
朝晩の冷え込みが強くなり、冬の訪れを肌で感じる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私ごとですが、この度、遅ればせながら
日本盲導犬協会の賛助会員になりました。

同じラブラドールを飼っている者として、少しでも役に立てればと、これまでもちまちまとチャリティーグッズを買ったりはしていたのですが、どうせなら、まとまった金額を寄付できる賛助会員になった方が効率的だと思ったからです。
賛助会員になると、年4回発行される会報誌が届くようになり、協会の活動内容や視覚障害者に関する情報などを見ることができます。
これまで、盲導犬の利用者は全盲の人だけかと思っていたのですが、そうでない方もいるということをこの会報誌で初めて知りました。
障害者にとって、より過ごしやすい社会にするためには、障害者の程度や範囲によって生じる生活上の様々な問題について、周囲の人々が理解を深めることが重要だと実感した次第です。
このことがわかっただけでも、賛助会員になった意義はあったと感じております。
さて、先週、急に富士山を見たくなったので、山中湖へ行ってきました。

朝6時に家を出発し、現地に到着したのは7時30分ごろでした。湖から水蒸気が上がっているため、ガスっていて何も見えません。

富士山方向はこんな感じで、なんだか水墨画のような風景が広がっておりました。

私の前を白鳥が横切って行った後にできた航跡波が幻想的です。

時間が経つにつれて霧が晴れてきたので、向こう岸が見えてきました。

8時30分ごろ、ようやく霧が晴れて富士山も綺麗に見えるようになりました。
水面に映る富士山がもう少し綺麗に見えると良いのですが、この日はこれ以上波が穏やかになることはなさそうだったので、おそらくこれが限界かと。

風が出てきて湖面が波打つと、富士山が映っていること自体認識することが難しくなってしまいました。

水面の近くまで降りられる階段があったので、しばらくそこで写真を撮っていたら、白鳥を追っかけてきたカップルが階段を降りてきて白鳥と戯れていました。
ここの白鳥は人馴れしているんでしょうか。

カメラを気にせず横切る白鳥さんと富士山の図。

毎朝の散歩で多摩川の土手から見える富士山は、この雪化粧した部分しか見えないので、てっきり全体が白くなっているものと思って訪れたのですが、白くなっているのは頂上付近だけでした。

撮影中、観光客や写真撮影に訪れる人が絶え間なく入れ替わっていました。

帰り道の車窓から。

色づいている部分もありますが、本格的な紅葉は12月に入ってからになりそうな雰囲気です。

高速のインターチェンジから見える富士山。
話は変わりまして、先月、台風が来なかったら山にハイキングに行こうと思っていたのですが、各地で甚大な被害が発生したため山は危険と判断し、代わりに以前から気になっていたムーミンバレーパークに行ってみることにしました。

圏央道の狭山日高ICを降りてしばらく走ると駐車場の案内板があります。この近くに来るまで案内表示が全然なかったので、道を間違えているのかと少し焦りました。

駐車場はこんな感じの立体駐車場で、結構な台数を駐められそうです。

メッツァビレッジのエントランスです。当日は、生憎の曇り空でしたが、このカラフルな飾りのお陰で少し心が弾みます。

敷地内の手前側にメッツァビレッジ、奥にムーミンバレーパークという配置になっているので、最初に視界に入ってくる建物はメッツァビレッジのマーケット棟です。

こちらはレストラン棟。マーケット棟に隣接しています。

案内板。ヘルシンキまで7,781kmって…(^^:

湖を利用して作った施設だけあって、公園っぽさもあり、買い物をするというよりも寛ぎにきているような人も見受けられました。

道なりに奥へ進むとムーミンバレーパークの入り口が見えてきます。

チケット売り場。「インターネットで予約しても入場ゲートの手続きが遅いため、当日券の列の方が先に進む。」という情報をネットで見ていたので、我々は当日券で入ったのですが、この日はインターネットの事前予約の方が早く入れたように思います。オペレーションの見直しで事前予約の方が早く入れるように改善されたのかも知れません。ちなみに、この日は平日でしたが結構な人出でした。

