燃料タンク点検・ホース全交換①
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ガソリンタンク周りの作業は、非常に危険です。安易に行うと火災などにつながりますので、工場での作業を強く推奨します。事故等ありましても責任負えませんので。
2018年車検をとった後、マスターシリンダーから液漏れを起こし、再度OHも改善せず、そのまま乗らず放置。車検切れを機に一時抹消し長い休眠に入っておりましたが、ガソリンの劣化が気になりタンクを下すことを決意。
まずはエーモンのポンプでガソリンを抜きます。携行缶のサイズが20Lなので、徐々に抜いていきます。
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携行缶へ移したガソリンは・・・車庫内保管のためか、思いのほか劣化が進んでませんでした。長期保管を見越してフューエルワンを入れておいたのが功を奏したかも。コーヒーフィルターでろ過してアドレスで35L?位使いましたがノントラブルでで使い切りました。
画像は移し替えのイメージ。フィルターが汚れていますが、汚れた手で触ったので黒くなってるだけです。実際はほとんど汚れもありませんでした。
ガソリン残量が多く、アドレスで消費しながら徐々に携行缶へ移したのでここまで3か月。。。。
3
タンク内がやっと空になったので、満を持して下ろしました。
案の定四半世紀の汚れが蓄積してます。
ベンチレーションのホースが白くなっているのはカビのせい。ホースは当然交換します。
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外したセンダゲージ・燃料ポンプ。
燃料ポンプは錆もなく見た目は良好ですが、新品へ変える予定です。
しかし純正品が高いのなんの・・・
ハイカムハイコンプ仕様に85Lの吐出量では不安なので、某S社の165Lポンプへ変更する予定。
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センダゲージに亀裂が入っていました。
ここは鋭角になっているので応力がかかって疲労的に広がったのでしょう。
外して点検した結果、亀裂が外側のパッキン側まで達していました。
残念ですがセンダゲージは新品交換しかありません。2万円ほどで痛い出費ですが、安全にもかかわる部分なので、ここはけちるわけにはいきません。(新品を購入済み)
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四半世紀以上の汚れを落とすべく、内外とも水洗いします。
タンクは亀裂等もなく問題ありませんでした。タンクが金属製だったらこうはいかなかったかもしれません。
ホースは全てカチカチに硬化しているので全交換します。
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ホース交換後。
画像箇所のデリバリーとリターンは生産廃止のため手持ちのA6D40-N7686を使います。
プロテクタはかぶせてあるだけなので、前のホースから移植。
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ブリーザーのうち2か所は、入り口と出口の径が異なるため、純正品を注文しようとしましたが、生産廃止。
手持ちのA8791-AP070が良い感じでつきましたのでこちらで対応。
(17335PB・17335PC)
ホースバンドはメインとリターンは純正を使いますが、ブリーザー回りはコスパに優れた社外品を使います。品質の良いバイク用品のキジマ製をチョイス。それにしても純正部品の近年の高騰ぶりには閉口します。
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ブリーザーホースは、上の2か所以外は概ね下記の品番で対応できました。
ブリーザー回り:B2320-AU370(これも手持ち)
そのほか、給油口からのフィラーホース・リターンホースもゴム劣化のため新品交換します。
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ブリーザー回り。ホース交換後。
ホースがきれいだとやはり気分が良いです。ホースは一通り交換済み。
現在ここでストップ中。
タンクは外したままだと邪魔なので車へ搭載し、ポンプを取付予定。
急いでいませんので、ゆっくり進めます。
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