
先日、S○○の友人からメールが届いた。
八ヶ岳に行けなくてすまんという内容とブレーキについて触れていた。
S○○社内でもSのブレーキが問題なのは認識しており現在開発中というものだった。開発途中であるがそのブレーキを装着したデモカーがあるらしく、「モータースポーツジャパン」に出展するから見に来いということも案内されていた。
で、早速見に行った。
インプレッサのブレーキは一部ブレーキパイプがキャリパーを貫通している。
これは雪道にもパイプが損傷することなく安全に動作させるものらしい。
しかし、逆にキャリパーからの熱を拾ってしまう恐れもあるとのこと。
ランサー・エボリューションと決定的に異なるブレンボとなった。
安全性と制動力維持の両立を追求するのは大変なことのようだ。
なおSシリーズのブレンボは国内OEMのものではなく、あくまでイタリアから取り寄せられていることを強調していた。私はてっきり住友製かと思っていたのだが・・
今回拝見したブレーキシステムはイタリア (ブレンボ) との共同開発によるもので
スリット入りローターに6ポッドキャリパーを組み込んだものである。
ローターはどうやらリジット式ではなくフローティングマウント。かなり過激だ。
搭載されている車両は今年の秋に限定発売される予定の「Spec C Type RA」。
リアスポイラーレスとなっておりオプション設定される。
軽量でかなり走りに振ったモデルとのこと。ホイールは白の18インチ。
価格は400万前後になるのではと友人は言っていた。販売台数は200台?
ソープさんが写した
写真は紛れもなくこのモデルであり、S202で採用されたものと同じイエローも発売される。
ブレーキシステムはいずれ単体発売する予定とのこと。
ただし今の時点ではフロントのみであるが、リアは従来のブレンボにスリットローターを組み込む。
価格は未定だがシステムとして発売されることになる。らしい。
目下ブレーキに悩む私には朗報となった。
はたしてこのブレーキがどこまでの制動力を発揮するか分からないが、いずれさまざまな媒体でインプレッションされることだろう。
モータースポーツジャパンは入場料無料。ジェイソン・バトンがF1をデモラン。
F1のエキゾースト・ノートはさすがに凄まじい。そばで見ていたので耳がつぶれる寸前だった。
そのほかにもルマンカーやSuperGTカー、WRCマシンなどがデモランしていた。
明日もあるのでお時間があれば家族連れでいかが?
Posted at 2006/09/23 17:36:22 | |
トラックバック(1) | クルマ