• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

んがぁのブログ一覧

2006年07月28日 イイね!

漏れちゃいました

漏れちゃいました昨年の3月まで「弥○会計」というソフトで会社の会計業務を行っていた。コンピューターで処理するのは手軽に見えても、意外と自分なりの解釈が加わってグチャグチャになる。相手科目や償却資産についてはしっかりとした基礎知識が必要。これ、当たり前の話ね。

で、儲かっているわけではないが少しずつ会社の規模が大きくなるにつれ、パソコンだけでは手に負えなくなった。事務処理はなくならないけど信頼できる会計事務所のお世話になったわけ。

今日、1通の手紙が届いた。「弥○株式会社」の差出人である。
内容を要約すると「あんたの会社の情報が漏れちゃいました、ごめんね」というもの。
最近になって妙な投資関連の会社から電話が相次ぐと思ってたら、こいつが原因なのか。

情報漏洩についての経緯や原因は特定されていない模様。先月6月上旬のことなのに何も分かっていない。らしい。何やってんだか。

情報を集めるのは比較的楽だろう。問題なのは管理する方法と人間。
つい先日、朝日新聞の紙上に情報管理がきちっとできている会社は一部上場の企業でも5割程度だという。残りの5割はセキュリティも含めずさんな管理しかできていないとあった。

去年の4月から施行された「個人情報保護法」は何の役にも立っていないみたい。ま、お役人と無知な政治家が作る法だから無理なんだろうね。

さて「弥○」、これからどう出るか。ちょっと楽しんじゃおうかな。
Posted at 2006/07/28 17:05:22 | コメント(9) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2006年07月24日 イイね!

現代アメリカ車事情

先月、アメリカに出張した際に垣間見た現在のアメリカのクルマ事情を私見としてまとめてみた。

アメリカではまだまだ4ドアセダンが多く車社会を考えると健全に思える。次いで2ドアクーペ、SUV、そしてピックアップ・トラックが目立つ。日本のようにミニバン一辺倒等は大きく違う。

ガソリンが1ガロン当たり3ドルに近づき、ここに来てコンパクトカーが売れている。アメリカでのコンパクトカーとは日本のようなマーチやヴィッツとは異なりカローラクラスを指す。だが幅広い道路や駐車場では、カローラも小さく見える。一方でフルサイズカーがすっかり姿を見せなくなってしまったのは少々淋しいところだ。

最近では韓国のヒュンダイやキアが勢力を伸ばしポツポツと見ることができるが、やはりトヨタやホンダが多い。また、VWやメルセデス、BMWといった欧州車も少なくない。
ヒュンダイでは10年間ものアフターサービスを保証している。そこが人気の秘訣なのかもしれないが、多くの自動車業界人はヒュンダイの経営に疑問を抱いているようだった。下手をすると北米市場から撤退するリスクがある、らしい。

インプレッサカナダ国境近くは雪が多いこともあってスバルの人気が高い。レガシーやインプレッサもチラホラ見ることができた。インプレッサは2.5リッター・ターボカーを発見した。内外装は日本のものと大きく違わない。が、シートはバケットタイプではなかった。アメリカ人はタイトなシートが嫌いなのだろう。アメリカでもインプレッサは「やんちゃなクルマ」として人気があるようだ。


リンカーンマンハッタンではフォードのリンカーンを数多く見ることができた。リンカーンは黒塗りが多く、どれも見事に磨きぬかれ高級車を演出しているかのようだった。一方のキャディラックは人気が薄くGMの深刻さが窺い知れる。GMはバカでかいSUVに多く見られたが、全体的に意気消沈である。デトロイトの街が寒々しく感じたのは錯覚か。


FordT改造車新車もそこそこ走っているが、相当に古い車もサビを落としながら走っている。一方でギンギラギンに改造した車も白昼堂々と走っているのはアメリカそのもの。聞けばポリスに止められたことはないと言う。重要保安部品がしっかりしていれば、改造申請は要らないとのこと。実にうらやましい限りである。この手のクルマは西海岸に多く見られるらしい。


