
次から次へと台風が発生し、安定した晴れ間に恵まれない今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
我々は、先日、長野県の白馬の方へ短い夏休みを満喫しに行ってまいりました。
今回も例によってロッタの雨女っぷりが雨雲を呼び寄せ、危うく予定していたイベントを実行できずに終わりそうな天気予報でしたが、一緒に遊びに行った先輩夫婦が強烈な晴れ男・晴れ女コンビだったので、なんとか降られずにすみました。
さすがに、すっきり晴れるところまでは行きませんでしたが…。

最初に訪れたのは長野県大町市の青木湖にある「
ライオンアドベンチャー白馬」。ここではワンコと一緒にカヌーができるということで、先輩夫婦からお誘いを受けて行ってみました。

青木湖。結構広いです。水は透明度が高く、とても綺麗です。

今回挑戦するのは、カヌーと言っても川下りをするような本格的なものではなく、家族で楽しめるようなレジャー用のカヌーです。
空気の入った風船で船体を囲っているような形状になっているため、安定性がとても良く、よほどのことをしない限り、そう簡単には転覆しない作りになっております。
ワンコと楽しめるという理由は、この安定性にあります。

まだ、状況をよく理解していないロッタ。泳ぐのが好きなので、カヌーで船出したらさぞ喜ぶだろうと予想していたのですが…。

簡単にカヌーの漕ぎ方講習を受けてから、いざ入水です。
すでに、このカヌーを何度か体験している先輩夫婦はさっさと進んで行きます。

我々も後を追って入りましたが、まず、カヌーの方向転換で手こずりました。
クルクルと思わぬ方向に回転してしまい、なかなか岸から離れられない状態が続きましたが、しばらくもがいている内に、岸から少し離れた場所まで移動できました。
…が、岸から離れて不安になったのか、ロッタが急にピーピーと鼻で鳴き出し、仕舞いにはキャンキャン吠え出す状態に…。
最初は鳴いている理由がわからず、泳ぎたくて騒いでいるのかと思いカヌーから降ろして泳がせてみました。

泳がせてみてもピーピーと鳴くので、ダミーを投げて仕事を与えたところ、いつもどおり回収して帰ってきます。

しかし、上手くカヌーの上に上がれず、バッシャンバッシャンと前足で水を叩きまくります。
ロッタがまだ泳ぎを覚える前の溺れていたときと同じような動きをしていたので、ややパニクっていたのかもしれません。
溺れるロッタをなんとかカヌーに引き揚げ落ち着かせましたが、しばらくすると、再び、ピーピーキャンキャンを繰り返すので、一旦、岸に戻りました。
このカヌーは2時間制で、時間内であれば自由に湖で遊んでいて良いのですが、開始30分もしないうちに岸に戻ってきた我々を見て、お店の人が心配して出迎えてくれました。
お店の人は「ロッタにはカヌーが狭すぎるのでは?今日は空いてるからもう一台出しますよ」と気を使ってくれましたが、岸からあまり離れずにこの辺で勝手に遊ぶので気にしないでくれと伝え、カヌーから降りて遊ぶことにしました。

浅瀬に戻ってきて安心するロッタ。なんだかなぁ…。

いつもどおり、岸からダミーを投げて遊ぶ分には楽しそうに泳ぎます。

まぁ、とりあえず、今年の目標である「湖で泳ぐ」を達成できたからいいか。

黙々と仕事をこなす姿はさすがラブラドールといった感じ。

プールしか知らないロッタには、湖の大きさは想像がつかないんでしょうね。

かみさんがロッタに繋いだリードを手繰り寄せているのを見ていると、何かの漁を見ているような気分になります。

我々がこんなことをしているうちに、先に出発した先輩夫婦が心配して岸に戻ってきれくれました。
一通り事情を説明し、先輩夫婦も岸に上がったところで、かみさんが「もうちょっとカヌーやりたかったなぁ」と言うので、ロッタをお店の入り口に繋いで、残り時間は二人でカヌーを漕ぐことにしました。

