
年が明けてから好天な週末が続いていますね。用事が無い週末は喜々としてお城を巡っています(^^)。
南関東&自宅周辺でも積雪が2回ありましたが、いずれも金曜で翌土曜は文句無しの晴天、というパターンでした。
出かけたい欲望と、残雪や路面凍結のリスク(早朝出発が必須ですので)、との天秤で葛藤するのです・・・
1/27は日中は結構積もったのですが、1/28翌朝に雪はほとんど消えていました。
凍結は気になりましたが、これならGoです。
行先は千葉の北側。酒々井の「本佐倉城」。
7年ぶりですが、整備が進んだとのことで再訪したかったのです。
が、道中の東京湾沿いは全く雪は無かったのですが、千葉に入って佐倉あたりから道路上以外は結構雪が残っておりました。
千葉は温暖なイメージでしたが、北側は意外にがっつり冷えるのですね。
9:30頃に広い駐車場に到着。
ここがメインの入口ですが、お城の南側にも舗装された広い駐車場がありました。

日陰のところは結構雪が残っていましたね。

東山馬場から。いい眺め。

粉砂糖をまぶしたケーキみたいで、趣があってイイですね~。
完全に雪に埋もれて遺構が隠れてしまったら見学どころではないのですが、
これくらいならいい感じです。

奥の山と呼ばれる曲輪。

主曲輪の虎口(入り口)。雪で構造の形状が分かりやすくなっています。

主曲輪から駐車場の方を。
マイ トゥインゴしかいないですね(^^;)。
右の建物はトイレとプチ資料館。ガイドの方が数名常駐されていて、ガイドを依頼して見学することも可能だそうです。ここで、高精度な縄張り図と遊歩道のチラシ、お城を紹介した立派な小冊子を入手できます。これは必携ですよ。

大迫力の大堀切。整備が進んで見やすくなっていました。
2/10は1/27より本格的に積もりました。
が、2/11翌朝にはまたも消えてくれました。
他の地域はどうなっているか不安でしたので、自重して電車で。
9時頃に南武線 谷保(やほ)駅に到着。東京都国立市です。
目的地は「谷保城」です。

道中、思った以上にかなり雪が残っていましたね。

お城の麓が公園に整備されています。

梅がちらほらと。

広場は子供の遊び場になっていました。

古民家が保存されています。

唯一お城らしさが残る、堀底道。

左が主曲輪ですが、三田氏の末裔の方が住んでおられる私有地で、入れません。

三田氏館や三田城となっていますが、「谷保城」と称しているサイトが多いのですよね。

近くにある「くにたち郷土文化館」へ。
いわゆる郷土資料館で見学無料です。お城の資料も少しですがありました。

ここの歩道にあるマンホール。

駅名は「やほ」ですが地名は「やぼ」なんですね。道中にあった神社も谷保(やぼ)天満宮でしたし。
濁点の有無が混在しているケースはままありますよね。
翌2/12は、埼玉 ときがわ町の「小倉城」へ。
8年ぶりの登城です。ここも整備が進んだと聞いており訪ねたかったのです。
9時頃に広い駐車場に到着。日陰のところはまだ雪が結構残っていましたね。

県道から。駐車場と背後の山が小倉城です。

高精度な縄張り図。同様の情報が掲載されたパンフレットが置かれており、必携です。

かなり良く整備されており、郭5のような遊歩道から外れた曲輪にも問題無く行けました。
隅から隅まで見学できて楽しいですよ。
ただし、現在、桝形虎口から東側は発掘調査中で立ち入り禁止になっています。
郭1と郭3を仕切る堀切。

ここの見所の石垣。関東では石垣のある城は希少なのです。一般のイメージと異なり平石が積まれたもので、長野の城にも多い造形です。

郭1は結構雪が残っていました。
雪で土塁と平地がわかりやすくなっています。

郭2からの眺め。
落葉した冬ならではです。葉が生い茂る季節は見られなくなりそうですね。

郭2と郭4を仕切る大堀切。
大きな堀が結構残っているのもこの城の特徴です。

現状でも十分見学しやすくなっていますが、今も整備が進行中のようです。期待大ですね。
個人的には、本佐倉城と並びここもかなりオススメのお城です。
Posted at 2023/02/18 15:45:12 | |
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