燃料ポンプ分解(その2)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
燃料ポンプから取り出したモーター外観(大きさ110mm、Φ36mm)
2
モーターのポンプ部
回転子は燃料を送るためスプーン状になっている(回転子厚み2.7mm、Φ30mm)
また回転子共に擦り傷があり、摩耗粉が溜まっていました。(燃料が少ない状態の走行の頻度が多いと摩耗粉も多くなるかも知れない)
3
モーター内にはチョークコイルと思われ、高周波ノイズを阻止しより安定したモーター駆動なんだと思います。
モーター(ポンプ)から吐出された燃料は、サブタンク内の燃料フィルターで濾過される間にある唯一の排出部分となり、スプリングを備えたリリーフバルブ(押すと200~300g位)になってるが燃料フィルターの濾過低下でリリーフバルブが動作していても排出を抑制されていた可能性はあったと思います。
4
そして気になるのが、モーターのブラシがどの位残っているか。
元々どの位あったのか不明ですが、約22万キロ走行でブラシの残りはリード線が本体に当たるまで約4.5mmも残っていました。(ブラシ的には40万キロ近くは行けそう)
燃料による冷却と潤滑(湿潤)とオルタやセルと比べても電流が低いこともあってかブラシ摩耗は少ないのだろう。
5
コミュテータの摩耗も0.1mmと、それ程という感じだろうか。
今回の燃料ポンプの寿命はモーターよりも樹脂の経年劣化や燃料フィルターの濾過低下(自然にエンストしたことないが)、PR劣化(排出低下)ということになるのだろうか。
まあ、ヒビももう少し踏ん張って貰えれば良かったが20万キロ以上も頑張ってくれたから仕方ないか。
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