今日で60歳、紛うことなき正真正銘のお爺さんである。さすがに身体はボロボロ、息が切れて歩くのさえしんどい。頭の中は既に退化しつつ、失われていく細胞の多きこと。朝の目覚めに「ここはどこ? 私は誰?」状態になること多々あり、休日には作業服に着替えて出勤しようとすることも。ボケの始まりなのだろうかと今更ながらゾッとする。やだねぇ。誕生日、もはや冥土の旅の一里塚。めでたくもあり、めでたくもなし。