タイミングベルト交換 4(完了) 290615km
1
バランサベルトを力いっぱいはめようとしてもはまらない上に、一番手をこまねいたのはリヤバランサの合わせ位置。
後ろのサービスホールから何か(本当はSST)を突っ込んで止めればいいらしいんですが、色んなところで止まってワケが分からない。
上の切り欠きは?右下のポンチマークは?
2
ふらふらになりながらディーラーさん行って位置決め方法を聞いたら以下の答え。
・SSTはおろかサービスホールも使わない。
・ポンチマークの合わせ位置はエンジンブロックに刻印してある「↑」で示した位置。
・バランサベルトは基本的にゆるゆる。力をいれてはめるものではない。
・・・だそうです。
写真の状態ではズレているように見えますが、クランクの位置を出した状態でバランサベルトをはめるとこうなります。
念のためにホールから差し込んだマイナスドライバーがすんなり入ったのでよしとしましょう。後はエンジン始動後のお楽しみ。
■11年5月10日追記■
この後1コマ時計方向にずらしました。
その方がベルトに回転負荷がかかったときに合わせマークに近づきます。
3
順番が逆になりました。
ベルトをはめるときは、
プーリにベルトをかけながら差込
↓
フロントバランサにベルトかける
↓
リヤバランサにベルトをかける
↓
バランサアイドラにひっかける
という順番で作業を行うとスムーズです。
写真のバランサアイドラは、上限(緩めいっぱい)まで一旦上げて仮止めしておくとベルトが入りやすくなります。
ベルトがきちんとかかったらボルトを緩め、マニュアルの通りに張り調整。
調整後のベルトは超だるだるですが指で張り直してはいけません。異音の原因になるそうです。
4
ついでにフロント側のバランサ。
合わせマークがすごくわかりやすいです。
そしてリコール対象車だったのでオイルシールのストッパが付いてます。
リコール対象外の初期H22Aでもこのシールは抜けますよー。
5
バランサベルトの付け方が分かったので一旦撤去。
そしてまた、タイベルのオートテンショナ撤去&再度縮めてストッパ組込。
テンショナのストッパは改めて部販で買いました。
オートテンショナを長持ちさせるちょっとしたおまじないがあると聞いたので、それをしたかったのです。
※新品のオートテンショナにはストッパがついてきます。尚、ストッパ単品でのメーカー在庫数は現時点で「8」です。
6
ああ・・・オートテンショナ組込失敗。
ストッパの付け方が逆でした。これじゃエンジンに組めません。再度縮めなおし。
オートテンショナ縮め作業は「万力使用推奨」の作業です。素手でもできますが結構苦労します。
7
ストッパはオートテンショナの刻印がある方向からはめこむのが正しい方法です。
ストッパが外れないようにエンジンに組み、組み込んだらストッパを外します。
8
おまじないというのがこれ。
オートテンショナによって押される部分に少量のシリコングリースを塗ると、テンショナの寿命が延びる・・・らしいよ!?
本当はどうなんだろう・・・でも直に接触するよりはやさしいかも。
といったところで長かったタイミングベルト&バランサベルト交換、終わりです。
※まだエンジンはかけていませんので、この方法が正しいとは言えません。真似して壊しても知りません。
■11年9月4日追記■
試験運転結果は良好。現在問題なく走っています。
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