98SPEC TYPE-R 16インチホイール リフレッシュ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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先日!?(2月頃)入手した98SPEC TYPE-R 16インチホイール。良く見るとガリキズや塗装剥がれが所々にあります。
今回はホイールのリフレッシュをし、RK5に装着したいと思います。本当は、スプレーガンやエアブラシがあれば綺麗に仕上げることが出来ますが、一から揃えると高額になってしまうし、業者はホイール塗装1本1万5000円くらいするので、初めてですが缶スプレーで仕上げたいと思います。
2
ホイール塗装に必要なものは
1.耐水サンドペーパー(100円ショップ)3~4セット
2.サフェーサー白(塗装の下地密着を高める)4本
3.メインカラー(チャンピオンシップホワイト)4本 ボカシスプレー2本
4.ウレタンクリアー(メチャクチャ高い!!)4本
5.シリコンオフ(脱脂作業に使用)1本
6.マスキングテープ(塗り分けやリムの保護に使用)
7.研磨ブロック(角材の切れ端で十分)
8.ワイヤーブラシ(100円ショップ)
以上が最低必要になります。ちなみにすべてボディペンを使いました。
また、カンペハピオの塗料も安くて良いのですが、純正色にこだわりがなければおススメです。
塗装を始める前に、ホイールの状態を確認するために綺麗に洗います。
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洗ってみると、ガリキズやブレーキダストのこびりつきがありました。
ここから足付け作業(塗装の下地作り)に入ります。
まず、耐水サンドペーパー#220番を水でたっぷり濡らして、研磨ブロックに巻きつけて、リムから攻めます。指で触れて段差が無くなれば、#320番#600番と徐々に細かい目で研磨していきます。
ここで妥協すると、塗装が上手く密着しなかったり、塗装剥がれの原因になったりします。塗装は足付けで左右されると思うので、丁寧に根気よく作業します。
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全体の足付けが終わりました。感じとしては、光沢が無くなる感じでいいと思います。
ちなみに、ディスクグラインダーがあれば、塗装一掃というアタッチメントを使うと作業が一気に終わります。
細かいところはワイヤーブラシを使うと手が痛くなりませんでした。
また、スコッチブライトスポンジで足付けする方もいましたが、この辺りは好みの問題だと思います。
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足付けが終わったので、綺麗に洗い、シリコンオフ(脱脂)を使い余分な油脂分と取り除きます。
1.ホイールナットの穴を保護
ホイールナットの穴を塗装してはいけません。ナットが緩み事故につながる場合があるので、絶対に気をつけましょう。ホイールナットの穴は直径3㎝なので、コンパスカッターを使ってタックシールを切り取りました。
2.サフェーサーを使う
サフェーサーとは、塗料の密着度を高めるのと、研磨したキズを隠す作用があります。ポイントは、薄く回数を重ねて、全体に傷が見えないようにします。
3.サフェーサーの水研ぎ
サフェーサーを使うとザラつきが出るので、耐水サンドペーパー#1000番を水で濡らしながら、つるつるにして行きます。研磨しすぎると下地が見えてしまうので、指で確認しながら行いました。
4.チャンピオンシップホワイト塗装
メインカラーを塗装します。ここでも、サフェーサー同様、薄く回数を重ねて行きます。何回も吹きつけると、コツがわかりますが、境界が出たりスプレーダストが出来たりするので、ボカシスプレーを使ってスプレーダストを消したり色ムラをなくします。ボカシスプレーは同じメーカーであれば、ウレタンクリアーにも使えます。
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メインカラーまで終われば、いよいよトップコーティングです。わかりにくいので、センターキャップ(Hマークはステッカーです。)で比較します。
・左がメインカラーまで塗装したもの。
・右がウレタンクリアーまで使用したもの。
結果は一目瞭然です。ウレタンクリアーは光沢があり塗膜が厚く、硬さも十分にあります。
また、シリコンクリアーやアクリルラッカークリアーでは、ステッカーの上に塗装することができません。上手く塗装できたとしても、ステッカーが縮んでしまいます。
アクリルラッカークリアーでの塗装は、ステッカーが縮むので出来ないと言われていたので、カンペハピオのシリコンクリアーを使ってみました。しかし、完全に乾燥するとスッテカーが縮んでしまいました。
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塗装開始から約6ヶ月、やっと完成しました。雨で塗装が出来なかったり、失敗が数多くあり何度も塗り直しましたが、個人的には上手く出来たのではないかなと思っています。1つ問題なのは、実走行してどの程度耐久性があるのかがわかりません。
ホイールは最も過酷な環境下で、飛び石の被害を受けます。いつまでも綺麗なままでいて欲しいものです。
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装着してみました。相模原市中央区にWORKSというショップがあります。本日予約して組み替えていただきました。お店の方はイケメンで、親切・丁寧に対応していただきました。価格も安く、他では考えられません。次の履き替えの時も、WORKSにお願いしたいと思います。
TYPE-Rのホイールはスパーダ16インチ純正ホイール比で1本当たり-1.3㎏(スパーダ 16インチ ホイール9㎏、TYPE-R 16インチ ホイール7.7㎏)なので、モータージャーナリスト風に言うと、バネ下1㎏の軽量化はバネ上の10㎏の軽量化に匹敵します。
スポーツカーでは、ホイールの軽量化は運動性能を上げるために有効な方法です。スパーダはミニバンですが突き上げも少なく、乗り心地が良くなった気がします。
また思わぬ副産物があり、フロントがほぼツライチになったので、リアに5㎜スペーサーを入れるとバランスが良くなりそうです。あとは、モデューロ サスペンションが装着されれば理想かな。
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