| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
ST205のエンジンルームは、エンジン他の機器類がギッシリと詰まっており、極めて整備性が悪く、消耗品の交換や後付パーツの取付けなどの作業時にはフロントバンパーを外すことが必要になる場合も。
バンパーを外すには、おおむね次の順で取り外していく。作業はフロントのみジャッキアップして、リジッドラックに載せてから。(安全第一および作業効率アップ)
1 ナンバープレート(ボルト)
2 ターンシグナル(スクリュー)
3 フェンダーライナーおよびアンダーカバー(スクリューとボルト)
4 左右のフェンダーの先端(ナット)
5 ロワーグリル(クリップ)
6 バンパー後端上部(ボルトとクリップ)
2
ターンシグナル
ターンシグナルは、センター側はツメでバンパーに引っ掛けて、サイド側はスクリューで留めてある。スクリューを外し、無理して引っ張り出そうとすると、ツメが折れてしまう。センター側を奥へ押し込むように、サイド側を引っ張り出すようにしてやると、はずれる。配線がコネクターで繋がっているので、これをはずせばOK。
3
フェンダーライナーおよびアンダーカバー
バンパーの下部のところで、左右のフェンダーライナーおよびエンジンアンダーカバーがボルト(またはスクリュー)で留められているので、これを外す。順序としてはまずフェンダーライナーの前半分を外し、次にアンダーカバーの前半分を外す。
ボルトの数が多いのに加え、種類が異なるので、作業後の取付け時に間違わないように、取り外した際にきちんと整理しておく必要がある。錆び易いところなので、事前に確認しておき、必要に応じてあらかじめ新品を入手しておく。裏側でボルトを受けているクリップ式のナットも錆びている場合がある。
4
フェンダーの先端
バンパーの左右両端にそれぞれ3か所ボルトが取り付けられていて、それがフェンダーの先端に差し込まれている。フェンダーのホイールハウス部分から正面方向を覗き込むと奥にナット(10mm)が見えていますので、これを取り外す。かなり奥になるので、ソケットレンチに延長用のエクステンションバーを取り付けて作業をすると楽。
5
ロワーグリル
ロワーグリルの上側10か所で、上向きのクリップにてバンバーが車体に取り付けられているので、これを外す。クリップはどれもそうだが、構造を良く見て適切な方法で外さないと、簡単に破損する。これもあらかじめ、新品を入手しておくと便利。
※写真に写っている愛車のクリップはすでに純正のものとは異なっている可能性がある。
6
バンパー後端上部
バンパー後端上部のところで、ボデイーにボルト(4か所)とクリップ(4か所)が取り付けられている。ここをはずせば、パンパーはフリーになるので、外せる状態になる。ロワーグリルをつかんで、前へ引き出せば、良いが、フェンダーの先端につながっているボルトをはずす際、または作業後取り付ける際に、ボルトでフェンダーの塗装を傷つける場合があるので、要注意。整備書では、フェンダー先端の側面部分に保護テープを張るようにとの指示がある。
7
取外したフェンダーには、ラジエターグリル、ロワーグリル、フォグランプカバーがボルトで取り付けられている。この際、すべて取り外し洗車、清掃することとした。中に、形状に合せた大きな発砲スチロールが入っている。結構細いところもあるので、折れないように要注意。
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