
ごぶサタデーナイトフィーバー。
お久しぶりでございます。先日、急に12月上旬の寒さとかいう、何かの罰ゲームかと思うような気温に見舞われた今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
気がつけば、もう10月。そして、最後の更新は6月。草木が生い茂る弥生は3月。
すみません、ちょっと韻を踏んでみたくなって調子こきました。
さて、タイトルにもありますとおり、今年も高齢の…もとい、恒例の伊豆遠征に行ってまいりました。(高齢も完全な誤りではありませんが…)
いつもお世話になっている「
伊豆高原わんわんパラダイス」ですが、今年の春にリニューアルオープンしました。
これまで我々が利用していたホテルは、食事なしの素泊まり専用ホテルに運用を変更し、食事付きのホテルは近くにあった別のホテルをわんわんパラダイス用に仕様変更して新たに開業したようです。
プールは素泊まり専用ホテルにしかないため、食事付きのホテルを利用するとプールが使えなくなってしまうのかと思いショックを受けていたのですが、直接電話で問い合わせたところ、リニューアルで新規に開業したホテルに宿泊しても、プールは今までどおり使えるとのこと。車で移動する手間は生じますが…。
とりあえず、今年もロッタをプールで泳がせる目処がついて一安心したところで、いざ伊豆へ出発です。
毎年のように遊びに行く伊豆ですが、そろそろ同じところに行くのも飽きてきたので、今年はこれまで行ったことがないところに行くことにしました。

まずはこちら。「
盲導犬の里 富士ハーネス」です。
少額の寄付ではありますが、一応、賛助会員という立場であるため、一度はこういう施設を見学しておくべきかと思い、この機会に行ってまいりました。

入口に展示してあるラブ&ゴールデンの置物と記念撮影。

ここの施設は、予約なしでいつでも見学できるというお手軽感がありがたいです。撮影も自由にして良いそうです。ただ、ペット連れでは入れないエリアがありますので、ペット連れで行く場合は2人以上で行くことをおススメします。

かみさんが先にペット不可エリアの見学に行ってしまったため、待機中のロッタ。

一通り施設内を見学した後、盲導犬のデモンストレーションが始まる時間までラウンジで時間を潰します。何かを期待している感じがするロッタさん。君の出番はないよ?

盲導犬のデモンストレーションの時間になったので会場に移動。この日は日曜日だったので、そこそこ家族連れが来ていました。

デモンストレーションの中で、普段、実際に行っている訓練や日常のどういうところで訓練の成果が活かされるのかを丁寧に説明してくれます。

盲導犬でも出来ることと出来ないことがあることなど、知っているようで知らなかったことが多く、とても勉強になりました。より多くの人に盲導犬のことを知ってもらい、視覚障害のある方が少しでも生活しやすい社会になれると良いなと思いました。

帰る頃には天候も回復してきました。

駐車場にある立て看板を見て初めて知りましたが、ここはかつてオウム真理教の富士山総本部があった場所とのこと。当時「上九一色村」として日本中に知れ渡ったあの村があった場所なんですね。

全然意識していませんでしたが、今、こうして福祉関係の施設が存在することによって社会貢献のイメージを強くすることができれば、この土地の活用方法としては最も良い形なのではないかと思いました。

富士ハーネスを見学後、駿河湾沼津SAで昼食を取り、そのまま今回宿泊するリニューアル後のわんパラに向かいました。これが新たに開業したホテルです。以前のホテルから少し離れていますが、車で5分程度の距離です。

駐車場は、ホテルの建物下にある地下駐車場とホテルの少し上にある屋外駐車場があります。駐車スペースが広いので、以前のホテルに比べて駐車は格段に楽になりました。

チェックインを済ませ、いざ客室へ。一番安めの部屋ですが、以前のホテルの客室に比べると広くて明るいです。

照明のスイッチ類など、以前のホテルに良く似たつくりです。ぶっちゃけて言うと、スイッチがあちこちに分かれているので不便ですw
1986年(昭和61年)3月に建てられたみたいなので、まぁ、仕方なしと言ったところでしょうか。水回りとかもリフォームして欲しいところですが、それをやると宿泊料が跳ね上がるんでしょうね(^^;

