ご無沙汰しております。
この下半期、特に9月からは、ただひたすらに走っておりました。
まずは、VitzのアシのOH、今回は直接オーリンズの直営店にアシを持ち込み、ジムカーナとハイグリップラジアルをメインとした仕様変更を行ないました。圧倒的に足りないバネレートはフロント3.5kg→6.0kg、リアは3.3kgのままに、それに合わせて減衰特性も仕様変更しました。組み付け時にはTRDの強化アッパーマウントとキャンバーボルトも投入し、フロント2°のキャンバーをつけました。タイヤは、ここしばらく愛用のTOYOのPROXES R1Rを継続して使用しました。それと、バケットシートの角度を本来の推奨する角度に戻し、取り付け穴を後ろ側にしてより幅広いセットが取れるようにしました。角度を戻したことによってシート高が下がりましたが、慣れで何とか(笑)
仕様変更後の走行会は初挑戦の大日スキー場、勾配付きの長いレイアウトが売りで、下りをがっつり踏み切るところからスタートでした。それにしてはあまりにも車高が高かったので、急遽車高を10mm下げて対応し、トラクションの抜けなどをある程度解消できました。
次はこれまた初めてのIOXアローザ、ここでは減衰の設定変更やタイヤの空気圧をいろいろ試しました。この時点ではF:2.6kg、R:2.2kgあたりで落ちつき、減衰もF:7、R:5あたりで落ち着いていました。しかし、アローザは広い!思い切ったライン取りもでき、いい経験になりました。
次はまたも大日、今度の走行会は見たことも無いようなパイロンの数!びっくりするくらい回る指示の多いこと!いやあ苦労しましたが、こういうコースももあるんだと苦労しながらもいい経験になりました。
次はいよいよおわら、この11月は4回もの走行会の設定があって、体力勝負でした(笑)まずは「みんなで安く走ろう走行会」で、久々のおわらサーキット慣熟といった感じでした。しかし、ここでいろいろなアドバイスもあり、おわらの意外なコースの秘密なんかも聞けたり…(笑)
次のカリガハラ、ここでは思い切った実験をしました。減衰は、柔らかいセットと硬いセットはどっちが速いの?というものです。普段乗りのセットと今まで走行会向けとしたセット、結果はやっぱ硬い方で(笑)アクセルを開けるタイミングがワンテンポ早く取れました。
次もカリガハラ、ここでは360°ターンの回り方を考えてみました。うちのVitzは周知の通りATですので、LSDなる便利なものは組めません。LSDがあればサイドを引いて回ってからアクセルオンでしっかり脱出できるのですが、それができないのと、サイドを引いて回りきってから失速するクセがあるので、どうしたらよいかと考え、細かくサイドを引くことによってちょんちょんちょんと回ることができ、今まであった途中で失速することの無い、スムーズなサブロクターンができました。そして、いつもコーナーやターン出口でアクセルを開けすぎ無用なホイルスピンを誘発してロスをしていましたが、アクセル開度を細かく合わせ、ホイルスピン無くすよう心がけ、これもタイムアップにつなげることができました。とにかく路面に駆動を伝えてあげないと走らないので、無駄なホイルスピンを避けるように心がけました。
ここで、タイヤが終了(汗)減り方を見て思いましたが、真ん中が減っているのです。どうやら空気圧不足とバネレート不足が考えられました。そこで、次のおわらサーキットでは思い切ってF:3.1kg、R:2.9kgまでアップしたところ、無用なリアのズルズル感が無くなり、フロントもステアリングの応答性が増した感じでした。後で某文献で知ったのですが、R1Rはショルダーがとても柔らかく、普段乗りのままではタイヤの減衰が大きくなるとのことでした。そこで空気圧を高くし、タイヤの面をきちんと路面に当ててあげること、荷重がかかった時に不要な減衰が発生しないようにする必要があったようでした。この時逆にショックの減衰が硬く感じたので、F:7、R:7にしたところドンピシャ、見事久々のベスト更新となりました!
本当はここでおわりなところを、12/13にまた逝きました!(笑)ここでは今までの経験を総結集し、空気圧やショックの減衰、技術面ではアクセルの開け方、ラインの取り方、根性の出し方(笑)までイメージしながらいき、更に思い切って105%くらいの領域へ突入、見事更新と相成りました。ここでは、タイヤの温度管理、特にR1Rでは熱しやすく冷めやすい特性があり、アタック中にラインが変わるほどの変化が感じれます。どのあたりがおいしいところで、どのあたりから熱ダレか、体感で知ることができました。
総括すると、まずはアシ作りは正解だったようです。バネレート不足が今までの走りにくさの原因だったようで、ロールの減少に伴い走りやすさが向上しました。しかし、タイヤの減り方からもまだバネレートが足りてない可能性がありますが、まずはコーナー出口でのトラクション向上も図りたいので、スタビライザー強化を考えています。ロールを減らし、ショックがしっかり動いていながら左右しっかりと接地させられることを目指し、より一層のトラクション向上を図りたいです。これでも改善が見込めなかったら、F:8.0kg、あるいは思い切って10.0kgのバネを考えたいところです。
そして、操作側でコーナリングの向上を図るべく、ステアリング交換にチャレンジしてみたいと思います。何か調べたら、画期的なステアリングボスもあるようで、体型の違う夫婦でも対応できそうなパーツです。エアバッグが無くなるので軽量化にも貢献できそうです。
メンテナンスでは、油脂類の交換、ブレーキでは高回転でブレーキが固くて踏みにくいといった現象が見られ、マスターシリンダー?サージタンクからのホースやバルブ?を疑っています。フルードの劣化もあるので、まとめてメンテしたいです。
しかし、一番は「経験量不足」が問題だったので、ただひたすらに、走ることにしました。一生懸命やっていたつもりですが、いかんせんご迷惑をおかけしたこともあったのではないかと…でも、ありがたかったのは、声をかけてくださった方がたくさんいて、いろいろなアドバイス、情報を得ることができました!これが、一番大きくてありがたかったことでは無いでしょうか?
そして、うちのVitz、ATであることやNAであることの不利さはありますが、逆にいろんなことを考えて走るようになっているので、Vitzに育ててもらっています。ギアの選択やギア比の難しさ、パワーが無いクルマの走らせ方、もっと追求して次のクルマを考えたいと思います。個人的に、もう一度FRで、ヲヨメにもFRの面白さを知ってもらいたいですね。
今後ですが、一応のシーズンオフ?になりますが、3月までに月イチで走れたらいいなと思っております。来シーズンはおわらとジムカーナをメインに、遠征も含めて走っていきたいと思います!
※付録<来シーズンまでに欲しいもの>
・スタビライザー
・ステアリング
・車載用のコンデジ(どれがいいかはこれまたアドバイス頂き済笑)&取り付けアーム
・シフトランプ(L→2のシフトアップでレブらないように)
・新しいグローブ
・これらが購入できるお金(もちろんですね!笑)
来シーズンも、
どうかよろしく
お願いいたします。
夫婦で色々考え
試行錯誤して
まいりました。
来シーズンも
切磋琢磨して
腕の向上を
目指して
いきたいので、
皆様!
どうか、
よろしく
お願いします!
Posted at 2009/12/14 19:15:54 | |
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看護記録走行レポート | 日記