Earthing Guide for X-TRAIL Page1 <アースシングキットの内容>
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
市販されておるアーシングキットは車種別で販売されており、基本的に簡単な説明書が付属されているので説明書通り施工すれば、DIYで装着できる。ただ、同封されている説明書は、大手家具店で販売されている組み立て式家具の説明書のように、簡素な説明書なのでわかりづらい部分もある。販売店のインターネットでも取り付け方法を詳しく解説しているページもあるので参考にしてみよう。
金額は、15,000~2,000円くらいまである。
今回購入したのは、「アースモンスター・極 アーシングキット」
「ニッサン/エクストレイル/NT30/QR20DE」
コード色:ブルー(14sqケーブル)
購入の際は、車検証を良く確認して注文すること。同じモデルでも型式 / エンジン / 排気量 / 吸気が違うので注意したい。
2
= アーシングケーブル =
・導体断面積は、14sqを使用
・耐熱温度はUL規格で105℃です。
アーシングケーブルには、ラベル番号が貼られています。
この番号と取付説明図のポイント番号(写真)に対応しています。
取り付けの際はこの番号を合わせて取り付けます。
圧着端子 はニチフ製を使用しています。
※ラベル番号は作業中に取れそうなので、絶縁キャップ にマジックで番号を書き込みました。
3
= ターミナルプレート =
・純金(24金)メッキで仕上げ
アーシングケーブル・ラベル番号①をまとめて取り付けます。(アーシングケーブル5本分)
バッテリーターミナルのマイナス側に取り付ます。
※市販品は、清和工業からアーシングターミナル(L字金具)が800円 位で売られているが、端子が少ないのが、難点
自作の場合、厚さ3mmの銅板を使って自由に製作するのも方法のひとつ
※長年の使用にメッキはがれによる腐食が起こります。
バッテリーターミナルの酸化とともに定期的なメンテナンスが必要
4
アーシングキットの14sqアースの線の種類を画像にしました。
<記載内容>
・アースの線の各長さ
0.42+0.77+0.67+1.38+1.43+0.46+0.5=5.63m
・ニチフ製圧着端子のサイズ
・アーシング接続取り付けポイント(位置)
※発電機、電動機及び、その他の電気機器などの口出し線として使用で使用する。「シリコーンゴム絶縁ガラス編組電線 LKGB 14sq」という製品があります。卸直販で 1m 500円位です。耐熱180℃くらいです。アースキットのケーブルの耐熱は、105°Cなので、LKGB 14sqの方が遥かに耐熱が高いです。太さはタバコ1本より少々大きいくらいです。また、溶接用アースケーブルがありますが、材質が天然ゴムなので耐熱に対して少々不安が残ります。このようなときのエンジン周りは、『コルゲートチューブ』を巻いて対応します。
キットを買わずにこのようなケーブルを利用するのも方法です。
これを買った方が安上がりです。6m×500円=3,000円位
ケーブル以外に圧着端子が必要です。(画像参照)
ケーブルへ圧着するのには、圧着工具が必要です。
圧着工具は、ハンドプレス(HOZAN等)のもので6,000円位しますから、持っている友人にや借りるか、電気屋工事店等にカシメて貰うのが一番です。
5
= ケーブルの単位・スケアとゲージについて =
ケーブルの断面積の単位には「スケア」と「ゲージ」とがあり、混同しやすいものです。
スケアは、sqと表記され、スクエア(Square)がなまった呼称で、日本ではよく日本ではよく
『スケ』と呼ばれます。
スクエアという名前が示すとおり、1スケアはおおよそ 1平方ミリの断面積を示します。
ゲージ(アメリカンワイヤーゲージ)は、アメリカの電線規格であり、AWGと表記されます。
UL(Underwriters Laboratories Inc.)規格として認定されています。
あくまでも芯線(導体)の断面積の単位ですので、皮膜の厚みは含んでおらず、ケーブルの太さとは異なるところに注意しなければなりません。また、sqは、数値が大きくなればなるほど大きな断面積となりますが、AWGの場合は、数値が大きい程細くなり、小さい程太くなります。この点には要注意です。
ー スケアとゲージの換算対応表 ー
sq AWG 断面積(m㎡) 許容アンペア
22 sq AWG 4 21.15 110A
14 sq AWG 6 13.30 90A
8 sq AWG 8 8.368 70A
※14 sqのキットを購入したが、 8sqでも十分だろう。
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