
急に気温が下がってきて風邪をひきそうな日々が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は喉が若干怪しい時期がありましたが、なんとか持ちこたえております。
職場や取引先では、酷いガラガラ声の人たちがチラホラ見受けられますので、みなさまも風邪などひかぬようご注意ください。
というわけで、前回に引き続き写真メインの内容でお届けします。

ロッタは相変わらず元気です。

大分、大人になってきましたが、まだまだ子供っぽいところも沢山残っており、公園などではリミッターが利かなくなって引っ張り回される日々です。

そういえば、先日、前から気になっていた「クロワッサンたい焼き」なるものを食べることができました。外はサクサク、中は餡子という不思議な組み合わせでしたが、悪くなかったです。いわゆるB級グルメってやつなんですかね?
まだ、食べたことない方は一度お試しあれ。
さて、先月、お題に書いてあるとおり岐阜県の飛騨高山に旅行に行って参りました。
かみさんが「いつもの“わんパラ”じゃなくて、違うところの“わんパラ”に行きたい」と行っていたので、行き先の選定をお任せしていたところ、高山わんわんパラダイスに行くことになりました。
※わんパラ=わんわんパラダイスというペット同伴で泊まれるホテルのこと。我が家はほぼ毎年、伊豆のわんパラにお世話になっております。
高山のわんパラは、ホテルの敷地内に川が流れているのが特徴で、水遊びの好きなロッタにはもってこいということなんだそうです。
夏は避暑地的な役割も兼ねるそうなのですが、この時期になってしまうと、もう寒いぐらいの気温になってしまっているそうなので、少し暖かい服を用意して出かけました。
まずは、中央道をブンブン飛ばして長野自動車道に入り、松本インターチェンジで下りて下道を走っていると「奥飛騨平湯大滝公園」を発見。
朝、コンビニで買ったお昼ご飯を食べる場所を探していたところだったので、立ち寄ってみることに。

駐車場がとても広く、山で囲まれた景色も素晴らしい。
車を停めて山を登っていくと足湯を発見。
とりあえず、上の方まで登ることを優先し、帰りに足湯に入ることにしました。

遠くに滝が見えます。

滝の近くまで行けるので目の前まで近づいてみました。景色が良いので気分が安らぎます。

一通り山を見た後は、往きに見かけた足湯へ。

暖かくて気持ちが良かったです。長時間運転の後だったこともあり、疲れた足には丁度良い休憩場所でした。

足湯に浸かりながら見える光景です。かみさん曰く「借景だね」とのこと。
滝と足湯でゆっくりしていたら、ホテルに着く時間が予定よりも遅くなりそうな感じだったので、まだ浸かっていたい気分を振りほどき、ホテルへ向かいました。
ホテルには16時頃に到着し、部屋で一休みしたあと、ロッタの散歩に出かけました。

さっそく川遊び。

川の水はかなり冷たかったのですが、ロッタはお構いなしで遊びます。さすがラブ。

しばらく遊んだ後、ホテルに戻り、夕飯を食べて寝ました。
翌日は、晴れたら白川郷に行くつもりだったのですが、生憎の天気であったため、白川郷は諦めて「飛騨の里」と高山市街と飛騨大鍾乳洞に行くことにしました。
まずは、飛騨民俗村「飛騨の里」へ向かいました。

雨は降らないまでも、どんよりとした曇り空。晴れていたらまた違った風景なんでしょうねぇ。
この施設は、実際にあった民家を移築して保存しているそうなのですが、普通に中に入ることが出来るので、当時の人々が暮らしていた家の雰囲気がよくわかります。
ただ、中に入って見ているだけだと「ふ〜ん」という感じで終わってしまうことも多く、「なんでかな?」と思い、試しに写真を撮ってみました。

おぉ!なんだか、写真に撮ってみるととても味わいのある建築物でないかい?
何枚か撮ってみて思ったのですが、ここは人間の目で直に見るには少し暗いような気がしました。
当時は、本当にこういう照度の中で暮らしていたのだと思いますが、暗過ぎてよく見えないところが多く、それが生で見てもグッと来ない要因だったのかもしれません。
その点、写真は明るく撮ることも出来るので、より施設の魅力を引き出せるのかもしれません。

合掌造りの家の屋根裏です。合掌造りの裏側が見えるので、どういう造りになっているのかがよくわかります。

合掌造りの外観。

「車田(くるまだ)」という円形の田んぼです。つい、「正美」と言ってしまいたくなりますが、グッと堪えます。

収穫した稲が干されていました。ここで作っている稲は餅米とのことです。

ロッタは、今回お初のバッグ装備バージョン。このバッグは、普段しているユリウスK−9のハーネスに取り付けられる専用品です。こういうカスタムができるハーネスは個人的に盛り上がります。ちなみに、脇のスイス国旗は、なんとなくカッコいいから着けているだけで、深い意味はありません(笑)

飛騨の里はここまで。次は、高山市街へ移動します。

高山市街に到着すると、普段見慣れているファミリーマートになんだか違和感が…。そう、あのトレードマークとも言える、緑・白・青のカラーリングではなく、全体的にブラウン調にまとまっております。これは、街の景観を損ねないようにということなんでしょうねぇ。徹底してますね。

郵便ポストもこんなだし。カッコいいなぁ。

街並は全体的にこんな感じです。同じ古い街並ということで、石川県の金沢市に行ったときのことを思い出しました。金沢よりもこちらの方が外人さんが多い印象です。

ホース格納箱が渋すぎる。消火栓は…、これ本物?

人力車も絵になりますね。

プラプラ歩いていたら人の行列が出来ていたので、列の先頭を見ると「飛騨牛にぎり寿司」の看板が。牛肉の寿司なんて美味いのかな?と思いましたが、気になったのでかみさんと並んでみました。

基本的に店に座る場所がないので立ち食いです。この界隈はどの店もそんな感じです。立ち食いしている人があちこちにいました。

どれも良いお値段しますが、せっかく来たので奮発します。

飛騨牛料理指定店であります。

板さん独りでやってます。

高いのには訳があるんですねぇ。5等級ってどんなものか想像がつきませんが…。

10分ほど待ってようやくゲット!私もかみさんも奮発して「三種盛り」にしました。お皿は大きなお煎餅になっており、全て食べられるようになっています。
早速、いただきま〜す…とやろうとした途端、なんと、ロッタがお寿司を持っていた私の右手に大ジャンプ!
意表を突かれた私はなす術もなく、お寿司は手のひらから地面へと落下。息つく間もなくロッタが軍艦巻きをゲット!
「あ〜っ!こらっ!お前なに喰っとんねん!」などと騒いでいると、周りで見ていた人たちから「かわいそうに」などと同情される始末…。
恥ずかしさと悔しさで冷静になるまでしばらく時間がかかりましたが、落としてしまった一人前はもう食べられる状態ではなかったため、かみさんが持っていた一人前を「一杯のかけそば」よろしく二人で分け合いました。
多分、とても美味しかったんだと思いますが、まだ頭に上った血が下りきっていなかったので、実はあまり味を覚えておりません。
普段は、人の食べものには絶対に手を出さないロッタなので、全く警戒していなかったのですが、ロッタも一緒に列に並んでいたため「私も食べる権利あるでしょ!」という気持ちになったのでしょうか…。
それとも、いつも見ている「ポチたま」のまさはる君の真似をしたのでしょうか…。
とにかく、いろいろ衝撃だったので、観光気分どころではなく、雨が強くなってきたこともあり、そのまま鍾乳洞へと向かいました。
…長いな、この記事。2回に分けよう。
というわけで、つづく。