11年ぶりに車中泊設備の仕様変更
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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車中泊仕様として荷台を作り込むと本来のバンとしての荷物が乗せられなく成るという車泊仕様車の「ジレンマ」を解消してみました笑。
写真は棚を運んでくれと急に息子から頼まれた時の写真です。この日は他に冷蔵庫とデスクも運ばされましたw
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「車中泊スタイル」から「バンスタイル」へのトランスフォーム。
ベッドになる床板は左の壁になっていますが、車体との隙間には寝具類が挟まれています。この隙間も大容量になるので無駄なく使う設計です。
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床材の上側を車体に固定したイレクターパイプにベルトで固定します。板へのベルトの固定はタッカー打ちです。簡単なのでイイんです。
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床板の下側は床補強用の渡しのパイプをうまい具合に(自画自賛👏) 使って固定出来るようにしました。コレで「バンスタイル」でも安心して走行出来ます。
※板が前後に動くとリアガラスを破る危険があるので注意して作りました。
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「バンスタイル」時の床面の全貌です。
床面の幅は布団の幅と同じに100cm丁度取ってあるので、布団をそのまま床下に収納出来るサイズとしました。
対して、床板の幅は91cmなので左右の床からオーバーハングの出っ張りで床板を支える構成です。
スペース的にバイクなんかもイケると思います。娘には自転車を運んでくれと言われるのでそんなのも意識して作りました。
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右側の床は40cm程の幅がありますので、床面100cm確保の位置からオーバーハングして床板を支える形状になっています。Tの字になる上の部分の棒は貫通させて継がないのが強く作るコツです。
ホイールハウスと床下の柱で出来た無駄な空間には車検棒とFFヒーターを押し込んであります。スペースは余すところ無く使います。
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床板を壁に固定するのに使っていた渡しのパイプを下ろしてから床板を戻します。
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床板を戻しました。
今回はマットレスとラグとパネル1枚を挟んでいました。
床板にはニトリの赤ちゃんコーナーにある厚手のウレタンマットを敷いてあります。これとても具合が良いです。
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以前の車中泊仕様はこんな感じのベッド仕様だったのですが、、、
床下のスペース確保のためにある程度のベットの高さがあったのですが、床下の収納は使い難くて使用頻度はダダ下がり、連泊するとベッドから天井が少し狭くて窮屈でした。しかも寝室の用途以外にツブシが効かない感じです。
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新「車中泊仕様」へのトランスフォーム完了!
という事で、床下は寝具の収納に特化して幅100cmとして、高さはホイールハウスの位置まで下げましたが、寝具であればそのスペースでも効率的に収納出来るので無駄無く床下を使えます。
休憩スペースは至ってシンプルな広い床の自由空間です。
以前より10センチに満たない床面ダウンですが身体で感じる広大感はスペック以上です。床面の広さと低さから来るリラックス感は他に変え難い利点になりました。👏🎊
平床車に棚を作っただけと言って仕舞えばそんな感じです。
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床板のウレタンマットを剥がすとホイールハウスが出てきます。天井高さの確保MAX化が狙いです。ウレタンマットがあるので多少の凸凹は気にならない感じです。
結果、一つ手前の↑の写真のような広大な床面積と寝室スペースの容積を確保出来ました。
連泊しているととても感じますが広いのが一番です!
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棚部分のコンセプトは「ぶっ込み収納」です。
・最上段は電車の荷物置きの機能をイメージして、荷物を載せても落ちて来ない(と願う)設計です。今の所一度も落ちてないので大丈夫そうです。(当然ガラスに荷物が当たらない様にストップバー完備です。)
・2段目はテーブルとして使っても良し、キャンプ道具を突っ込んで取り外し式の脱落防止バーで固定するも良しです。
・床面の収納スペースにも一応ストッパーの棒だけ付けておきましたが、邪魔にはならず使い勝手が良かったです♪服の入った鞄とか、ビニール袋に入れた何が入ってるか分からない様なものまで、突っ込んで棒で固定です笑。
車中泊ってなかなか荷物が纏まらないんですよね?私だけかな? 苦肉の策の収納スペースです。
昼に散乱した床面の荷物を、寝る時には棚に全てぶっ込んで清々とした床面で落ち着いて休憩出来る仕組みにしました。
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バンスタイル ↔︎ 平床の車中泊スタイル
装備を一切おろさずにトランスフォーム出来る車中泊スタイルの完成(途中)です。
色々作り込む最近の車中泊スタイルとは対極的になりました。作り込まない、置かない、荷物は棚に投げ込む。空間の確保を重視。そんな新しい?コンセプトです♪
イレクター工作は卒業したかったのですが、また結局オールイレクターになってしまいました。
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もう一つ。
荷室で休憩中にバックドアを半開きにして換気扇を回しますが、風が床下をバイパスして換気扇から排出されてしまい、人間様がいるところに風が流れません。
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なのでパネルで床下を塞いでおくと、リアハッチの隙間からの風が休憩スペースを通る様になります。コレ重要です。
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やっぱり車中泊には強力で気密の高い換気扇がGoodです👍
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