
「ウィスキーはロックではなく、常温の水で割るのが一番おいしい飲み方なんです。」という話を何かの番組で見て以来、ず〜っと気になっていたので、先日、試してみました。
水割りなので、当然、ロックよりは回りが遅いですが、冷やした水割りより飲みやすいせいか、いつもより酔いが速く回る気がします。
…なんて話ではなくて、今回の試みは、常温の水で割るとその他の飲み方よりも美味しいのか、美味しくないのかが焦点なわけですが、正直、普段、酒をほとんど飲まない私にとっては、「良い睡眠薬になった」程度の出来事でしかなかったのでした…。
でも、ジャックダニエルは何となく飲んでるとカッコいい気がするので、これからも不純な動機でちびちびやっていきたいと思います。
さて、ここ数日、だいぶ春らしい陽気になってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
朝の通勤ラッシュの電車は、気温が中途半端なせいか、空調も中途半端な利き方のため、この時期が最も暑苦しい気がします。
車掌さんは個室でまったりしてるから分からないのかも知れませんが、おしくらまんじゅう状態の車内は相当暑いです。
京王電鉄さん、お願いしますよ。
肉布団に包まれて小一時間缶詰にされている乗客のことも少しは考えて空調利かせてくださいね(はぁと)

まぁ、そんな飼い主の苦悩など露知らず、階段の途中でうたたねこいてる輩もいるわけですが…。
代わりに会社行ってくんねぇかなぁ…なんて。
そんな愚痴はさておき、本題に入ります。
我がRX-8にとって、4月は半年点検の時期であります。
気付けば購入してから早10年。
いろいろガタが来ているところもありますが、走りに関しては特に問題なく過ごせています。
まだ、走行距離が60,000kmに達していないので、エンジンも特に不調などなく快適に走れています。
あと何年乗れるのかわかりませんが、エンジンが逝ったときが決断のときでしょうねぇ。
「リビルトエンジンに載せ換え」なんてシナリオも用意されているかも知れませんが…。
そんな話をディーラーの担当さんとしつつ、買い替えの話題になった際に「今のカーラインナップならどれが良いですか?」みたいな話になり、とりあえずFRが良いので「ロードスターかなぁ」なんて受け答えをしているうちに試乗させてもらえることになりました。

じゃ〜ん!新型ロードスター。カッコいい!
いつも試乗するときは担当さんも同乗するのですが、最近、マツダ車の売れ行きが良いせいか、忙しいらしく、「お一人でどうぞ。でも、時間までに帰って来てくださいね。」と釘を刺さされました。
盛り上がる気持ちを抑えつつ、乗る前に操作方法を一通り教わります。
まず、驚いたのがエンジンスタート用のキーシリンダーがないこと。
「スマートキーの電池が切れたらどうすんの?」と訊くと、「電池が切れても、スマートキーをエンジンスタートボタンの前に持ってくれば、車がキーの信号を感知することでエンジンがかかるようになっているので大丈夫ですよ。」とのこと。
え〜!意味がわからん!
このとき、自分の車が10年前の代物だということを痛感させられたのでした…。
乗せてもらったロードスターはマニュアル車だったので、操作方法自体は問題ありませんでしたが、アクセルペダルの踏み心地に違和感が…。
訊けば「これオルガンペダルなんですよ。」とのこと。
おぉ、ヒール&トーがとてもやり辛い…。と苦情を軽く言ってみたところ「そういうのはしないでくださいってことです。」とのこと。
ロードスターはブンブン振り回して走るイメージが強かったので、ちょっと意外でした。
そんなこんなでドタバタしながら、いざ路上へ。

