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2025年10月09日 イイね!

点を拾い、線を描くドライビング

点を拾い、線を描くドライビング知る人ぞ知るブログ「月刊エンスー」の様に月に一回必ず定期的な更新というのを続けたいものですが、なかなか。

忙しい日々の中で変わらぬスタンスで続けるのは難しいものです。

「月刊」と言う言葉からふと「月(moon)」を連想してしまいましたが、先日10月8日は中秋の名月でした。とても月が綺麗な夜でした。
天気も良く、夜中ながら街灯の無い道も歩けるくらいの照度でした。

↑2025年は10月6日。この日、GoProで露光時間2秒として撮ってみました。もっと露光時間短くして良かったなぁ…眩しい。


じゃあ、歩けるのなら、夜中の照度でも車は運転できる?


免許取り立ての頃、特に夜は見えない部分が多くて、怖かったのを覚えています。経験が長くなるにつれ、だんだんと慣れていったのですが。




かつて黒澤元治さん著書の本(新ドライビングメカニズム)を読んでいた際、夜中の鈴鹿でも全開にして走れたし、わずかに光があるなら全てが見えなくて良い、という一節がありました。見えている点と点を結ぶ、それでちゃんと走れる、と。

↑この手の本、結構ドライバー毎の個性が出る小話が面白かったりします。



簡単にしか書いていませんでしたが、かなり含みのある表現だなと思います。


まず、点を拾い上げることですが、限られた視界の中から見えたものが必要な情報か否か、これを判断できるのは経験から来るものと思います。
さらには見えたものからその周辺を想像できなければ、本当にただの点で終わってしまいますし。
なので、点を集めると言う行為は、経験者の為せる技ということなのだと。

次に、点と点が見えたとして、それを結ぶのには、やはり長い経験が必要です。
その間がどうなっているのか、それを補足する情報は過去の自分の経験から来るものであり、さらにそれを裏付ける確固たる自信がなければ、自身を信用して攻めきれることも叶いません。




点と点を繋ぐと言うのは一見すると、走行時のライン取りの話に見えますが、転じて、それは概念的な話にも。

思えば、自分が車に乗り始めの頃、良く「タイヤの使い方を学べ」と言われたものですが、そもそもタイヤの減り方と、運転の仕方は自分の中でリンク付けされていなくて、悩んだものです。






〜この運転したらタイヤはどうなるんだ?フロントは?リアは?右は?左は?タイヤの内側?外側?…〜



考えても良く分からないので、一回走りおわったらタイヤを確認して、また走って、またタイヤを確認して、というのを繰り返した記憶があります。
これは点を一つずつ観察する行為。
そしてだんだんと「タイヤの減り方」「運転の仕方」という点が、線へとつながって見えてくる様になり…

↑とは言え、今でもタイヤの使い方は分かった!とは言えないなぁ…




ともすれば点をただただ拾い集めるだけ集めて、なかなか線にならないこともあると思います。
でも関係ないと思っていた点が、時間をかけてゆっくり、ゆっくりと繋がっていくことも。



ちょっとした一例を書いてみましたが、皆さんも「点」から「線」に、そんなエピソードあるのでは無いでしょうか。



点を線に。
あの本の著者、黒澤さんの人生が重なると、どうしても、ただのサーキットのライン取りだけの話には思えないんですよね。
Posted at 2025/10/10 00:24:08 | コメント(1) | トラックバック(0)
2025年08月09日 イイね!

テールスライドを堪える図集

テールスライドを堪える図集ふと思いついて、一つの画面に六つの映像を並べて同時に動かしてみました。やる前に分かってはいましたがPCにとってはなかなかの重労働の様子。

そしてテールスライドをこらえる瞬間だけを切り取って、短いまとめ動画にしてみました。
なぜそんなことをしようと思ったかと言うと、ただ、車が限界付近で頑張る姿をボーッと眺めたかったからです。(なんか怪しい趣味笑)

もちろん、まったくの遊び心だけでもないです。
「リアタイヤをどう使うか」というのは私の大切なテーマなんですが、挙動のタイミングを掴む上ではこういう映像も役に立つ……かもしれないと思って作った節もあります。(保証はしないけれど)


ところどころ危険なコーナーでのテールスライドもあったり、肝が冷えるという意味で、夏らしい動画かも知れません😇
Posted at 2025/08/09 15:35:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年07月31日 イイね!

【反省】普通のフィットでドリフトしてみた(車は大事にしよう)

【反省】普通のフィットでドリフトしてみた(車は大事にしよう)某日、フィットでサーキットに遊びに行きました。

このフィット、もとは実家の足車だったのだけれど、今ではもう使われなくなり、弟と相談して譲り受けたものです。

どうせ乗るなら、少しぐらい楽しんでもいいんじゃないかと思って、フロントだけちょっと手を入れてます。
プロμのブレーキパッドに、純正より1センチだけ太い71RSのタイヤ。
リアは……全部ノーマルのまま。
これには実は理由があって、リアを流れるようにしたかったんです。
あえてプアなままにすることで、動きの出やすいセッティングにしていました。
安上がりですが、仕様としてはそんな感じです。


誘った知り合いを横に乗せて、リアを流す感覚を知ってもらいたくて、はじめはブレーキングドリフトっぽく…
だんだんエスカレートしてゆき…
そんな動画です↓



反省…
30分位連続アタックしていて、最終的には1,2コーナー立ち上がりに合わせてアクセルを入れたら強制ニュートラルに。
同枠の方々にはだいぶ迷惑をかけてしまいました。

1時間位冷却したら取り敢えず治りました。
この後、念の為DCTオイルは交換しておきました。

今度遊ぶなら、もっと上手に遊ぼうと思います…
Posted at 2025/07/31 18:53:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2025年07月26日 イイね!

たまのロータス。夜風とブレーキと。

たまのロータス。夜風とブレーキと。夏になると、ロータス乗りにはちょっとばかり酷な季節がやってきます。
昼間に走ろうものなら、焼けたアスファルトがモノコックのアルミをじわじわ熱し、車内のアルミ剥き出し部分なんて触れたものではありません。
まるで人間ごとフライパンの上に乗っている様な感じです。

なので自然と、走る時間は夜になります。
日が落ちてから、オープンにして夜風を感じながら流す時間。これがなんとも心地いい。




それでも背中には汗をかくので、メッシュのシートカバーがあると重宝します。空気が通るだけで、こんなに快適なのかと思えるほど。

↓いつぞやに購入したメッシュシート。ある程度風が通るのを考慮して厚みがあります。




そんな理由をつけて夜に走るわけですが、実際のところ、日々の忙しさに溺れて、なかなか乗る機会は限られています。
だからこそ、たまに乗るときには「ちゃんと走ろう」と意識するようにしています。
特に気をつけているのが、ブレーキ。

昔から、アマチュアと上手い人の違いはブレーキに表れる、とよく聞きます。
減速の仕方ひとつで、コーナーの進入も、立ち上がりも全然違ってくる。
まさにドライビングの“要”ともいえる部分です。

でも、連日サーキットに通っているような人たちと、自分では、圧倒的に練習量が違う。
とはいえ、だからといって意識しなくていいわけじゃありませんよね。
少ない機会の中でも、意識づけひとつで走り方は変わると思います。
そう感じたのは、以前参加した「ディレッツァデイ」の体験にもありそうです。

印象に残っている練習は、
「最大踏力を理解したうえで、一定の力で決めた場所にきっちり止まる」というもの。
これ、実は足車でもできるんです。性能の違いこそあれ、練習の本質は変わらないです。




サーキット好きの人が、「ここのサーキットはコーナーの全てのキャラが違うから練習になる」と話していたのを思い出します。
ブレーキングからコーナリング、そして立ち上がりまで。要はそのくらいブレーキコントロールって奥が深いんだろうな、と感じたのを思い出しました。

↓ブレーキローターをこの間新調しましたが、明らかにコントロールし易くなりました。安全上もそうですが、走りにおいても大事なパーツですよね。



乗れる時間が限られていても、短い時間であっても、要点を押さえて大切な部分に目を向けることで、“走る”ということの楽しさは着実に増えていくんだろうなと思っています。
Posted at 2025/07/26 13:50:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年06月17日 イイね!

2名乗車でタイムはどのくらい変わる?(アルト編)

2名乗車でタイムはどのくらい変わる?(アルト編)サーキットを走るとき、大抵の場合は一人でステアリングを握ることになります。
車との対話に集中し、自分と機械の限界を探る、それは車好きにとって、何より大切な時間です。
ただ、時にはそんな“大抵の場合”から外れることもあります。

先日、瀬戸内海サーキットに、竹原商店アルトバン(HA23V)で友人と走りに行きました。


たまたまその日は、アルトの仕様を大幅に変更した直後。いわばシェイクダウンでもありました。挙動の確認も兼ねて、今回は友人と二人で同乗走行することに。車内には、私という“追加装備”が約60kgほどオプションされた状態でした。


2人乗りでのんびりと周回していたのですが、途中で友人がふいにアタックを開始。結果は、過去のベストよりも約2秒遅いペース。「一旦頭冷やそうか」と、いったんピットへ。どうも走りの感覚も、タイムも噛み合っていない様子。

「次は自分降りて見てるから」。そう言って私は車を降り、コースサイドから友人の走りを見守ることに。

すると――たった今までとは見違えるような走り。タイムは一気に約2秒も更新され、さらには前回のベストを0.4秒も上回ってしまいました。



思わず笑ってしまいました。
考えてみれば、当たり前の話で、アルトはわずか50馬力、車重も650kg程度しかありません。その軽量低出力マシンに、約60kgの大人がもう一人乗れば…そりゃあ、タイムに響くに決まっています。

たった一人分の重み。それでも、こんなに差が出るとは。
一説にはミニサーキットなら0.5秒から100馬力程度のローパワー車なら1秒タイムダウンと言うのは聞いたことがありましたが…
事実を数字として突きつけられ、納得せざるを得ません。

「せっかくチューニングしたのに…」と一瞬落ち込んでいた友人も、走り終えた後は笑顔を取り戻していて、なんだかホッとしました。





それにしても、アルトバンはたった60kgで約2秒もタイムが落ちるのか。
そう考えると、今回の一件もなかなか興味深い“実験”だったのかもしれません。思わぬところで、いい研究材料が取れました。笑


実際のチューニング内容は、ギア比の繋がりの良さを目論んだミッション載せ替え、1.5wayLSD組み込み、ロールケージ でしたが、この効果の程、考察するのも面白そうです。


Posted at 2025/06/18 21:22:38 | コメント(2) | トラックバック(0)

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「車がアンダー、その時どうする?~先生に運転を診てもらいました~ http://cvw.jp/b/2087176/45526115/
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popoです。 サーキット走行の奥の深さを知って以来、上手い運転とは何か、と言うテーマを基に岡山国際、セントラル、タカタなどで走っています。 よろし...
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