州によってはフロントのナンバープレートが必要ないのもある。ナンバープレートは基本的に自分で購入した後に登録申請することになっており、非常に凝ったものまである。
車検は州によって必要ない場合もあるが、大体が15~20ドルくらいで簡単に終わらせるらしい。基本的にブレーキ、各照明、エンジンがかかるなどといった簡単なもので、排ガス検査のような細かいことはないらしい。日本の場合は定期的かつ強制的に税金をふんだくるシステムになっているが・・・

アメリカを代表するスポーツカーにはサリーンとフォードGTが挙げられるだろう。両者とも大排気量エンジンをミッドシップに搭載するエキゾチックなスポーツカーである。共にサリーンの工場で生産されている点では大いに興味深いところ。とにかくこの2台は抜群に格好いい。

FordGT今回はフォードGTをテストコースで運転する機会があった。試乗したフォードGTはナンバーが付けられ、役員が通勤に使っている車である。
5400ccのV8DOHCエンジンはスーパーチャージャーで武装され550馬力、69キロのトルクを搾り出している。車重は公表されていないがおよそ1300キロ前後といわれ極めて軽量である。
恐るべきパワー・ウェイト・レシオ、トルク・ウェイト・レシオ!

足回りは前後ダブルウィッシュボーンにイーグルF1のぶっ太いタイヤと「本物」のブレンボブレーキで固められ、エンジンルームにはロールゲージで補強されていた。

FordGTインパネドアはルーフまで回り込み、車の乗り降りには頭をぶつけないように注意しなければならない。着座位置は極めて低く、運転席から手を伸ばすと地面に触れることができる。まるでレーシングカー。
エンジン音は乾いた低音に高周波が混じり獰猛そのもの。エンジンは6500回転からレッドのトルク型であることが理解できる。回して引っ張るのではなくトルクに乗せるという感じだろう。スピードメーターはインパネ中央にオフセットして設けられ220マイル以上の超高速域を刻んでいた。


やや思いクラッチを踏みつけてギアを1速に入れる。シフト・ストロークはやや多め。カラカラと数枚のクラッチブレードの唸りが聞こえる。巨大なトルクを受け止めるための強化クラッチに思える。クラッチのストロークは極めて少なく危うくエンストさせるところだった。

ややアクセルを開けながらクラッチミート、後ろから蹴飛ばされるような加速が始まる。慌てて3000回転で2速に放り込むもタイヤが鳴る。とにかく2000回転でもトルクの塊がクルマを前に前に押出す。僅かな時間の試乗だったが4速までしか入れることができなかった。ブレーキの利きは秀逸だ。本物のブレンボはやっぱり凄い。国産車に採用される住友製ブレンボとは大違い。どんな速度域からも思うように止まれる。その減速Gが強烈。スポーツカーはこうでなくては。

FordGTリヤビューワインディングロードを走ったわけではないのでハンドリングについては分からない。ただしクイックステアによって手首を動かすだけでノーズが回り込む感じだ。60マイルまでの速度ならばロールさえしない。直進安定性は抜群だが、乗り心地は決して快適ではなかった。アメリカの道路ってとにかく状態が悪いので、こいつで長距離ツーリングは覚悟が必要だ。フォードGT、まさに公道を走るレーシングカーそのものである。


FordGTリヤビュー閑話休題。スーパーに行って自動車用品などを覗いてきた。バッテリーやタイヤ、ワックスなど日本の用品店とさして変わらない。大きく違うのは安いということ。写真のオイルなどはどれも1ドルから2ドルちょっと、モービル1の高級品でさえ1リットル5ドルという安さだ。
どうして日本に来るとバカ高くなるのか理解に苦しむ。流通段階でのマージン取り過ぎか。バッテリーでも人気の銘柄は12ドルくらい。これならば毎年交換してもいいか。


