今日、平成23年3月15日(火)
櫻井眞一郎様 (株式会社エス・アンド・エス エンジニアリング 社葬)
の告別式に参列しました。
仏式・曹洞宗派による葬儀は、東京・青山葬儀所で厳かに執り行われました。
会場には、プリンス・スカイライン2000GT-A&Bクラブから4台、
(Y会長、F氏、N氏、レーシング仕様のH氏)
S4クラブのグロリアが2台、
SRCからは、ジャパン、ケンメリR、2DrGT-R、S57、Ⅱ型B,
そして、櫻井さんのお孫さん?のGT-X、計6台が並び、
櫻井さんの思い出のスナップを編集したビデオが映しだされていました。
式は定刻どおり、13時に始まりました。
司会者より、僧侶が入堂しますとの案内が流れ、
会場の外にいた一般参列者の Boku らも黙祷して迎えました。
開式のことばが述べられ、僧侶の読経がはじまってしばらくたったっとき、
案内係の指示により、一般参列者も堂内に入ることが出来ました。
おそらくは、3/11(金)に発生した東北地方太平洋沖地震の影響でしょう、
案内状が届いたにもかかわらず出席できなかった方々の空席に、
Boku らが座ることを許されました。
読経が終わり、
まず、株式会社オーテックジャパン・元社長の弔辞にはじまり、
㈱エス・アンド・エス エンジニアリング 株主代表者、
それから
スカイライン・レッドエンブレム・クラブ名誉会長・荻窪一明氏と続きました。
順序としてはバラバラでしたが、
特殊車両の開発に貢献したオーテック時代、
「地球に恩返しを」のスローガンの下、
ディーゼルエンジンの排ガス対策に取り組んだS&Sエンジニアリング時代、
そして、2~7代目スカイラインの父として、いまだファンに慕われている櫻井さんの
功績をたたえる弔辞が読まれました。
そして最後に、葬儀委員長であり、S&Sエンジニアリング代表の大浦清一氏の
ごあいさつがありました。
その中で、
亡くなる3日前には、自身で第3京浜に乗って会社に来られていた、
自動車開発者として「創造と挑戦」を最後まで貫き通した技術者でした、
とありました。
祭壇の櫻井さんを見ながら話を聞いていたら、いつのまにか目が潤んでしまいました。
その後、焼香して、皆会場の外に出て、本当に最後のお別れになりました。
祭壇から遺骨が、お孫さん?の GT-X へと運ばれてきます。
そのときのBGMは、中島みゆき の「ヘッドライト・テールライト」。
そうです、「プロジェクトX 挑戦者たち」のエンディング・テーマでした。
最後の最後に、本当にじ~~んときました。
櫻井さんの遺骨が GT-X に乗り込むと、
整列していたスカイラインが一斉にエンジンをかけ、レーシングでお見送りです。
スカイライン・シンフォニーにのって、櫻井さんが旅立っていきました。
なんと美しい演出でしょう。
厳かな葬儀とは、まさにこのことではないかと、思いました。
櫻井眞一郎さん、54を、ありがとうございました。
合掌
あとがき
Boku の知る限りでは、
参列者の中には、伊藤修令(ながのり)、砂子義一、徳大寺有恒、津々見友彦(以上、敬称略)
がいらっしゃっていました。
<追記>
このたびの東北地方太平洋沖地震で被災された方、
また被災地の皆様のことを思うと、非常に複雑な気持ちでしたが、
参列することにしました。
S&Sエンジニアリングとしても、ぎりぎりまで社葬を執り行うかどうか迷い、
議論を交わしたとのことでした。
結果、予定通り行なわれることになった次第ですが、
そこには、櫻井眞一郎さんの
「わたしたちは、今まで地球をいじめすぎた。
だから、これからは少しでも地球に恩返しがしたい」
という理念を重んじたのではないかと思います。
そのことは、S&Sエンジニアリングの株主代表・女史の臨場感ある弔辞のなかで
熱く語られ、ボク はとても痛み入りましたし、
師の生き方があらためて見えた気がした瞬間でした。
たとえて言うなら、
思う存分遊んだわんぱく小僧が、帰るときにはきれいに砂をならしてから出ていく…
それを一生かけて証明した人生であったのではないかと思うと、
胸が熱くなりました。
<追記2>
櫻井さんは、
ケンメリからRSまでの制作エピソードを話されるときが、
一番生き生きしていたような気がします。
ボクは54好きの54乗りですが、
54に関してのお話は、当時としては、黎明期を支える苦労が、
そしてその責任があまりにおおきかったように聞こえました。
そうしたスカイラインの父としての時の流れ、
クルマ社会へとシフトしていく中で、
櫻井さんのクルマづくりにおける、
『人とクルマの関係はパートナーである』
という理念を表現していた…そういう意味では、
ケンメリからRSであるようにも感じます。
しかし、
54からはじまったすべてのスカイライン、
またスカイラインのみならず、
櫻井さんの手がけたクルマには
『櫻井イズム』 が息づいている…もとよりそれは、
櫻井さんが、その時代時代において、
今できる最善をつくして取り組んでいたという証だと、
ボクは思います。
『人とクルマの関係』 に人生を全うした櫻井さんの生き方、
それは、ボクにとってのバイブルでもあります。
<追記3>
LINK (おことわり:YouTube より、IKnowSkyline さんの投稿)
3”34’~ 最後のお見送りのシーンを見ることができます。
IKnowSkyline さま
不都合がございましたら、すぐに削除いたしますので、
コメント欄よりお知らせください。
Posted at 2011/03/16 02:58:20 | |
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