４WDの切替え機構を取り付けようとして大変なことに・・・。

　うちのHA4にはコストダウンの為か、二駆と四駆を切り替える機構が付いていません。
　フルタイム四駆なので、冬場や田んぼに入る時などは良いのですが、車庫入れなどは引こずってしまうので、最小回転半径も気持ち大きめです。
　HA2のいらないトランスミッションが転がっていたので、このトランスミッションの切替え部（プロペラシャフトへのアウトプット部）を付け替えて、必要無い時は二駆に出来る様に出来たらいいなと思いジャッキアップしてみました。
　
　作業手順は、ペラシャを切ってアウトプット部のハウジングを外し、アウトプットシャフトを外しHA2のもの（スリーブに誘い込みが有る）と交換すれば作業は終わりだったのですが、シャフトを止めているナットの回り止めをしっかり起こさずにインパクトで緩めたので、ナットが切粉を撒き散らせながらねじ切れてしまい、分解不能となりトランスミッションを分解してシャフトを内側から交換する事に（涙）・・・。

トランスミッションは、1時間程度で降りるのですが、問題はここから・・・。

カウンターシャフトが抜けなくて、ミッションがまたしても分解不能に・・・。
　途方にくれて、友人に手伝ってもらいました、というか、ここからはほとんどしてもらいました。
　カウンタシャフトの抜けなかった原因は、シャフト外側のベアリングがスナップリングでケースに固定されていた為との事でした。
　ケース側のメクラ（１３か１４mmのヘックス）を外し、スナップリングを外すと分離できました。
　その後、ミッションケースを洗浄して逆の手順で組付けですが、自分でやるとケースを組む際、リバースギヤが落ちてしまうのと、シフトフォークの位置がうまく出せないので、ここも本職の友人に丸投げしました。

友人がミッションを組んでいる間、暇だったので、ついでにクラッチも交換しときました。
　
　レリーズとパイロットのベアリングはまだ使えそうだったので、グリスを詰め替えて再使用しました、２０００円位得した気分になれました。
　
　部品取りから外したインプットシャフトを治具代わりにそれっぽく使いました。

　この一件から、ナットの回り止めは丁寧に起こす様になりました。