クルマのリセールバリュー、つまり下取りや手放すときの価値についてアメリカ人は相当に気にするようだ。レクサスやトヨタ、ホンダはリセールバリューも高いが韓国車は総崩れ、まだブランドが確立していないのか分からないが相当に安い。GMも人気がない。話を聞くと壊れるからだという。品質の課題は決して解決されていないように思える。

中古車はアメリカでも絶大な人気がある。アメリカにおける勤労者の平均年収は2万5千ドルといわている。その彼らが新車を持つことは並大抵ではない。いきおい価格のこなれた中古を長期クレジットで購入となるわけだ。新車を購入できる層は都市部を中心に限られている。価格が2万ドルを超えるとなかなか手が出せないのが現状だ。

車が発明されて100年余りの今日、世界中で高性能なクルマが走り回っている。
これからのクルマに求められるものは何だろうか。環境や高燃費、安全性はもはや当たり前になっている。快適性や運動性能も高められてきた。自動自律型のクルマも実験され未来を見据えている。将来は運転手の要らない車が走るかもしれない。無事故・無違反で目的地まですべてオートマチック。所詮クルマとは人と荷物を載せて目的地まで移動するための道具なのだから。

でもやっぱり自分が運転して楽しいと思うクルマが一番。それが電気だろうと水素だろうと。
そんな車がなくなったら潔く免許証を返すことにする。あ、その時にはもう免許なんていう次元の話じゃないかもしれないね。
Posted at 2006/07/24 18:46:58 | コメント(7) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2006年07月20日 イイね!

赤城、インサイドレポート

赤城、インサイドレポートオフの日程が近づく中でいろいろと準備することがあった。
妻と相談しお互いに確認事項を抜き出して1つずつ作業を進めた。

食事の料金支払いを各自でやるのはレジが混乱するし時間がもったいない。
そこで受付で事前に徴収し一括で支払うことにしようと考えた。
今回はメンバーの皆さんから事前にメニューの申し込みがあったので比較的楽だ。
妻はおつりが心配だということで銀行に行き予想できる範囲で両替した。私は参加メンバーの一覧表を作りメニューと金額を明記し受付でチェックするようにした。

名札はyutaさんにお願いした。今回は色付きのバージョンで格好いい名札を用意してくれた。感謝。
もしかしたら事情が変わって来るかもしれないと思って案内を出したメンバー1名の名札さえも用意してくれた。以心伝心とはまさにこのことか、感動した。

駐車場は雑誌社から事前に「あかぎ広場」の横と要請があった。写真撮影のためとのこと。
来られる皆さんが迷わないために看板を用意することにした。
材料がないので手近なダンボールを使い、A3用紙にパソコンで「実S」と印字した。
A4では絶対に小さいということは事前に実験済み。この看板は当日ソープさんに持ってもらった。感謝。

2日前に「レークセンター赤城」へ食事メニューをFAX、追加については当日の午前中に依頼することにした。おっきり込み鍋定食に限って当日では難しいという返事があったが何とかなるだろう。何とかするさ。
団体名を聞かれて困ったが「実S」で通すことにした。一部に変態がいるが、決して変な団体ではない。

今オフには諸事情で参加できない方も少なくなかった。当たり前の話であるが誰にでも日常と生活がある。外せない理由はみんな納得できるハズ。残念ではあるが「実S」は今回だけではない。その気になればいつでもオフはできる。多分。

万が一を考えメンバーの電話番号を携帯に登録。慣れない携帯を相手に格闘。年寄りにとって携帯への入力は大変な作業なのだよ。



オフ当日、予定よりも集まりがいいのでプロによるセミナーを30分程度早めてスタートした。何だか舞い上がって各団体の紹介が前後してしまった。

カメラマンから撮影は大沼の畔ということを受け食後に移動することを確認した。
食事のメニューは参加者の希望通りにできた。無理をお願いしたレークセンターの御主人、感謝。

