プロローグ
ブレーキパッドをカーボンメタリックのPFCに交換したら黒いダストが出るようになった。カタログでは水洗いで簡単に落とせると書いてあったので心配していなかったが・・・
先日の峠アタックの後に雨が2日ばかり続いたので放置していた。その後ディーラーに車を預け、洗車サービスを受けて戻って来た。
しかし、ホイールにこびりついたダストの固まりからサビのように赤茶色に変化していた。
指で擦っても全然取れない。パッドの金属粉がサビてきたのだろうか?
このまま放置していたらホイールそのものが腐食してしまう気がしてきた。
洗浄1日目
近くのホームセンターでリンナイの「ホイールクリーナー」を680円で購入。
ホイールに水をかけて吹き付けるだけでキレイになると書いてあった。
こりゃ楽だわいと喜んで作業を始める。
白い泡状の液体をホイール全体に吹きかける。
何だかキレイになりそうな気がしてきた。・・・・が。
まるで何事もなかったようにこびりついたダストは取れなかった。
安物はダメなのかと思って再度ホームセンターへ。
今度は880円もしたソフト99の「ブレーキダストクリーナー」を購入。
ホイールを傷つけずにこびりついたダストを取り去ると書いてあった。これだな。
炎天下の中、汗だくになりながら作業を再開。
同様に白い泡をダストのひどい部分に集中砲火。
2~3分放置してから付属のスポンジでゴシゴシ。
若干ダストが取れてきた。もう一度泡を吹きかける。
またゴシゴシ、吹きかけ、ゴシゴシの繰り返し。
気が付いたらクリーナーは空っぽになった。
が、ダストはあまり取れていない。どうなってんの?
洗浄2日目
九州の博士のブログに詳しいホイール洗浄の記事があった。
今まで使ったクリーナーとは違うやつを使っていた。
さっそくオートバックスに向かい同じものを2本購入する。
博士は500円くらいと書いてあったが実際には890円X2。ん?
この日からはホイールを外して表だけでなく裏側も掃除することにした。
実はホイールの裏側の掃除は初めて。ま、何事も経験だよね。
最初に水でホイールに付いた泥やホコリを洗い流す。
で、カーメイトの「パープルマジック+コーティング」の白い泡を吹きかける。
またしても白い泡。何となく不安がよぎる。
アンモニアの独特の臭いが辺りに充満する。うぅむ、くさいねぇ。
5分ほど放置すると汚れた部分が紫色に変化して流れ出ていた。
これも付属のブラシでゴシゴシと拭き取る。
おお、こびりついたダストが取れているではないか!!
が、頑固にこびりついたダストをすべて取り除けたわけではない。
次にダストの部分を集中的に攻撃、何度か繰り返して完全に除去できた。
この日はもう1本のホイールを洗浄して終わりにする。
とにかくお昼休みだけでやるので時間がない。
洗浄3日目
先日までに2本のホイールを掃除できたのでその続き。
気温はさらに上がって35度。立っているだけで気が遠くなる暑さだ。
ジャッキを上げてホイールを外し昨日までと同様の作業を行う。
ダストの汚れはやはりフロント側が多い。リアの効きが弱いということか。
ご存知の通りインプレッサのリアブレーキの支持剛性は極めて弱い。
ダストカバーにキヤリパーを取り付けているので左右にブレやすい。ノックバック出るよね。
ご丁寧にその共鳴音を止めるために円形のオモリが取り付けてある。
バネ下を重くするだけで何の役にも立たないオモリ。なんだかなぁ・・・
閑話休題。さて、こうも暑いと作業効率はガタ落ちである。
シャツが汗でベトベト、乾くと白く塩が浮き出てくる。体力的にもかなりきつい。
なので1本のみの作業で終わりにした。シャワーが恋しくなる。
洗浄4日目
最終日は日曜日に行った。それも涼しくなる夕方に。
既にクリーナーは1本を空にしている。
だが、コツをつかめたので最後のホイールは比較的短時間で済んだ。
と言えども4本のホイール清掃の作業に相当の時間を費やしたことは間違いない。
年寄りなので炎天下のジャッキアップさえも大変なことなのだ。
ホイールクリーナーはカーメイトの「パープルマジック+コーティング」をお勧めする。
ホイールナットのサビはもちろん、頑固なメタル系ダストも取り除いてくれる。
白い泡が紫色に変化するサマは案外面白いかもしれない。
エピローグ
以前はホイールもコーティングしていたので水洗いで十分だったが、
新しいホイールはまだ未加工。時間があれば自分でコーティングしたいところ。
皆さんの「整備手帳」を参考に取り掛かりたい。
やはりおシャレは足元から。
ピカピカに光り輝くホイールは見ていて実に気分がいい。