
春眠ならぬ
秋眠暁を覚えず
昨日のアッズミーの疲れ?もあり
どうも眠気が取れず、アッズミー後に昼寝してしまったり
今回の連休は何処も彼処も混雑してるらしく
どうもテンションは下がり気味だったこともあり
明日早朝に起きられたら!起きられたらっ!
どこか
(ダム)に行こうと決めて就寝・・・
不思議なものです。5時前に起床(;^ω^)
今回のルートは
福島県浜通りのコンクリートダム巡りにしました。
現在も原発事故により、相双地区の多くが避難指示区域に指定され、

放射線量に応じて
「帰還困難区域」「居住制限区域」及び
「避難指示解除準備区域」の
3区域に分類寸断されています。
残念ながら「×」マークのダムは帰還困難区域のため、立禁です。

ただ今年に入って除染・復興作業の促進のため、
国道288号線が4輪車のみ通行可能になったので(通行のみ。停車はダメ)
以前よりは格段にアクセスはよくなった経緯がありまして・・・
まずは288号線経由で
「坂下ダム」へ向かいます。
会津ではお馴染ですが
「ばんげ」じゃなく「さかした」ですw

軽車両、2輪車、歩行での通行はパトカーに止められます。
小塚ダム(小塚ため池)の入り口は厳重に閉ざされておりました。
坂下ダムは恐らく居住制限区域だと思われます。
立ち入りは出来ますが、宿泊は出来ません。

静寂の中、越流しておりました。
対岸には白樺見られます。

なぜあの一角だけ(;´∀`)

天端は以前から立ち入り禁止。
不届きモノには制裁が待っております(`・ω・´)
しかしすんごい槍みたいなのが・・・
何かに似ているような・・・
イカちゃんキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!
坂下ダムの管理事務所は大熊町の現地連絡事務所に指定されてるようです。

トイレは使用できます。使いませんでしたが・・・

フォレ君も頑張っております。
操作室の形が何か独特と言うか・・・
ファミリアっぽくありません?w
はい。意味不明です。わかってます。
坂下ダム堤体下へ向かいました。

ダムとの2ショットにテンションMAXです( ^ω^ )

同じ町内にある第一原発との関係性も少なからずあるダムです。

なんとも物悲しくなる感じがしました。
ダム湖の水が灌漑用水として再び活躍する日は来るのだろうか・・・
南下して富岡町へ向かいました。

常磐道「常磐富岡IC」近くにある「家老ため池」

周辺の除染は終了しておりますが、その他は震災後のまま。
西に進んで滝川ダムへ。
堤高74.3m 、堤頂長213mの立派なダム。
農業用灌漑専用のダムです。専用ってすごいですよね(^_^;)

こちらも綺麗に越流しておりました。
蛇とか爬虫類の模様が苦手な人は、水紋も苦手なのだろうか?

滝川ダムも「海が見えるダム」の一つです。
左奥には福島第一原発が見えます
ダムへの入り口は固く閉ざされておりますけど・・・

富岡町のジムニー警備隊。
木戸ダムに向かう前に
木戸川第三発電所の取水堰を見学。

超立派!ご立派です!ラジアルゲート4門装備!

味がありますよね~鳥小屋みたいです(褒め言葉)

多分
木戸川第三発電所の取水堰でした(;^ω^)多分。
その後
木戸ダムに向かいました。
堤体下へ行ける数本ある遊歩道は
崩落して立禁らしいのですが・・・

こちらは立禁でした。

でもコチラは行けそうじゃない?

しかも丁寧に草刈りもされています。
この辺(阿武隈山地)は
クマがいないとわかってても怖いです(;´∀`)
おっ?
あれ?普通に堤体下来れちゃったけど(;´∀`)

正直ここまで来れると思ってなかったので・・・

多少土砂崩れありますが、歩ける範囲です。

木戸ダムも綺麗に越流しておりました(*´∀`)
引き返して天端へ。

木戸ダムにはダムカードがありますが、平日のみの配布です。
木戸ダムと言ったら出会いの広場
出会いの広場と言えば木戸ダムです!
もちろん出会いを待ちます・・・
出会いませんでした(ノ∀`)
あきらめて川内方面に向かいます。

現県道(旧乙次郎林道)経由で川内村へ。

おそらく
谷室沢ダムへ繋がる道を発見しましたが・・・
なんかやめておきます。
昔はほとんどがダートらしかったのですが
県道に昇格して完全舗装路になりました。でも細いです。
乙次郎林道の支線はまだ藪の中存在してました。
「乙次郎」なのか
「乙治郎」なのか、数分悩みます。
川内村唯一の信号に引っかかります。

あっ2つぐらいありました。(;´∀`)
川内村を経由して旧都路町の
古道川発電所取水堰へ

通れます。まだ通れます。
コチラの取水堰も立派!ゲートも立派!
東北電力さんは随分立派な取水堰をお持ちで(褒め言葉)

黄色のワンポイントがオシャレさんです(*´∀`*)

ゲートに割り振られた番号のフォントがちょいカワイイです。

この規模とは言え、間近で見れるのはうれしいです。
なんとも本格派の取水堰でした。
昭和90年ΣΣ(゚Д゚;)時間軸が違う!
さらに下流に向かいます。

途中にあった古橋。渋( ・∀・)イイ!!

発電所の前にあるバス停はもちろん発電所。
発電所のすぐ下流にあったのは、
高瀬川発電所の取水堰。

すんごく立派な取水堰ばかり見てきたので、なぜかホッとします。

表面が無残にも破壊されておりました。
もともとあった堤体に上からコンクリートでコーティングしたのでしょうか?

ちなみに
人生初葛尾村です!
福島県内の市町村で未到達は
「桧枝岐村」だけになりました。
奥只見ダムの福島県側(桧枝岐村)は入ってないので

ってか入れないので(^_^;)
重力コンクリートダムのみでしたが、谷室沢ダム以外は回れました。
少しだけですが避難区域の状況もお伝えしたつもりです。

ゴーストタウン化してると思ってる方もいらっしゃるかもしれませんが
復興や除染の作業員さんや業者さんがたくさん働いてます。
しかしながら出口が見えない状況の場所もたくさんありましたが
こればかりは進捗を見守るしかないですね。
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ダム・堰堤 | 日記
Posted at
2015/09/21 22:35:28