屋根をオープンにしたときの爽快感は、やはりロードスターだなぁって感じでした。今が一番過ごしやすい季節ですから、良いときに試乗させてもらえたもんです。
私が以前ロードスターに乗ったのは、日光に旅行に行く際に借りたレンタカーのものでした。
※詳しくは
こちらのブログをご参照ください。
そのときのロードスターの印象と比べると、今回試乗した新型はとても洗練されたな、と。
いや、比較対象がおかしいことは私も重々承知しておりますが、何分、他のロードスターに乗った経験がそれぐらいしかないので、その点はご容赦願います。
で、肝心のレビューをしていきたいと思いますが、まず、乗り心地。
良いです。とても良かったです。足がもっと固いのかと思ったら、全然そんなことなくマイルドでしたねぇ。
車体が小さく軽いのに、ドタバタせず落ち着いた挙動に終始していた足回りはとても上品でした。
逆に言うと、軽快感が薄く、うちの8よりも車体が重く感じました。(ハンドリング自体は軽いんですけどね。)
これ、実はパワーウェイトレシオに関係がありそうで、この新型ロードスターの車重は1,010kgのモデルと1,030kgのモデルがあるそうなんですが、仮にこの車を軽い方の1,010kgだとしましょうか。
エンジンはどのグレードも1.5Lの131馬力で変わらないようですので、パワーウェイトレシオは1,010kg÷131ps=約7.71kgになり、1馬力あたりの負担する重量は約7.7kgということになります。
次に、我がRX-8のパワーウェイトレシオを調べてみます。
車重は1,310kg、馬力の方は詐欺騒動もありましたが、とりあえずカタログ値の250psとしておきましょうか。
この場合のパワーウェイトレシオは1,310kg÷250ps=5.24kg。
つまり、ロードスターよりも機動力に優れているということになります。
いわゆる「はずれエンジン」と言われるレベルの190psで計算しても約6.89kgですから、それでもRX-8の方が有利ということになります。
NAなので、そもそもドッカンといったパワーの出方はあり得ませんが、踏んだら踏んだなりのパワーの出方をするという点では8に似ている気がしました。
ただ、2速でアクセルオフにしたときのエンジンブレーキの効きが弱いのが意外でした。フライホイールが重いのでしょうか?挙動がマイルドなのは良いのですが、下り坂などでは若干心許ない気もします。

ハンドルは、180cmの私でも特に窮屈には感じませんでした。以前に乗ったNB型は、ハンドルのチルト機構がなく、やたら低い位置でハンドルを操作した記憶があります。

幌の出し入れは片手で楽にできるようになっており、信号待ちのちょっとした時間で、開けたり閉めたりできます。
途中、軽く小雨がパラついたので、幌を閉めたまま走りましたが、頭を打つこともなく快適に過ごせました。
遮音性は、やはり幌なので、それなりにノイズが聞こえます。でも、マフラーは静かなので、気になるのはロードノイズが主でしょうか。
なんて、調子こいて走っていたらやっちまいました!!
…というのは冗談で、これは先日、高速を走っていたときに遭遇したローダーに積まれていたロードスターです。
多分、買ってからそれほど経っていないでしょうから、オーナーさんの気持ちは想像するに難くありませんが、こういうのを見ると「自分も気をつけないとなぁ」と気を引き締めるきっかけにはなります。
そういえば、その前に高速であった事故で、よく状況がわからない事故がありました。

これなんですが、こんな向きで止まっている割に、この手前の道路にスリップ痕などはないのです。
滑った訳でもなく、どこかにヒットした感じもなく、なぜこの向きで右後輪が壊れているのか…。
謎です。
…話が大きく逸れましたが、ロードスターの試乗はとても楽しかったです。
とにかく車体のデザインがカッコいいので、街中で走っていると人の視線を感じます。
そういう意味で乗り手を選ぶ車ですね(笑)
金と時間と駐車スペースがあったら買いたい車です。
最後に、先日、オートバックスからハガキが来ていたので、プレゼントを貰ってきました。

ランドリーバッグという代物です。要は、洗濯用ネットに取っ手を付けて、カバンのように扱えるようにしたものです。
う〜ん、主婦層狙いのプレゼントでしょうか。とりあえず、うちの洗濯用ネットのラインナップに並ぶことになりました。

そうそう、話は変わりますが、新宿のバスターミナルの工事がようやく終わりましたね。
南口は、工事前の状態が思い出せないほど変わってしまい、完成後、初めて歩いたときは自分がどこを歩いているのかよくわからないぐらいでした。
今度、時間があるときにゆっくり見て回りたいと思います。
…今回は久しぶりに車ネタだったなぁ。