高台にあるので部屋からの見晴らしはとても良いです。1階の部屋でこれですから、上の階の眺めはもっと良いんでしょうね。

荷物を置いて一休みしてから、車で素泊まり用のホテルに向かいました。久しぶりのプールで心躍るロッタさん。

はしゃいで泳ぐのかと思いきや、いつになく穏やかなエントリー。

入水!このときの顔(というか口?)が個人的には堪りません。

泳ぎは忘れていないようです。例年より消極的なエントリーだったので心配しましたが大丈夫でした。

水から上がるたびにやるブルブル。そばにいるとこちらもビショビショになるため避難します。

今年は昨年よりも泳ぐのをサボるようになってしまいました。やっぱり歳なんでしょうか。
そんな気が乗らないロッタを急き立てて、何回か強引に泳がせました。水泳は関節に負荷がかからないので、足腰のトレーニングには良いはず。という飼い主の勝手な思惑ですが…。

素泊まり専用にしてしまったせいか宿泊客が少なく、何となく寂れた雰囲気が漂っていました。まぁ、うちは貸切状態でしかロッタを泳がせられないのでありがたいのですが、少し寂しい気もします。

プールの後はお楽しみの夕飯です。行儀よく待つロッタさん。我々はホテルのスタッフの人に覚えられているようで、利用するたびに「今年もありがとうございます。」とわざわざ挨拶しに来てくれます。「場所は変わりましたがレストランのスタッフの面子は変わっておりませんので…。」とのこと。個人的に、10年ぐらい前からいつもホールにいる高齢の男性スタッフが気になります。

すっかり秋らしい雰囲気のメニューになっていました。

桜海老の茶碗蒸し。美味しかったです。

明けて翌日。朝の散歩で外に出た際に撮った早朝のわんパラ周辺の景色です。左手に見えるのは雲がかかってしまっていますが大室山です。爽やかな朝でした。

部屋のバルコニーから見える庭で朝日を浴びるロッタさん。

散歩から戻り、朝食の時間になったのでレストランへ。誰かさんのおねだり攻撃に耐えながら完食。それにしても、この日の朝食時は無駄吠えする犬が多く、非常にうるさかったです。コロナ禍でペット需要が増えたそうですが、猫可愛がりして碌に躾をしていない飼い主が増えた気がします。ホテル側も注意すれば良いのに。

朝食後は、少し休んでから、この日のメインイベントである「
伊豆パノラマパーク」に向かいました。これまで何度も伊豆に遊びに行っていますが、何故か今まで訪れたことがなかったところです。

ワンコも一緒にロープウェイに乗れるのですが、建物内とロープウェイの中はゲージに入れて移動する必要があるため、ロッタにはしばらくゲージの中で我慢してもらいます。

犬用ゲージと一緒に乗る場合、ロープウェイの係員さんが一旦運転を止めて、ゲージを載せるのを手伝ってくれます。が、飼い主が先にキャビンに入って、中から引き上げるという載せ方のため、大型犬用のゲージの場合、ゲージと座席との隙間がほとんど無く、毎度足を挟まれる苦行に耐えながら上げ下ろしする感じでした。

ゲージの上げ下ろしの苦労はあるものの、ロープウェイからの眺めは最高でした。遠くに富士山が見えます。

山頂に着き、ロープウェイから降りて、すぐのところから見える眺めです。この日は快晴だったので、遠くまでよく見えました。

展望デッキにある「碧テラス」で記念撮影。手前に設けられている水盤に映り込ませることで逆さ富士と記念撮影ができます。ただし、ここは水盤の端から端までの距離がかなりあるため、300mmぐらいのズームレンズを持って行った方が良いです。私は車に70-300mmのズームレンズを置いてきてしまって激しく後悔しました。これは24-70mmのズームレンズのテレ端で撮影したものをトリミングしています。ご参考までに。

散策コースから麓を見下ろしたときの眺めです。調べてみたところ、見えている川は狩野川のようです。伊豆箱根鉄道駿豆線の大仁駅の辺りかな?

