脊髄がやられて自力で立ち上がることができなくなって1週間。最近では食事はおろか自分で排泄することもままならない。あ、いや私ではなく愛犬花子のことである。念のため。命は永遠ではないということを悟らされることの毎日。歳を重ねることは死に近づくことに他ならない。まさに無情、まさに無常。苦しみながら死を待つのであればいっそ楽にしてやろうかと思うことも。しかしながらペットとはいえ最後まで見届けることが家族というもの。昔は凶暴で困らせることが多かったが同時に癒されることも多々。その日のための覚悟を今から準備しなくてはならない。かくいう私も今年の夏から体調を落としめっきり弱ってしまった。今年ほど長期間会社を休んだことはない。悔しいことしきり。花子の現実と自分の近い将来を照らし合わせると先が怖い。心身ともに絶不調、そんな暗い気持ちで今日またひとつ歳を加えた。来年、笑顔でこの日を迎えるよう前向きで生きていきたいね。