SOFT99様の懸賞に運よく当選しました。
こちらのブログはパーツレビューに投稿済みの内容と一部被るものの、間接的な話や根拠のない推測がメインです。
RAIN DROPは既に人気商品ですが、カーシャンプー/洗車クロス/拭き上げクロスは最近発売されたばかりらしく、よく行くホムセンにコーナーが出来てました。
ざっと売価を見たら、クロス各1500円、シャンプー1000円、RAIN DROP1000円と、まともに買ったら5000円コース。
これを懸賞に多数提供とはメーカーの力の入れ具合が分ると言うものです。
【全体的な印象】
偏見とも取れる感想ですが、ALAUNENシリーズは社内の若い人だけを集めたプロジェクトから商品化したものじゃないかなぁ。
ネーミングとかパッケージとかyoutubeのCMとか、これまでの同社とちょっと感性が違う感じ。
そして今ある洗車用品のネガティブ要素を潰そうと、市場の声を取り入れまくったのではと想像します。
それは両クロスの形状と取説で感じとれて、例えば洗車クロスは両手作業ができたり畳み方次第でミトンの様に使えたり、拭き上げクロスはハンドワイパーを組み合わせて広いエリアを一気に拭くアイデアなどが取説に書いてあります。
色んなパターンを1製品で実現しようと欲張った感があるんですよね。
でも、あれこれできるのは一つひとつが中途半端にもなり易い訳で、ある機能が要らない人にとっては要る機能の方で使い辛さを感じてしまうかも。
頑張って開発したんだなと言う点と、張り切り過ぎて少し空回りしてる感が、先述した若い人だけのプロジェクトって印象を与えたんだと思うものの、この次も面白い商品が出てくるんじゃないかと本気で期待してます。
以下、商品個別のコメントもしていきます。
【RAIN DROP トルネードヴォルテックス】
今使ってる簡易コーティングや水あかをしっかり落とすために、SOFT99水アカストロングクリア(案件ではなく自前品)で洗浄。
これは皆さんご存じの類似品と比べてマイルドなのが気に入っています。
実のところ類似品は「水性塗料に使うな」との裏書きに気付いてから、リスク回避で選択してません。(現在ほどんどの市販車は水性塗料ですからね)
そのあと水あか取りシャンプーで全体を洗ってからRAIN DROPの登場ですが、RAIN DROPって弱酸性なんですね。
水あか取り系がほぼ弱アルカリ性なんで、中和されてちょうど良いかも。
しかしこのノズル形状は凝ってますね。
機能に関係なさそうな部分のデザインもかなり遊んでて、ノリノリで設計したんだろうなと思えます。
ノズルは再利用できるとても良い設計ですが、可動部が多いので耐久性はどうだろう...3缶分持ったらまた買ってねってイメージかな。
使ってみると拭くときのプチプチ弾ける感触は健在で嬉しい。
バズーカタイプも使ったことがあって、その頃の2つの課題が改善されてるのを感じました。
①噴射した部分とそれ以外で満遍なく塗り広げられてるか少々怪しい
→広範囲に薄く噴霧できる様になって塗りむらの濃淡を感じにくくなっている
②噴霧量が多くてちょっと長めに出すとどんどん使い過ぎてしまう(1m四方1秒)
→噴射量を減らして長めに出す様になってやり過ぎしにくくなっている(1m四方2秒)
想像ですが、艶成分UP(RAS→G-RASシールド)によってムラが出易くなったのでメカ的な対策をしたとか?
単純にバズーカタイプ発売から課題認識はあって、噴射の楽しさはそのままに改善を図っただけかも知れませんね。
その後2回アワテクシャンプーで洗車する機会があり、手触りのツルっと感はほぼ無くなりました。
ただ艶感と撥水は維持してますから、耐久性には期待できそうです。
これで公称5ヶ月耐久、経験則で話半分の2.5ヶ月としても素晴らしい♪
後で気付きましたが、クロスは精製水で湿らせると乾燥した跡が付きにくそうです。
特にメッキ面が分かり易いと思うので、次はやってみよう。
【ALAUNEN アワテクシャンプー】
大抵のカーシャンプーはキャップ〇杯という指示が多くて面倒だったり手がヌルヌルになったりしがちですが、これはポンピングでOKな点が最大の特徴と言えるでしょう。
ざっと計量した感じではポンピング1回で5cc出てきます。
ポンプ機構は強度もしっかりある印象ですから、今後は詰め替えパウチが出てきそうですが、正直なところ中身は何入れてもOKな気がします。(メーカーさんゴメン)
成分が「陰イオン界面活性剤、香料」と潔く、私自身ホントに要るのかなと疑問を持っている防錆剤やキレート剤などの機能性成分が省かれてるのも好印象。
洗浄力も強過ぎないくらいでちょうど良い感じです。
【柔帝王 洗浄用クロス】
両手に嵌める形態で全て洗いました。
シャンプー液をたっぷり抱え込んで、側面なら前から後ろまで一気に滑らせても液切れになりません。
いつもはワンパネル毎に流してますが、曇りや低気温なら全体を洗って流せるくらいのスピード感で、スポンジの1/3の時間で終わります。
往復させず一方向に洗えば、洗い傷をつけるリスクも減るし、ドアミラー周りの作業性も優秀。
袋形状に手を入れると、ナンバープレートで指に怪我しにくいのも大きなメリットです。
2回使いましたが、毛先の柔らかさは充分維持できてる感じ。
総合的には良く考えられた製品と思います。
【柔帝王 吸水用クロス】
2回目の洗車のときブロワーで水残り1/10にしてから拭いてみたら、この商品の良さが出せました。
それは「大判クロスは大げさだけど、40㎝四方くらいのだと何往復もして非効率」の中間で、長くて幅狭なサイズが丁度良かったのです。
両端に手を入れて少々横に張った状態ならクロスの軽すぎるネガティブ要素を消せて、天井やボンネットが上手く拭けます。
とは言え含んだ水を絞るには、やっぱり大きすぎなので、拭き切れる水量に落としてから使うのが一番良いでしょう。
ドアミラー周りの作業性もとても良く、仕上げ用クロスの位置づけなら優秀と言えるかな。
実際のところブロワー後だと吸水量の余裕があったので、例えば、ボンネットやハッチ、ドアを一回バンバンと開け閉めして水を減らすだけで、残りは全て拭き取れるかも知れません。
次はそれをやってみようっと。