セミナーも順調に進んだが、思いのほか予定時間をオーバー、食事時間を30分遅らせることにした。質疑応答で盛り上がりさらに延長。その度に妻が調理場に走る。
12時45分、鍋に火が入ったとの報告にもう限界。遮る形となってしまったが強引に食事時間にした。

食事時間に再度雑誌社と打ち合わせ、取材する人たちをリストアップしたとのこと。困った、メンバーから取材の最終確認を取っていない。取材お断りの人もいるし、どうしたものか・・・
撮影は畔に既に数台の車が止まっていたので断念、場所を変えることになった。R360が赤城を登りきった例の場所か、それとも別の場所か。
結局、今とめている駐車場で集合写真、個人の写真を撮ることになった。クルマを動かさないですんだのは大助かりだ。

食後、取材される人の名前を呼んだが、反対意見はなかった。ひとまず安心。
京都からの参加者の1名がスタッフ、及び参加企業の皆さんにそっとお土産を差し出していた。
最年長の私も気がつかなかった気配りである。イナゴ様、感謝。

帽子とキーホールダーを参加企業からメンバーへのお土産と手渡された品物を受付で配り、全員駐車場に移動する。会場にはメンバーの手荷物もあるので妻に留守番を頼んだ。

駐車場はSだけが並び壮観である。全部で25台、中には絶対に街では見られない特別色の203まであった。ほとんどがノーマルのままだが、プチ・カスタマイズも少なくなかった。それぞれが思いを込めた愛車に違いない。

集合写真と個別の写真を撮影した後に会場に戻り引き続き雑誌の取材。
飲み物が必要でしょと妻が相談してきた。気がつけばノドがカラカラだった。
さてどうしたものかと考えていたら、私が用意しますの一言でさっさと階段を駆け下り冷たいものを調達してきた。男では細かいことは気がつかないものだ。

予定よりも30分遅れですべてのプログラムを終了、解散となった。

もう私も妻もグッタリと疲れた。いろいろと行き届かなかった部分もあり自分の中では不完全燃焼。ターボがフン詰まった様な感じだ。でも「来た甲斐があった」とおっしゃる方も数人、救われた気がした。
オフを陰でサポートしてくれた我が妻に感謝。



アメリカ出張中にyataさんから色々情報をもらった。何となくキナ臭い匂いがして少々ヤバくなった。
私はともかく登録してくれた「友達」全員に影響が出ないとも限らない。関係のない「テラノつながり」だって少なくない。いろいろと調べてみたら函館に住む1人の友達がヤラれた。
仕方がなくブログ削除ではなくIDごと落とすことにした。オフの中止も真剣に考えた。

せっかく動き出したオフなので何とか成功させたかった。悩ましい時期であった。
楽しみにしているメンバーのことも考え、とにかく集中して取り組んできた。

このオフが終わったら新たなこのIDも削除して「実S」すら抜けようかと考えていた。
その話は前夜祭でも取り上げられた。だが明確な回答は探せられなかった。

その後、数人のメンバーからメールをもらった。
そのほとんどが今オフのお礼とこれからの激励だった。
こっちの気持ちを察するかのようなタイムリーなメールだった。

いろいろ考えたって始まらない。
いくつかのブログにコメを入れ、それが返ってきた時、
「やっぱ、いいよな」

悪いことをしているわけじゃない。
自分の思ったこと、感じたことを綴ることは決してやさしいことではない。
気持ちを伝えるなんてことはもっと難しい。
でも、自分が自分らしく振舞えないのは悲しい。本音が言えないのはもっと淋しい。

だから、仕事も家族もクルマもみんカラも全力投球したい。
そんなに若くないんだし、もう少しだけわがままを貫きたい。
Posted at 2006/07/20 19:10:08 | コメント(14) | トラックバック(0) | その他 | その他
2006年07月16日 イイね!

