
最近、明るい話をしておらず皆さんには申し訳ないのですが、自分がこの想いを忘れないためにも記録に残しておきたいと思います。
2013年7月
我が家に初の猫がやってきました。
私の職場で保護された生後一ヶ月の仔猫でした。
両親は犬好きで猫はあまり好きではないため、なんとか説得し、実家で飼うことになりました。
これは我が家に来てからすぐのころです。
トイレも難なく覚えてくれ、病院でも異常ないと診断が出て、少しずつ猫も慣れてくれました。
カーテンのレールに登ることが好きで、しょっちゅう登っていました。
さすが猫とでも言うべきか、慣れてしまえばなんてことないようです。
これはうちに以前からいる犬用のベットなのですが、いつの間にか持ち主が変わっていました。
非常に元気な男の子で猫界ではおそらくイケメンの部類ではないかと思います笑
名前(ゴン)を呼ぶと鳴き声で反応し、寄ってくるくらい人懐っこい猫でした。
犬とも仲良く過ごしこんなツーショットを撮れました。
この頃でまだまだ子どもですが、かなり大きいです。
歩き方も含め、少し家猫というより山猫に近い風もありました。
無邪気というかおバカというか、いつも飽きさせない猫でした。
最終的に5キロにまでなり、かなり大きい猫となりました。
2015年2月
慢性腎不全になります。
毎月の血液検査と毎日の薬、点滴と身体には大きな負担となったと思います。
それでも嫌がらず、薬も自ら飲み、かなり元気になりました。
闘病しながらも以前と変わらず元気に過ごしていました。
少しずつ病状もよくなり、安心していました。
しかし、2015年7月24日急にご飯を食べなくなり元気がなくなりました。
すぐに病院に連れて行くと、かなり病状が悪化しており
下った診断は、もって数日、、、
家族で相談した結果、自宅にて療養するという結論になりました。
そして、本日、母に看取られ、息を引き取りました。
ひどく苦しむ様子もなく、眠るように亡くなりました。
享年2歳と2ヶ月
我が家で過ごした2年は家族に大きな変化をもたらしました。
引き取る際大きく反対した父と母は私以上に悲しんでくれました。
いつも実家に帰ると元気に迎えてくれた猫がもういないと思うと、心に大きな穴が開いたような気がします。
いつも当然のようにあったものを失う喪失感はこれほどまでに大きいものだとは思えませんでした。
すべてのものはあって当然ではなく、あることがいかにありがたいことか再認識しました。
今自分のそばにあるもの、いる人、すべての存在に感謝しながら生活したいと思います。
Posted at 2015/07/30 21:25:21 | |
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