ホイールのステッカー貼り替え(TTE ステッカー)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ST205セリカ ラリーレプリカの定番ホイール「スピードライン プレオR」。車体購入時にスタッドレス用のホイールとして入手。白い塗装に「speedline」のロゴ。長年使用してくるとどうしても文字が欠けてくる。
降雪・積雪時には乗らないのでずっと車庫に眠っていたが、タイヤを新調入替したのを機に、ステッカーも貼り替えることにした。夏タイヤ用と同様にこちらもレプリカ用TTEステッカーに貼り替えた。
2
文字欠けといっても、それぞれ1~2文字程度が部分的に剥がれている位で、残っている部分はまだしっかりと貼り付いていて簡単に取れそうにない。さらに各ホイールにステッカーは2枚貼られており、剥がすにはかなり苦戦しそうな気配がした。
3
「ステッカーはがし」のケミカルを物色する。ネットや店頭で確認してみるが、強力なものはどうしても塗装を侵食するようで、再塗装は行わない今回はボディにも使用できる製品を試しに購入してみた。『SOFT99 ステッカーはがし』
説明書のとおり粘度のある液をステッカーにつけ数分放置後、付属のプラスチックヘラでこすってみるが、それでもなかなか手強い。糊面にまで液が浸透して行かないようである。
4
ステッカー自体は塩化ビニール系なので、熱を加えればパリパリになり剥がし易くなるのでは・・・。ヒートガンで熱風を当て、ステッカーが熱く感じるくらいまで温めてから、液をつけてヘラでこすってみた。少しは剥がれるようである。塗装はかなり強くこすっても傷がつくような様子はない。
試行錯誤しているうちに要領がつかめ、結果的に短時間で終えることができた。
①ヒートガンで温める。
②爪でひっかき、各文字の形がなくなる程度までステッカーをはがす。
③『ステッカーはがし』を塗り、数分待った後に、ヘラでこする。
5
ステッカー自体は剥がれても、糊がそのまま文字の形で残っている個所も見られた。これは再度爪でこすった後に、シリコンオフを吹いて拭き取ると綺麗になった。
6
すっかりシートが剥がされたホイールは16インチということもあり、なんとなく野暮ったい感じ。やはりロゴマークがあるとないとでは格段に印象が異なる。ステッカーを貼る前に、ホイールシャンプーにて洗った後、コンパウンドで細かな傷、黄ばみ、汚れ落としも行う。
7
新たに貼るステッカーは、夏タイヤ用ホイールと同様ホイール1本に付き3枚。「speedline」、「Toyotaマーク」、「TTEのロゴ」。1995年WRC参戦時のホイールのレプリカステッカーとなる。いつものようにStudioKさんに注文。
ステッカー表面の転写シートに中心線を入れておく。ホイールの方にはマスキングテープにてスポークの中心線を出してしっかり位置決めを行い、ステッカーが斜めにならないように注意して貼り付ける。また、ヒートガンで温め糊をよく馴染ませ密着性も良くしておく。
8
完成!
白い塗装に、黒、赤のステッカーが映え精悍さが戻る。ささやかな満足感に浸りながらも、今後スタッドレスタイヤをどれだけ使用するのかを考えると複雑な気持ちが・・・。スタッドレス用よりも夏タイヤ用の方がメンテの必要あり!
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