散策スポットの一つである「幸せの鐘」です。…なんか、見覚えがある気が…。

と思ったら
北海道旅行で見た
このプロジェクトと同じものがここにもあったんですね。トキの繁殖じゃないんだから、そんなに煽らなくても良いような気もしますが…。

足腰の衰え著しいロッタですが、初めてくるところのためか、せっせと元気に登っていました。

撮影スポット付近にあった源頼朝像。帽子の影でお顔はよく見えませんでした。

富士山を眺めながら足湯ができる「富士見の足湯」です。我々は入りませんでした。夏みたいに暑かったんですよ、この日。

一通り見て回った後、疲れたので展望デッキで一休みしました。暑かったのでソフトクリームを食べて涼をとりました。

帰りのロープウェイからの眺めです。高所恐怖症の人には厳しそうな眺めですが、爽快です。

大分降りてきたところからの風景です。田んぼが綺麗です。

伊豆パノラマパークの次は、前日の夕食時にホテルのスタッフさんからお勧めされた小室山に向かいました。

思っていたよりも登るのが大変でした。左手に見えるのは大室山です。

山頂に向かう途中、なぜか恐竜の像が沢山設置されていました。

よくわからないまま、とりあえず記念撮影してみました。

恐竜と大室山。大昔はこんな風景だったんですかねぇ。

ヒィヒィ言いながら山頂に到着。今年の4月にリニューアルで綺麗に整備されたそうです。奥に見えるリフトで登ってから、帰りだけ歩きで下りるのが一番良さそうです。(うちは犬が大きいのでリフトに乗れないのです。)

ん〜、眺めは良いですねぇ。右下に見える展望デッキみたいなところは、カフェのテラスから出ると行けるようです。

平日でしたが、結構人がいました。必死に映えスポットを探している関西人らしき女の子二人組が印象的でした。

「Café●321」というカフェです。先ほどの展望デッキに行きたい場合は、このカフェを利用する必要があります。ペット不可なので、我々は行きませんでしたが…。しばらく休憩した後、下山してホテルに戻りました。

夕食時のロッタ。伊豆パノラマパークと小室山をハシゴしたので、流石に疲れたようです。この日はおねだり攻撃もあまりして来ませんでした。

最終日の朝は欲張っていろいろ取りすぎたせいか、完食したらお腹がパンパンになりました。もう、年齢を考えて量を抑えないとダメですねw

客室に戻ってチェックアウトの準備をしているときのロッタ。昨日の疲れが残っているのか、ご飯を食べたわけでもないのにウトウトしていました。

チェックアウト前にプールで最後に一泳ぎしました。

午前中はまだどこにも出掛けていないので、疲れもなく元気に泳ぎました。

来年はさらに泳がなくなるんでしょうか…。このホテルにはプールで泳がせるためだけに来ているので、ロッタが泳がなくなったらどうするかな。

去年、十国峠で富士山をバックに記念撮影しようと思ったら、雲で隠れてしまい、富士山が全く見えない状態になってしまったため、そのリベンジを兼ねて今年も十国峠に行って来ました。11月下旬まで初音ミクとコラボしているようです。よくわかりませんが。

ケーブルカーに乗ったついでにドッグランでロッタを遊ばせようと思ったのですが、なんと工事中で使えませんでした。聞いてないよ〜。

とりあえず、ケーブルカーに乗って山頂へ。車内に掲示されていたカフェのチラシです。抹茶蕎麦かと思ったらモンブランなんだそうです。1,000円かぁ。

この日も富士山は雲で覆われ気味でした。相性悪いな〜。

富士山と反対側は快晴なのに…。

いろいろとリニューアルしたようで、十国峠の看板が立体文字に変わっていました。それにしても富士山よ…。

リニューアル中のドッグランの様子です。何やらプレハブのような建物ものがいくつも設置されていますが、ここはドッグランじゃなくなるのかな?

ドッグランも使えないし、カフェで飲もうと思ったお目当ての富士山ラテは売り切れてるしで、特にやることもないため、しばらく休んでから麓に戻りました。

今回の旅行で走った距離は363.5kmでした。東京に戻って来てから給油したところ42.93L入ったので、単純計算で9.17km/Lになります。まぁ、山道を上り下りした割にはよく走った方でしょうか。高速だけなら10km/Lは軽く行くんですけどね。
長くなりましたが、我々の近況報告は以上です。
長文お付き合いいただきましてありがとうございました。
次回の更新はいつになることやら(^^;