つな吉のブログ一覧

←1975年公開後、ノルウェー映画史上、観客動員数１位を未だに保持している人形アニメ映画なんだそうです。


内容としては、ピンチクリフという片田舎で自給自足の生活をしている自転車修理工（発明家）レオドルと鳥とハリネズミが、元弟子でレーサーのルドルフとレースで決着を付けるために、ピンチクリフ・グランプリという大会に出場する話。


かみさんがラジオを聞いていて、たまたま上映している情報を得て興味を持ったため、私も一緒に見に行くことになりました。



話の内容はひじょ～に単純で、単純すぎて退屈なぐらいなのですが、人形の動きがとても素晴らしいので退屈しません。




映画の出だしがメチャクチャのんびりした展開なので、ちょっと居眠りしてしまったところもありますが、最後のレースのシーンは圧巻。





車好きなら

「そりゃないだろ！？（＾o＾；」

とツッコミたくなるようなシーン満載なのですが、全ての演出に嫌味がなく、ただただ幸せな気分になれます。





最近、何を見ても

「こんなこと現実じゃありえない」

と否定的な見方をすることが多くなってきていた自分に

「こうだったら良いな」

というものの見方があるということを、この作品は改めて教えてくれた気がします。




もし、機会があったら是非見てみて下さい。

お子さんと見ても、家族みんなで楽しめると思います。



本当に30年前の映画なの？と訊きたくなるぐらい、今見ても新鮮です。


いや～、古くないなぁ～。

今日は、映画の舞台でもある渋谷のシネフロントでワイスピ３を観てきました。
自分達が観ている映画館が映画の中に出てくるというのは、とても不思議な感じがしました。
でも・・・



観に来てる人、少ねぇ～っ！！




何人いたんだろ？我々夫婦をいれても２０人いなかったんじゃないでしょうか？午後一の回を観に行ったのですが、前の回も、すぐ後の回も、出入りしている客は数人程度…。



アレ…？興行的に大丈夫ですか？




まぁ、そんな私の不安をよそに映画は始まったわけですが、内容は…。
















































私的には50点！（100点満点で）






あんまり内容書いちゃうと観てない人に悪いので、要点だけ絞って解説しますと↓


１．車壊し過ぎ
２．登場人物達の車に対する思い入れが感じられない（事実「それにくらべりゃ、車なんて安いもんだ」という台詞が出てくる。これはこれで良い台詞なのですが…）
３．RX-8が、思い切り「こんな遅いマシンじゃ話にならない」と扱き下ろされてる
４．バトルが汚い（勝てないと思うと、すぐ相手の車にぶつけてボコボコにする）
５．話の作り込みが粗い
６．とても日本の文化とは思えない世界が舞台になっている
７．アンダーネオンが無かった



て、ところですかね。最後の５分間、あの登場人物のサプライズがなければ、正直10点ぐらいです。
ワイスピは、２以降は車の派手さだけでなんとかもっているような内容になってしまっていて残念です。
３も車自体はプロレベルのマシーンがズラズラと登場して、見た目的にはカッコいいのですが、身近な感じが薄れてしまい感情移入しにくいです。
私の中では、おそらくこのシリーズで１を越える作品はもう出来ないと思っています。
やはり、１の作品のコンセプトである「カーアクション映画だが、単なる車が主役の映画ではない」という監督の思いが、私の感性に響くのだと思います。それだけ、１は登場人物たちの人間模様がよく描かれていました。



しかし、３が一番素晴らしかった部分もあります。それは、町中で主人公達が繰り広げるカースタントです。
他の走行車を避けながらのドリフトは素晴らしいの一言だし、見応えも十分ありました。
これから見に行く人は、これまでのシリーズとは別物と考えて見に行けばそれなりに楽しめると思いますよ。
この映画、シリーズもののくせに毎回監督違いますからね（＾＾；