中へ進んでいくと、気付かなければ素通りしてしまいそうな地味な展示が。

どうやら、このシーンを再現しているようなのですが、それにしては船の向きが逆のような気が…。

さらに進むと、ムーミンパパが作った「水浴び小屋」が見えてきます。

小屋の中も見ることができるようですが、我々はロッタがいたので止めておきました。(水辺のロッタは超危険なのです。)

さらに進むと「エンマの劇場」があり、その奥に「ムーミン屋敷」があります。

右手側の黄色い建物は「リトルミイのプレイスポット」、左手に見えるのは、ムーミンの世界観を味わえる展示施設の「コケムス」です。

この日は植物の植え替えをしていました。ムーミンママの趣味が植物を育てることらしいので、そういう演出にも力を入れているんでしょうね。
ちなみに、私はムーミンのことをカバの妖精だと思っていたぐらい作品に関する知識が乏しいので、ここに記載している内容は、ネットで収集した情報をそれっぽく書いているだけです。あらかじめ、ご了承くださいm(_ _)m
※かみさんはちゃんとしたムーミンのファンです。

ムーミン屋敷の中を見るためには、見学ツアーに参加する必要があります。犬連れは無理なので外観だけ見て終わりです。

リトルミイのグッズが売っている建物です。

こういう小物の演出があるので、ムーミンをよく知らなくても見ているだけでなんとなく楽しいです。

オシャレな案内板。

右手に見えるのは「海のオーケストラ号」というアトラクションの建物です。左手に並んでいるのは、キャラクターのグッズが売っているショップです。

郵便屋さん。各キャラクターをデザインしたポストカードなどが売っているそうです。

壁面にカラフルな鳥小屋(?)が設置されていたり、アーティスティックな雰囲気が随所に見られます。

ヘムレンさんの遊園地。未就学児が遊ぶのには良いようです。

ヘムレンさんの遊園地の奥にある「天文台」です。ムーミン達がシルエットで表現されています。

なお、引きで撮るとこんな感じの小さな展示物です。下の岩は大きいですけど。

「灯台」です。

中に小物が展示されています。

ムーミンママのハンドバッグが置いてありました。ムーミンたちが暮らしていた面影を表現しているのでしょうか。

敷地の一番奥にある「スナフキンのテント」。ただテントがあるだけです。作品を知らない人からしたら、なんともシュールな展示物です。

灯台を対岸から見た風景。カヌーは係員が同乗しているように見えましたが、どうなんでしょう?自分で漕ぐのかな?

カヌー乗り場のフィンランド国旗。

灯台の近くから見たメッツァビレッジです。ちょっと幻想的にしてみました。

帰り際、昼飯を食べていないことに気づいたので、マーケット棟で軽食を食べてから帰りました。(いろいろ売り切れていて、大したものを食べられませんでしたが…)
【ムーミンバレーパークの感想】
ムーミンファンをターゲットにしているだけあって、ファンなら楽しめる仕掛けが沢山あるようです。ムーミンをよく知らない私でも、建物のデザインや色彩は見ているだけでそれなりに楽しめました。
子供連れで行く場合は、未就学児ぐらいまでなら何とかなりそうですが、それ以上の年齢になるとちょっと微妙かも知れません。
ディズニーランドやUSJなどのスリリングな非日常を体感したい人には物足りないと感じてしまうと思います。
ちなみに、我々は今回、アトラクションは一つも体験しなかったので、滞在時間は3〜4時間でしたが、アトラクションの待ち時間を入れたらもっと時間がかかると思います。昼食をまともに取ろうと思ったら、さらに時間が必要になります。
個人的に、今回は写真的にイマイチな天候だったので、天気がいい日にもう一度行ってみたい気はしますが、かみさんは「一回行けば十分かな。」とボヤいておりました。(ムーミン好きなのに…)
では、今回はこの辺で。