ロッタがいないとオールを漕ぐことに集中できます。久しぶりに童心に帰りました。

私の体重が重くて船体が前上りになっているのはご愛嬌です。
カヌーを満喫した後は、お昼ご飯を食べにお蕎麦屋さんへ。

「
呑者屋」と書いて「のんじゃえ」と読むそうです。

先輩夫婦オススメの「馬刺しそばセット」を注文。これがめちゃくちゃ美味しかったです。蕎麦も馬刺しも両方美味しいという、なんとも贅沢なランチセットでありました。

美味しいお蕎麦を食べて満足した後は、ワンコも一緒にゴンドラに乗れるという「
白馬47マウンテンスポーツパーク」のドッグランへ。
実は私、この歳までウィンタースポーツに無縁な人生を送ってきたので、ゲレンデに来るのは初めてなのです。

というわけで、ロッタ共々人生初ゴンドラであります。(リフトなら高尾山で乗ったことあるんですけどね)
ゴンドラはゆっくり動いている状態のまま乗り込むため、ロッタが尻込みしてしまい、押し込むのが大変でした。

地上からは結構な高さで移動します。高所恐怖症の人には厳しいかもしれません。

初めての体験が続き興奮気味のロッタさん。

ロッタの目にはどういう風に映ってるのかなぁ。

途中で見える山々の景色です。

綺麗ですねぇ。

この支柱を通過する際にグラグラと揺れるのが恐怖心を煽ります。

しばらく乗って、ようやく山頂に到着です。

山頂から見下ろすゲレンデ。壮観ですな。
左上の赤いフェラーリのゴンドラが気になります。

ドッグランは大型犬用と小型〜中型犬用に分かれています。

早速、フリスビーで遊ぶロッタさん。やっぱり、地上の方が安心して遊べるようです。

写真を撮っている私に向かって「ね〜、遊ぼ〜」と誘ってきます。かわいいのぅ。

山の斜面がドッグランになっているので、坂を駆け上がる感じになり良い運動になったようです。
しばらく遊んだ後、先輩が「パワースポットがある」というので案内してもらうことに。

ドッグランの先に林道があり、ハイキングコースになっているようです。

連れて来られたのはこの場所。
何やらニヤニヤしながら「もっと向こうに行ってみな」と促す先輩。

訳がわからず佇んでいると、看板を指差して説明してくれました。

まぁ、確かにスヌーピーに見えなくもない…、かな?
もうちょっと先まで行ってみたかったのですが、リフトの最終が16時ということなので、ここら辺で引き返すことに。

麓には、子供が遊べる施設がいろいろ用意されています。

この時間帯になって、ようやく晴れ間が覗くようになりました。

晴れたところでもう少し遊びたいところですが、良い時間になったので宿に向かいます。

今回泊まるのは、「
フェニックスウィング白馬」というワンコもOKの宿泊施設です。奥に見えるのが客室です。

受付がある本館です。レストランもこの建物の中にあります。

夜はこんな感じです。(夕飯時に撮影)

客室は暖炉も備えてあり、ウィンターシーズンの利用を考えて作られているのが感じられます。

十分な広さがあり、清潔に保たれている内装はなかなかグッドです。わんパラの八ヶ岳に比べると遥かに良い環境です。

リビングにあるこのスペースが実にありがたいです。荷物を広げられる上に、濡れた衣類を干すためのハンガー類が充実しているので、いろいろ干すことができます。

寝室は二階にあり十分な広さがあります。隣に和室もあり、4人ぐらいでも十分泊まれそうな雰囲気です。

暖炉が良い雰囲気をだしているので、暖炉をバックにロッタを撮ってみました。
略して「暖ロッタ」。なはっ!

いろいろ初体験をしてクタクタになったのか、うたた寝するロッタさん。でも、夜は寝付けずに夜泣きしていました。(この夜泣きのせいで我々は寝不足に…)

翌日は、お土産を買いに道の駅に寄り、そこで先輩夫婦と分かれて早々に帰路につきました。

帰りは諏訪湖のSAで一休み。

かみさんから湖の説明を受けるロッタ。

今回の旅行でようやく我が家のRX-8も60,000kmに達しました。新車購入時から11年目での記録達成です。
あと何年乗れるかな?

最後に、こちらはいつもの野川公園にてお仕事中のロッタです。

遊んで熱くなった後に冷たいペットボトルを咥えていると気持ちい良いようです。
まだまだ、暑い日が続いておりますが、皆様も体調に気をつけてお過ごしください。