
今朝は、休日にしてはいつもより車が少なかったように感じました。曇天だからですかね。
まずは、花粉を落とすために洗車。
行きつけの洗車場は半分以上は埋まっているのが常なのですが、ここも貸し切り状態でした。不思議な感じ。
9時前頃に終了し、その足で町田市立国際版画美術館へ向かいました。
無料で広い第2駐車場へ。
到着時はガラガラでしたが、出るときは結構埋まっていました。美術館に隣接する公園利用の人が多いのでしょうね。

お目当ての企画展。
中世以降の書物の動植物関係の「挿絵」にフォーカスした展示会です。

10時開館で、まだ15分程あったので隣接する公園へ。
桜は3分咲きくらいですか。
場所取りされていますね~

美術館らしい可動式オブジェ。
時間になったので館内へGo。

最初の方の中世時代の挿絵が特に眼福でした。
当時は白黒の線画(銅版画)が基本で、線の重なりの密度で濃淡を表現するのです。
その技法だけで物の質感の違い(金属や服の布など)や背景の奥行き感まで描写されているんですよね。
一枚の画に細々と色々なものが描き込まれて情報量が膨大なのに、構図は破綻せず見せたいものがしっかり表現されています。
写真と見紛うばかりの完成度で、まさに超絶技巧の一言です。

これが描かれたのは、大坂夏の陣の前年なんですよね~
併催の企画展は、日本の江戸時代以降の動植物が題材の版画展です。
こういう、少ない線と色と構図で、的確に特徴を捉えた画が好きなのです。

歌川広重作の小品が多数。ヤマセミですかね。

定番の東海道五十三次などもありました。
これは金沢八景の画。
1フロア1~2人程度でガラガラで、じっくり鑑賞でき、イイもの見られてリフレッシュできました。
1時間程滞在して帰路へ。お昼前には帰宅しました。
Posted at 2023/03/21 17:34:50 | |
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