
11月某日、また竹原商店のアルトで瀬戸内海サーキットに行ってきました。
今回の目的は強化エンジン・ミッションマウント交換の効果確認でした。
到着後遠くにうっすら雪。
さらに天候は酷くなり…
雪混じりの雨が☔️
準備を済ませ、友人からアルトでコースインしますが…
スピン多発!
どんな様子かというと、PVCドリフトのソレに近いようなリアの出方でした。
1周して帰ってくるなり、「無理だ走れない」とのこと。
タイヤはもちろん冷え冷え、ですが、前後ちがう銘柄だったのは致命的でした😇
Fタイヤ ディレッツァZ3
Rタイヤ ブイツアーのよく分からんタイヤ
ブイツアーもうちょい頑張ってくれると思ったのに!!笑笑
熱が何回も入っているのもあり、全然Rタイヤいけてないようです。
ただ、せっかく時間作って来たのに練習出来ず仕舞いは嫌なので、私も乗ってみることに。
コースイン後、当然の如くスピン笑
ただ、1周しないウチに何となく感覚を憶い出しました。
実は私、ヴィッツで修行していた頃、前後異銘柄にして極端なオーバーステアで練習(※)していたので「コツ」なるものは少しばかり教養があり…
※ヴィッツでオーバーステア出して大事故したあと、先生から「傷口には塩を塗るのや」と言って提示された練習メニューの一環
〜〜(わかったフリをして少し解説)〜〜
前提として、
FFはターンインで姿勢を作りますが、重要なのはリアを出すこと。
そしてリアが出た状態を継続させる、または収束させる方向にコントロールするため、アクセルコントロールもまた重要となります。
イメージはリアタイヤを横にずらして、すぐに荷重を乗せること。
先生が上述の指導をしたのは、リアが流れる経験値を早期に積ませるためのものと解釈しています。
今回の雪混じりの雨かつ前後異銘柄のタイヤというハードな状況においては、
「この操作をしたらリアが流れる」
ので、
「リアの動きをアクセル踏んで帳尻合わせる」
という操作をキッチリやってやればそれなりに速く走れます。
そして今回のアルトの場合、
ボディが緩く、エンジンパワーも小さいため、予想して早めに帳尻合わさないと間に合いません( ; ; )
動いてから、では遅いのです…
・ターンインでリアを出す
・アクセルで帳尻合わせる
これらの練習が出来るから雨はとても練習になると私は考えています。
〜〜〜〜〜〜
瀬戸内海の1.2コーナーはココでは比較的高速なコーナーになりますが、操作が遅れると大オーバーステアで大変です苦笑
が、クルマに慣れるのには丁度いいセクションでもあります笑
さて、慣れてきたところで同枠走っていたS2000を追走するチャンスが!
5周くらい後ろに付いて走らせてもらいましたが、案外離れていきません。
特に小さいコーナーの立ち上がり数mは、こちらの方が速いです。軽さと駆動方式の優位性かも知れません。
ただ、ストレートでは離され、1周するとほぼ同じくらいでした。
約50馬力のアルトですが、雨においては中々の勝負強さでした!
何となく走り方を見せたところで友人は感覚を掴んだのか、スピンしなくなり、今度は86を追いかけていました
最後の方にはアルトをドリフトで楽しむ始末笑笑
流石、カートの四国代表なだけあって飲み込みが早いなぁ笑笑
コレだけ走ることが出来れば、FFの速い走り方も自然と身についたのではないかと。
練習の甲斐がありました。
↓友人の勇姿
そういえば強化したエンジン・ミッションマウントの効果の程を見たかったのに、そっちは全然検証できませんでした。
そっちについては来年に持ち越しです。
結局最後は晴れましたがセミウェット。↓
ドライはまた来年です。
Posted at 2023/12/14 20:24:37 | |
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