
そんなに頻繁にサーキットに行けない
でも諦めたく無い
なんやかんやで何とか岡山国際のデータ取りが完了し、家に持って帰って車載動画学習を始める事としました。
(写真は岡国を走っている車載の抜粋です)
色々な分析方法があるのだと思いますが、あれやこれやと話すと話が発散するので、
・ブレーキの開始点
・アクセルの全開時間
この2つについて前回と今回の走りを比較した話をしようと思います。
ブレーキを詰めれば早くなる、(あるレベルに達すると必ずしもそうでは無いようですが)という説はとても広く知られた事ですが、具体的にどれだけ詰めるとどれだけタイムアップするか気になりますよね。
【仮定と計算結果】
・170キロ→70キロに減速してコーナリング
・減速以降の動きは全く同じ
・制動距離を変化させてタイムの変化を確認
詳しい過程は省略しますが、積分を使ってタイムの変化を確認しました。
150m制動、100m制動、80m制動と比較しましたが、大体10m違うと0.1秒変わる事になりました。
【実証】
実際制動距離を自分の動画で見比べて見てみると、初めての頃より50m奥でブレーキ開始するようになっており、おおよそその区間だけで0.5秒の短縮が図られていました。
【次回の改善】
やはりタイムを考えると欲が出てしまいます。
もっとブレーキを詰められないか?そのヒントを探るべく探究を続けます。
アクセルの全開時間が長い方がタイムが良くなる。
これは私の先生から教わった単純かつ究極の回答です。
では、アクセルの全開時間が仮に1秒長いとタイムはどれほど変わるのか?気になりますよね。比べてみました。
【実証方法と結果】
大雑把な実証なのでご了承下さい…
前回と今回のビデオでそれぞれオフ時間をストップウォッチで測ります。パーシャル時間は計測対象とします。
サーキット一周のタイムとアクセルオフの相関表を作成します。
結果は、アクセル全開時間が1秒長くなると0.5秒タイムアップするという結果となりました。
この数値は車両や人によって異なると思いますが、これは一つの結果です。
【次回の改善】
上手い人がどのようなアクセルワークなのか、同様の車種ならば同じサーキットでアクセル全開時間はどれ程なのか、俄然興味が湧いてきました。次はその探究です。
視点を変えればもっと色々な見方で車載動画を見る事ができると思います。
こんな見方があります!と言うのが有れば是非ぜひご教示下さい。
Posted at 2020/03/14 11:42:58 | |
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