大役を終えて

大役を終えてとにかく無事に終わった。
いろいろあったが、やっぱり主役は大勢の参加者。
遠く九州から来られた御仁が「九州から来た甲斐があった」の一言で肩の荷が降りた。力が抜ける一瞬だった。
集まった仲間はみんないい奴ばかり。一人ひとりにありがとうと言うのを忘れてしまった。
改めて、みんな、本当にありがとう。
年老いた私には過ぎる贈り物だったよ。
Posted at 2006/07/16 23:11:45 | コメント(15) | トラックバック(0) | その他 | その他
2006年06月30日 イイね!

北米出張記 その4

ニューヨークまでの飛行機の時間がたっぷりあったのでホテル近くのモールに行く。そめさんお勧めの「バッファロー・ウィング」なるものを体験するためである。

「ジャーニー・ロケット」という店の雰囲気が60年代風にアレンジされたお洒落な店に入り奥のベンチシートに腰掛けた。流れている音楽も60年代のポップスである。同様に60年代風のエプロンとメイド服をしたウェイトレスに「バッファロー・ウィング」を注文した。ここはアキバか?

バッファロー・ウィングとは鳥の手羽先を焼いたもので、ちょっとすっぱいタレで覆われていた。始めのうちは酢の利いた味に馴染めなかったが、ジューシーな肉の旨さに食が進んだ。最近のアメリカではビーフよりもチキンに人気があるらしい。脂肪分が少ないせいもあるだろう。
バッファローウィング、確かにウマイ! (カメラを持参しなかったのが悔やまれる)

ニューアークの空港からタクシーで7番街のホテルを目指した。有料道路 ($15)を経てハドソン川をリンカーン・トンネルでくぐる。(スタローンの映画「デイライト」の舞台)
相変わらずマンハッタンはクラクションと緊急車両のサイレンで騒然としている。だけどその騒音を聞いているうちに懐かしくなり「あぁ、ニューヨークに着いたんだ」と、何となくホッとするような気がした。


ホテルのフロントで一悶着。
予約していた喫煙可能な部屋はないと言う。何度も頼むが無理、よそに行ってくれと言い出す。ちょっと頭に来たが、すかさず$5をポケットにねじりこんだ。すると「You lucky guy!」などと言ってキーを差し出した。
ちなみにこのホテルの1泊料金は何と$500!会社の経費だから泊まれるようなものだ。

この日はホテルで紹介された「寿司田」という日本人が経営するスシ屋で軽い食事で済ませ早々に寝ることにした。

いわゆる時差ボケという奴は、日本時間に慣れきった体内時計がアメリカでも狂わずにいることで起きるさまざまな障害を指す。そんなわけで朝4~5時には目が覚めてしまい、夕方になると猛烈に眠くなる。昼と夜が逆転している日本とアメリカに体がついていかない。
そのことは会議中にも多々表れ、午前中は元気がいいのだが、午後になると頭の回転が鈍ってくる。また、食事時間も現地の時間に合わせることができず、腹が減っていないけど現地の人に合わせなくてはならない。なので妙な時間に腹が減ってくることもしばしば。1週間も滞在するとすっかり慣れてしまうが、今度は日本に帰ってから逆の現象が起きる。これもまた1週間程度で元に戻るが・・・

翌日。お客さんのビルに訪問。ニューヨーク摩天楼はどこのビルも背高のっぽ。だが、見慣れてしまうと50階建てくらいでは驚くことがないのに気がつく。50階では低い部類だろう。
予定よりも早く仕事が終わり昼食を共にしてから開放された。これからは自由時間である。一旦ホテルに戻り着替えてからカメラを持って外出した。


マンハッタンでは大体のストリートが一方通行になっている。走る車は決してのんびりしていない。そこそこのスピードで走り抜ける。圧倒的多数の歩行者は隙があれば信号無視。そこにクルマがクラクションをけたたましく鳴らしながら猛スピードで突っ込んでくる。信号無視の歩行者に対しては決して徐行などはしない。歩行者側も十分承知でヒラリと身をかわす。まるでサーカス。
だからアンビュランスは時を置かずに走り回ることになる。あっちでもこっちでも。


