしょう。自分もかつて、よく思い込んで失敗したものです。(未だに、という噂も・・・(;´Д`)ウウッ… )
ですから、特にこのタイプに対しては、多少の失敗も悩まないようにしています。そして、多少感情のやり取りとなってしまっても、自分を嫌にならないようにし、受けたストレスはきちんとどこかで処理するように心がけています。
ホントに難しいです@ボーダーライン、でも、この人たちと関わると、いろんな自分が見えてきます。自分は振り返らないのに他者はよく見えていろんなことを言ってくる。感情的なものが多数ですが、検討してもいい内容もあったります。
ということで、このような方々に対峙した時、今の自分の状況に神経を集中させ、自分ひとりで抱えてないか、先に挙げた感情を持っていないか、自分自身や他者を通じて常に管理しています。文献では「関わらないで退散しなさい」と書かれるものもあるくらい、エネルギーを要します。でも、逃げてしまってはそれこそナースの意味はないので、どのような関わりがベストなのか、文献や先輩の言葉、今までの経験を振り返りながらは考えています。果たして本当に手の打ちようがないのか、それは精神科ナースを続けていく上で、見極めてみたいテーマですね。
あと、この中でボーダーラインはどうしようもないと言った印象を受けやすいのですが、決してそんなことはないですよ。適切な距離を持って、誠実に関われば決して根は悪い人でもないなという部分も見えてきます。もともと素直すぎるのと、決して自分自身だけでは作り上げられたものではない障害なので、すべてを「その人」のせいにしてはいけないと思います。
おっと、こんなに語っている時点で「どっぷり」という話も…_| ̄|○…ウッ…
そうそう、結局こう言いました。
「死ぬ」という言葉を簡単に口にしたこと(理由を考慮して)に対しては、
いい加減にせぇやゴルァ━━━━━━(゚Д゚)━━━━━━ !!!!!
でも結局、よくよく考えてみたら「死」というキーワードは、人に、受け持ちである自分に話を聞いてもらいたい布石だったのかも…どんな言葉を放たれても、どんな感情を持っていても、相手にとっては「自分の側に存在してくれるいい人」でしかないのかもですね…
o(・_・= ・_・)o キョロキョロ (´・ω・)y--oO○ エトー・・・ Σ(゚Д゚ υ) アリャリャ?????
分かっているようで、全然分かっていない、相変わらず分かったつもりな困ったさんナースでした!@きあるナース!(笑)
でも、ちゃんと次の作戦は用意しています。(笑)相手には今自分自身で放った言葉はどんな言葉か、どんな思いでいるのかを気づけるようには仕向けています。これからも、自分をつぶさない、思い上がらない、自己満足に陥らないように気をつけながら、日々勉強させていただく思いで頑張りま~す!
長いこと、御精読ありがとうございました!いろいろ分かったぁ!
キタ━━━━ヽ(^A^ )ノ━━━━!!!!
Posted at 2007/04/21 11:02:47 | |
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