
2月の走行車載を振り返り、他の方のコメントも踏まえながら修正点を洗い出したものの、それ以降エリーゼで走れる時間が取れず…
こうしたらもっと良かったか、ああしたら…と悶々とする日々。
車の乗り方で迷子になってしまった時、帰って来るところがあれば良いと思うんです。
もちろん、どんな車も極めようと思えば、沼の様に奥が深いのは承知ですが、いくらかの方向性を指南し、かつ方向性の確認をし易い車として、私はFF車が性に合っていると考えています。
有る意味、FFとMR、RRのキモは同じだと思います。
特にターンインのヨーの動かし方や、アクセルを入れた後の動きの制約・癖はよく似てると。
もちろん、構造として全くの逆レイアウトであり、違うところもあります。(MR、RRは低ミュー路面だとオープンデフでもパワースライド気味になったり、速度域が上がるとリアが巻き易い傾向があったり。)
ただ、共通点を理解して乗れば、FFは結構勉強になります。
正直、ピンポイント的な練習対象として見れば、オートマでも全然良いと思うので、練習機と巡り合うチャンスは結構有ると思います笑
たまたま有難いことに、FF車を練習機として使える環境に恵まれ…
以下2車での最近の練習のピックアップです。
まず、フィットを仕入れました。(弟と共同所有)
両親が手放そうとしていたフィットを兄弟でキャッチ。
梅雨時期でしたが、瀬戸内海サーキットへ行った時の写真です。
まず車両状況。
フィットハイブリッド(DCT。ホイール以外ノーマル)
ホイールは中古のウェッズスポーツSA-72R
タイヤはエコピア
そして路面状況はウェット。
コースインして数周でタイヤの美味しい部分が終わったのか、フロントが食わない事態に。
このため、リアの空気圧を3.5キロくらいまで上げて走行しました。
◎所感
リアの空気圧を上げたのが功を奏し、ターンインでリアを使ったコーナリングの練習が出来ました。
ヘアピンは流石に厳しいですが、1.2コーナーや最終コーナーはリアタイヤの様子を感じながら、コントロールしながらのブレーキングを試すことができました。
タイムを削ろうと、アクセルオンのタイミングを少しずつ手前にしていきましたが、フロントタイヤが思いの他、外に逃げてしまって、帳尻を合わせるのが難しかったです。
フィットはトーイン値が大きめなのか、オーバーが現れても荷重を載せると割とすぐに収まります。扱い易い車両です。(もう少しオーバー傾向でも良いですが)
もう一台は、アルトバン。
(竹原商店の車両です)
アルトでは初めてタカタサーキットに行きました。
そして今回、前後タイヤがZ3、ロールケージもつきました。
車両状態。
アルトバン
ほぼドンガラ、ロールケージ有
エンジンミッションはノーマル
シルクロードの車高調
タイヤは前後Z3 165/55/r14
タカタサーキットは快晴。暑かったです。
◎所感
ロールゲージが入って、ボディ剛性が出たのか、コーナー中盤に腰砕けになって、いきなりオーバーステアが出る現象は緩和しました。
久しぶりに来ましたが、タカタの路面はミューが高いのか多少ラインを外してもリカバリーがある程度効いてしまい、それ故に正解を見抜きにくい笑
タイムを出しに行こうと思うと、ローパワー故に、ボトムスピードの底上げが大事になるのですが、4つのタイヤに対し、音を上げない程度に負荷をかけていくのは練習になりました。
また個人的にはビート乗りのお客さんに追いかけられながら、プレッシャーを受けながら乱さずに走る練習が出来たのは収穫でした。
ローパワーなので大きくリアを出す様な挙動はかえってロスになるため、程よいアングルに調整しつつ、フロントタイヤだけに頼らない走り方がポイントと思いました。
◎総括
2車ともキャラクターの違いは有りますが、オーバーステアの出し入れ、タイヤの負荷状況を考慮しての加減、
それから、タイヤグリップが低いということもあり、リアタイヤを流しやすいので、動きの確認など、とても良い練習が出来ました。
これは2車のみならず、自車(エリーゼ)にも展開できる練習と思っています。
これを踏まえ、エリーゼでもいざ実践…!!!
といきたいのですが、実はブレーキローターが終わってまして。
ローターの調達を考えねば。
Posted at 2024/08/27 22:06:56 | |
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