2015年12月28日
バッテリ容量計測を実施すると、計測前のデータとして経年劣化%(車両が製造されてからの通算時間から想定した駆動用バッテリーの劣化度合い(%))とサイクル劣化%(車両が製造されてからの充放電から想定した駆動用バッテリーの劣化度合い(%))の値がもらえます。
3組のデータがそろったので、これらが通算使用時間および充放電積算電流量の√に比例するか確認してみました:
経年劣化%/√通算時間(月):
8.41/√24=1.716、 7.66/√16=1.915、 6.99/√14.5=1.835
サイクル劣化%/√充放電積算電流量Ah:
7.17/√29868=0.0414、 6.72/√24820=0.0426、 6.38/√22308=0.0427
まだデータ不足で何とも言えないようです。
容量計測結果に記載されている”計測前容量”はこれらの劣化度合いから求まる値に一致するので、計測前容量はあくまでも想定値で計測前はこの”想定値”に応じて充放電制御しているようです。だとすると、容量計測で劣化が回復するのでなく、正しい容量に応じて充放電するようになるので使える容量が増えるのかもしれません。
Posted at 2015/12/28 11:30:18 | |
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2015年12月18日
プレミアム特典で容量測定された方もおられると思いますが、ご参考までに私の場合の主要データを掲載します。
走行距離、納車後経過時間や使用パターンによって容量がどのように変化するか知りたいので、測定されればデータをご提供ください。
測定時の走行距離:25549Km,納車後経過時間:16か月
使用パターン:週5回自宅充電+急速充電5-10分、週1回急速充電80%、長い登坂時にセーブモードでエンジン稼働
測定前のバッテリーデータ
◎電池現在容量 34.2Ah (新品容量40Ah)
◎充放電積算電流量 24820Ah
◎車載充電積算電流量 6Ah*1000
◎急速充電積算電流量 4Ah*1000
◎電池容量経年劣化 7.66%
◎電池容量サイクル劣化 6.72%
測定後のバッテリーデータ
◎電池現在容量 37.9Ah
◎充電状態(制御用) 98.5%
◎充電状態(表示用) 100.0%
◎最高セル電圧 4.096V
◎最低セル電圧 4.093V
◎モジュール最高温度 32℃
◎モジュール最低温度 30℃
◎自動容量測定結果1 37.6Ah
◎セル現在容量差 -3.7Ah
経年劣化もあるのでおいしい間に味わっておこうとこれまでEV走行主体ですが、”充放電積算電流量”は他の方と同程度なので、エンジン走行時もそれなりに充放電しているようです。急速充電積算電流量は思ったより多いようです。
Posted at 2015/12/18 21:31:03 | |
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