ニューヨークは過去に4度訪問しているのでめぼしいところは一応全部行ったことがある。そこで今回はデッカーバスに乗りマンハッタンを一周することにした。$39でバスの1日券を購入し屋根のない2階建てバスに乗った。
ガイドのおばさんが機関銃のように喋り捲る。名所に来るとカメラを構えろとかビデオを用意しろとかうるさい。バスのお客さんはアメリカ各地から集まるおのぼりさん。日本人は私1人だった。
始めてこの地を訪れるにはこのバスが一番いいかもしれない。言葉の不自由はあるが、一応マンハッタンの要所は押さえている。ブロードウェイ、エンパイアステートビル、ソーホー、グランドゼロ、バッテリーパーク、ウォール街、ブルックリン、チャイナタウン、リトルイタリア、国連、ロックフェラー、五番街、セントラルパーク、ハーレム、アポロ劇場などなど見所が満載である。全部の名所で乗り降り自由だ。ただし、全部回るには1日では足りないかもしれない。


歩きながらのタバコは御法度。必ず灰皿のある喫煙所で吸わなくてはならない。捕まると法外な罰金となる。レストランもデリカテッセンも喫煙席は皆無。が、オープンカフェでは吸える。タバコを吸うにも金がかかるのはマンハッタンらしいと言えなくもないが・・・


バッテリーパークと5番街でバスを降りて周囲を散策した。バッテリーパークからは船で「自由の女神」を観光できる。何とニューヨーク市が無料でボートを提供している。おのぼりさん達はなが~い列を作って順番を待っていた。
グランドゼロ (WTC跡地) では星条旗を持った人々が列を成し「God Breath of America」を合唱していた。アメリカの団結心が強いことを物語っている。



5番街は著名なブランドが並ぶ。有名なティファニーを始め、ルイ・ヴィトン、サンローラン、シャネル、グッチ、コーチ、ディオール、ポルシェ・デザインなどなど。みんな面玉が飛び出るほど高価だが、何故か日本人がいっぱいいた。



五番街からセントラルパークまで歩いたら8時過ぎ、まだ陽は高いが疲れてきたので公園のベンチで休憩と一服。ちょっと大き目のリスが飛び出してくる。セントラルパークではジョギングする人や読書をする人、デート、昼寝など実に多様な楽しみ方をしている。東京で言えば日比谷公園といったところだが、セントラルパークのスケールははるかに大きい。北に歩いて公園を抜けるまで2時間近く必要なのだ。
帰り道にシーフード・レストランで食事してホテルに戻った。クラムチャウダーがうまかった。

会社への報告書を作成しメールに添付して送信。
アメリカのホテルではどこでも高速インターネット通信ができるようになっていた。すべて無料サービスである。ネットがもはや立派なインフラであることを物語っている。
アメリカにお越しの際にはイーサネットケーブルをお忘れなく。忘れてもホテルで貸してくれる場合もある。ただし有料になる。らしい。


翌日はニューアーク経由デトロイトで成田を目指す。NWはニューアークからの直行便がない。旅行社のブッキングが悪くJFKからの直行便にしなかった理由が分からない。満席だったのかもしれないが・・


今回の出張は実り多く疲労大であった。3年ぶりの渡米だったが年々体が言うことを聞かない。海外出張はこれを最後にしたい。次回は遊びで行きたいね。

出張の間 yamayutaさんにはお世話になりっぱなし、この場でお礼を。感謝!


完。

(なお番外編、クルマ編など、今後のブログはすべて「mixi」に移行する予定。あしからず。)


Posted at 2006/06/30 20:59:00 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 旅行/地域

プロフィール

気は若いが身体がついていかないもどかしさを感じる今日この頃。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

スバル インプレッサ スバル インプレッサ
多分いいクルマだと思う。 高価なパーツを身につけるだけでプレミアムというのはちょっとお ...
スバル その他 スバル その他
8万キロ走行の廃車を破格で購入、コツコツと直し車検を取りました。

過去のブログ

2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation