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2025年06月01日 イイね!

4つのタイヤ使ってスポーツする!(kmaxspeedさんのN1ロードスターを岡山国際サーキットでレンタルさせてもらいました)

4つのタイヤ使ってスポーツする!(kmaxspeedさんのN1ロードスターを岡山国際サーキットでレンタルさせてもらいました)サーキットを走る、
そのためのクルマを、自分で持っていなくても借りられる—そんな夢のようなサービスがあると知ったとき、正直なところ半信半疑でした。

見つけたのは、岡山にある「kmaxspeed」というショップ。
どうやら、N1仕様のNAロードスターを、サーキット専用車としてレンタルしてくれるとのこと。しかも舞台は岡山国際サーキット。ほんとうに?思いきって電話をかけてみたところ、
「OIRC会員なら、4S枠でのレンタルが可能ですよ」

ーやらずに後悔するならやってみようー
悩みに悩んで(ビビリなので)、5月末の平日、たまたま空いていた午後2枠を予約しました。

車両は1600cc、NAロードスターのN1仕様。
馬力は120(公称)、車重は800kg。数値だけでも、なんだか心が躍ります。





そして当日、簡単な説明を受けます。
「パワステは無しです。ABSも付いてません」
さらっと言われましたが、走り出してすぐ、その一言の重みに気がつくことにorz

走り出して15分もしないうちに、腕が悲鳴を上げました。
重たいステアリング。セルフステアの強さ。オーバーステアを出してしまったときの、予想以上の反力。腕を持っていかれるとは、こういうことかと…
ブレーキも、ABSがないぶん、丁寧な足さばきを求められます。気を抜けば、簡単にロックしてしまい、アタックラインから外れてしまいます。

ですが、
慣れてくると、妙な一体感が病みつきになります。
ステアリングとペダルのコンビネーションにより、
4つのタイヤを体で操っているような感覚です。
装着されていたタイヤは185サイズの14インチ、去年のAD08。グリップは穏やかで、ちょうどよく、ローパワーな車とのマッチングが最高。

夢中になって走りました。
気づけは、タイムは1分56秒45。
聞けば、上手な人はこのコンディションでも55秒台に入れるとのこと。すごいな…
↓動画の最後に丁度撮影されてしまったNGシーンも有 笑



この車両規格で戦うドライバーの方々には、技術だけでなく、体力的にもただただ敬服するばかりです…






↑正面がかわいい。


腕はパンパン。
けれども、大満足。

次走る時は、もう少しバテずに走れるようになりたいところです…!
Posted at 2025/06/01 21:29:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2025年04月13日 イイね!

速度が上がるとリアが出る。何故?

速度が上がるとリアが出る。何故?ホイールは外して洗う派のpopoです。

接合面をしっかり磨いて、規定トルクで丁寧に締め直すと、何故か異音が消えたりします。
不思議なんですよね。





サーキットを走る予定というのは、そう多くはないです。なので、その日までの時間の過ごし方は私にとっては大事な時間です。

車を洗いながら、その次の走行で何を試そうか、どこを改善しようか、そんなことをぼんやりと考える時間は妙に楽しかったり。





そんな折、足回りを丁寧に掃除していると、ふとある疑問が湧きました。


〜ふとした疑問〜
スポーツ走行におけるコーナリング。
なぜ、速度域が高くなるとリアが横に流れやすくなるのか?




よく、速度が上がると慣性でリアが流れる、と言われたりします。でも、それだけで納得してしまうには、どこかモヤモヤが残る。言葉としては理解できても、イメージが追いつきません。






そこで、自分なりに咀嚼しながら考えてみることにしました。

出発点にしたのは、バイシクルモデルです。
車両挙動を理解するうえで使われるシンプルな二輪モデルです。気になった方は調べてみてください。
以下の⑴から⑶までの現象が微小な時間遅れと共に発生するイメージです。

⑴ステアリング操作からのヨー発生
まず、ステアリングを切ることで、フロントタイヤにスリップアングルが生まれます。
このスリップアングルがフロントに横力を生じさせ、車体にヨーモーメントが発生します。

⑵リアタイヤへの力の伝達
すると次に、その力に押されるようにリアタイヤが外側へと膨らむような挙動を見せます。

⑶リアタイヤのグリップ
そして、結果としてリアタイヤに発生したスリップアングルによってリアタイヤがグリップを回復し、車体全体がバランスを取りながらコーナーを曲がります。


実際には、こうした動きが瞬間ごとに細かく繰り返されて、車は旋回挙動を行っていきます。


では、速度域が高いと何が起こるのか?

速度域が高い場合、遠心力の公式により、小さいR(ステアリング舵角)で大きな横Gが発生します。
すなわち、速度域が高い場合、ステアリング操作に対し、反応が機敏になり、横Gが素早く立ち上がります。

それは、小さなステア操作でも、大きな横Gが立ち上がってしまうということです。
言い換えれば、車の反応がより鋭くなり、旋回の「きっかけ」が一気に強まると。

すると、先ほどのステップもこうなります。

(1) ステアを切った瞬間に、強い横Gとヨーモーメントが一気に立ち上がる。

(2) リアタイヤに強いヨーモーメントによる外向きの力が働き、

(3) リアタイヤがスリップアングルをつけることによるグリップ増大が時間猶予的に間に合わず、リアタイヤの横滑りが生まれる。限界を超えたスリップアングルにより、リアが最適なグリップを生み出せず、流れ始める。

このループが、速度域が高いほど顕著になっていき、結果としてオーバーステア方向へと車が動いていくと。




「慣性」という言葉がそもそも適切なのかよく分かりませんが、「急激に立ち上がる遠心力」がひとつの鍵のようにも思えます。



速度が上がるほど車体は不安定になる、けれどもその領域が一番美味しい。
そのギリギリのラインで自分も車も釣り合っている様な感覚。



理屈だけでは辿りつきませんが、理屈を知っていれば少しは近づけるかも知れません。




次の走行が楽しみになってきました。
Posted at 2025/04/16 11:27:06 | コメント(1) | トラックバック(0)
2025年02月04日 イイね!

「中間のない」カーライフ

「中間のない」カーライフ「お前さ、中間が無いよなぁ」
先日、友人と話してたらポツリ。

確かに、我が家の駐車場には妻の軽自動車・スペーシアと、私のエリーゼが並んでいます。日常の足として便利な軽と、走ることしか考えてない車。
言われてみればそのとおりで、その間を埋めるような「中間」の概念をもった車がありません。


↓(そんな友人が乗ってきた車。オーラニスモ。
まさに中間どころ。街中を走ると内外装の高級感も相まったラグジー感の走りが良きでした。)




私にとって、車は単なる移動手段ではなく、目的に合わせて使ってゆき、場合によっては仕立てていく楽しみも持っている、と思います。
手に入れた車は、(ノーマルで満足ならそれが一番ですが…、)それが活躍するステージに合わせてチューニングし、最適なセットアップを模索したり。そして、一度セッティングが決まれば、そこに落ち着いて楽しむケースも多いと思います。
結局のところ、どこにステージを合わせるかが車の個性を決め、目的意識のはっきりした仕上がりになっていくのも面白さの一つと考えています。


↓この前12月のレブスピードの写真。足廻りをチューニングしたらこういうところは得意になりました。


↓訳あって3ヶ月くらい乗っていた車。ロードスターも色々な仕立て方があると思うんですが、これはストリート仕様。とにかくドライブが楽しかったです。


↓ミニサーキットに絞るならアクセル全開率高めのアルトは痛快でとても楽しいです。さらにコスパがすごく良しです。





異なる目的を両立させるのは難しいです。ステージが偏れば、それが得意な場面では存分に力を発揮できるものの、苦手なシーンでは不満を感じるシーンも。
例えば、家族を快適に運ぶ車は大体の場合やんちゃに走る車ではないし、軽快に走るのがウリの車は荷物の積載性に欠けます。結局のところ、「オールインワン」は理想論に過ぎない、という話になってしまいます。



↓実家のフィット。燃費が良いし、遠乗りも割と楽チン。元気に走るなら実用性をスポイルするチューニングは必要そうです。


↓2019年まで乗っていたヴィッツ。サーキットもワインディングも割と楽しく走ってくれて、歴代乗った車の中で優秀な部類。もうちょいパワーがあれば。





家族がたくさん乗れて、キビキビ走り、燃費が良く、サーキットでも速く、さらにメンテナンスコストが安い——そんな完璧な車は、少なくとも私は知りません。
何かを得るためには、何かを削らなければなりません。

つまり、車が好きな人は皆、それぞれの価値観で何を削り、何を得るかを選び取っているのだということ。
そして、その「得るもの」に重きを置くことで、カーライフの楽しさが生まれるんだと思います。


他の方の愛車を見て、「この人は何を大切にしているのか」と想像するのは面白いです。その車がどんなステージで輝くのか、何を優先し、何を手放したのか。それぞれの選択が積み重なって、個性的なカーライフに。
そう考えると他人のカーライフを見るのがさらに楽しみになります。






「中間が無い」
いや、
「両方がある」ということかも知れません笑(前向き)
Posted at 2025/02/07 21:26:10 | コメント(3) | トラックバック(0)
2025年01月18日 イイね!

今年の抱負と計画

今年の抱負と計画少し間が空いてしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。

新年明けて早々、会社の業務に追われていましたが、漸くひと段落です。所謂1年の計画的なことの対応でした。

さて、車遊びの方も今年の計画や目標を立てておこうかなと。

◎レース関係は大きく2つ。
1つはアルトで耐久レースに出ること。
以前から友人に誘われてちょくちょくアルトで練習走行に行っていたのですが、本格的に出たいレースを見定め、タカタのレースに出ることとしました。
去年の夏頃、タカタに行ったのですが、その時の課題を踏まえて、現在、友人が車両のブラッシュアップ中です。足廻りのアライメントも大きく変えることになるかも知れません。これが完了すれば、ある程度は戦える仕様になるはず。
あとはドライバーが慣れないといけない…




もう1つはマツ耐。11月の岡山ラウンドにまた出ようと思います。2023、2024と出場しましたが、どちらも収穫の多いレースでした。
同時に課題も色々見つかったので、こちらの改善もコツコツ本番までに行っていきたいと思います。




◎今年のフリー走行について。
エリーゼについては、昨年は呑気にしてたら必要な部品がなかなか来なかったりしまして、12月にようやくシェイクダウン。ベストな環境ではなかったですが、ポテンシャルの高さを感じつつの2024シーズン終了でした。
とはいえ色々反省点があるので、車両とドライバーの改善を図り、2025に臨みたいと思います。
具体的には、今年は、2024とは逆の方向性、リアタイヤを動かす方向で頑張りたいと思います。
今年はエリーゼで岡山国際やタカタのフリー走行に行くかなと思いますので、もしお会いしましたらよろしくお願いします。
また、アルトや実家のフィットでもタカタのフリー行きたいと思っています。




◎あと大事なこと。
車を楽しむことです。
忘れがちになっている気がするので。
車遊びの原動力は、単純に車が好きで、走るのが楽しくて、車のことを考えるのが楽しい、私の場合、ただそれだけです。
改めて、車を楽しむって何か、考え直したいと思います。



今年もよろしくお願いします。

Posted at 2025/01/18 23:37:29 | コメント(2) | トラックバック(0)
2024年12月13日 イイね!

2024.12.7 REV@岡山国際行ってきました

2024.12.7 REV@岡山国際行ってきました私の今年最後のイベントとして、先日、レブスピードミーティング@岡山国際サーキットに行ってきました。
その時のことを記しておこうと思います。


当日朝3時半、眠たい…でも起きねば。
実は、走行の受付が6時半で、ドラミは7時から。
そして走行は8時からという早起きスケジュールなので、私の家からだとこのくらいが妥当な時間な訳です。

外は冷え込んで、まだ真っ暗な中、エリーゼのエンジン始動。
ご近所さんに迷惑にならないようにそおーっと出ます。


冷えた外気のお陰か、上まで回すとエンジンの排気量がいつもよりほんの少しだけ大きくなった気がします。気がするだけかな、とも思いつつ。
また、今日のタイヤの感触もチェック。フロントタイヤが今回新品になりまして、ステアリングに弾力が出ました。古いタイヤと違って、ちょっとだけグニュ、と潰す感じがやっぱり私は好みです。リアタイヤは古いのでよく暖めないとな、と肝に銘じます。



サーキットに到着。まだ真っ暗ですが、既に大勢の方がパドックに並んでいます。
アタックシーズン入りである、12月の走行会は初めて来ましたが、走行は朝早いし、皆さんサーキット入りも非常に早いんですね。
皆さんの気合がビリビリ伝わってきて、しんどくなったので(笑)、少し離れたところに車を停めます。






少し待つと86に乗っている会社の先輩も到着。
今回は彼の2回目の岡山国際でもあり、
目標である2分切りを私も見届けたいところ。



午前8時。
早速私の走行1本目。
なかなかタイヤが暖まりません。朝イチは朝露で濡れていることも影響したのだと思いますが、ツルツル滑ります。
そろそろタイヤ暖まって来たかな、と思ったら赤旗。なんと。
このため一度パドックに戻り、また出走。今度こそ。
良い感じのペースの車に先導され、タイヤが暖まって、さあ、行くぞ!
と思ったらまた赤旗。
仕方ない…

しかしながら、タイヤが暖まりきって無いはずなのに自己ベストの0.4秒落ちというタイム。
とりあえず、車のコンディションは上々の様です。



昼12時。
時間が開きましたが、走行2本目。
またしても赤旗、黄旗が舞い踊ったり(笑)もしましたが…
何とかタイヤが暖まった状態で1周アタックできました。
その周の動画です。(1分47秒780)



純正タイヤサイズ(195/225)でどこまで頑張れるか、これからもチャレンジです。


ベスト更新です。
ギャラリーで来てくれたK氏からは、
「こんな状況でベスト出すなんて、変な人だね」
と。苦笑

もちろん、朝イチで条件さえ整えば、1分46秒台も見えていたと思いますが、それはまた来年以降のお楽しみにします。


↓レストランでの写真。
談笑しながら頑張って走ってる皆さんを見届けました。
この時間が、私の中では一番大事。






一方、86の先輩は、ベストを更新。
しかし目標に0.5秒ほど届かず。
こちらも来年以降のお楽しみになりました。

フリーで走るよりもこうやって皆さんが集まって、走るイベントってワクワクします。
皆さんの自慢の車たちが集まり、そして全開走行しているのを沢山見れるなんて、贅沢だと思うので。









今年の走行はこれでおしまい。

思い返せば、アルトでの修行を複数回、東京でのシティカート体験、実家のフィットでサーキット出走、タカタでのお試し走行会(フィットRS、BRZ)、マツ耐、エリーゼでレブスピード走行会
と、盛りだくさんな一年になりました。

特に、車を貸していただけるのはありがたいこと。
今年もマツ耐でお会いした、ましゅーさんに、
「それは感謝しなきゃね」
諭す様に言われたのは心に残ります🙇‍♂️



さて、初心に帰るべく、プロの方に車載のチェック、そして課題の提示をしてもらおうと思います。
Posted at 2024/12/13 18:39:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「車がアンダー、その時どうする?~先生に運転を診てもらいました~ http://cvw.jp/b/2087176/45526115/
何シテル?   10/09 11:42
popoです。 サーキット走行の奥の深さを知って以来、上手い運転とは何か、と言うテーマを基に岡山国際、セントラル、タカタなどで走っています。 よろし...
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