• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

んがぁのブログ一覧

2006年06月27日 イイね!

北米出張記 その3

ニューヨーク州バッファローはカナダ国境に近い。日本人にはナイアガラの入り口として知られているが、ビジネスとしては案外マイナーかもしれない。
シティは高層ビルが立ち並んだ近代アメリカを象徴しているが、クルマで10分も走ればのどかな田舎風景が楽しめる。緑豊かですべてがスローモーションのようにのんびりとしており、永く住むには最適な環境に思える。

フリーウェイを行きかうクルマの8割程度がヘッドライトを点灯している。ディライトの習慣が根付いているのが理解できる。要するに「ここにクルマがいるぞ!」と他車に存在を知らしめるためのヘッドライト点灯で、ある意味で安全運転に寄与しているのだろう。日本ではバイクが当たり前になりつつあるのだが、クルマではちょっと抵抗があるかもしれない。



朝7時に訪問先の会社から迎えに来た。アメリカでは朝早くから働くらしい。
迎えの車は米国産トヨタ・シエナという比較的大きなミニバンだ。大人7人がゆったりと座れるのは快適である。アメリカでも人気があるようなことを話していた。造りはトヨタ車そのものでソツがない。日本でも売ればいいのにと思うが、アルファードとバッティングするかもしれない。



会議は朝8時から昼食を挟んで3時まで続いた。言葉の問題もあり頭がなかなか回転しない。込み入った内容では理解するまで相当の時間が必要になり自分の語学力のなさを嘆く結果となった。あいつら、早過ぎなんだよね喋るのが。時差ボケも手伝って四苦八苦の連続だったが、ともかく今回の目的は達成した。と思う。

途中で何度か喫煙タイムを要求。基本的に社内は禁煙なので外で吸う。写真にあるのは灰皿。この手の灰皿はスーパーの入り口や空港にもあった。下に水の入ったバケツが用意されている。最初は灰皿だとは思わなかったくらい変な形をしている。が、周りの景色に溶け込んで違和感はない。
タバコを吸う人は決して少なくないが、意外に女性に多い。アメリカではタバコをやめられない人は「自己管理できない落伍者」として扱われているらしい。ただし、ここの社長サンは大の愛煙家である。

3時過ぎにナイアガラを案内してくれることになった。実は私はナイアガラには既に2度も行っているので疲れているし遠慮したいところだが、せっかくの申し出なのでありがたく受け入れた。
ナイアガラまではクルマでほんの30分ちょっとである。

ナイアガラを見るためには一旦カナダに入ることになる。そこで入国チェック。アメリカ人はパスポートが要らない。らしい。

この季節のナイアガラが一番美しいとのことで、観光客があふれるほどだった。幾つかの日本人グループにも遭遇した。ナイアガラには2つの滝があり、カナダ滝のほうが雄大で迫力がある。一方でアメリカ滝は人気が薄いが近くで見るとやっぱり迫力ある。
ナイアガラ滝はエリー湖からオンタリオ湖につながるナイアガラ川の途中にあり、世界3大瀑布のひとつとされている景勝地だ。



リトル・マーメイドと名付けられたホワイト・ボートに乗り滝の中心部まで行く。しかし水煙で何も見えない。事前に配られた青色のビニール製ポンチョはずぶ濡れ。船は全速で進もうとするが、水の圧力で進まない。カメラを構えようと思ったが防水じゃないのでやめた。17ドルで20分楽しめる勘定だが、ちと高いか。水煙ばかりで面白いとは思わないが・・・

夕食は近くの「スカイロンタワー」と呼ばれる回る展望台のあるレストランで牛のひれ肉を食べた。いつもながら量の多さに圧倒される。食後のアイスクリームまでドンブリいっぱいといったところ。胸がむかつく。
カナダでは9時半まで明るく10時過ぎにトワイライトタイムとなる。ちょうどこの時、昼の時間が一番長い夏至を迎えたところだ。遠くトロントの高層ビルがかすんで見えた。

ナイアガラの帰りに広大なアウトレットモールに寄った。リーバイス・ショップでGパンを買おうとしたが私に合うサイズはレディスでもなかった。アメリカ人はデカイのだ。

明日はニューヨーク・シティを目指す。



つづく・・・

Posted at 2006/06/27 21:15:53 | コメント(7) | トラックバック(0) | その他 | 旅行/地域
2006年06月26日 イイね!

北米出張記~その2

2日目。朝4時前に目が覚める。体内時計はまだ日本のまま、これから先が思いやられる。

ホテルでは無料でインターネット接続できるLAN端子が全室に完備されている。すっかり目が覚めてしまったので持参した古いノートにLAN接続する。細かな設定なしにすんなりとアクセスできた。

ネットで日本がクロアチアと引き分けたことを知りガックリ。リーグ敗退のきわどい状況になってきた。オーストラリア戦に負けたのが大きい。ブラジル戦は一筋縄では行かないだろう。

あいにくの雨、それも土砂降り。訪問先の会社から迎えに来てもらい仕事に取り掛かる。
デトロイトはGMやフォードのバカでかい工場がある自動車の都市、聳え立つGMタワーはその象徴といえるだろう。ただし、近年の業績不振で元気がないように感じた。何となく活気を失っているようだ。やたらトヨタが目立ったのは気のせいか。

午後からフォード・ミュージアムを案内された。東京ドームが幾つ入るのか分からないくらいバカでかい建物に所狭しと歴代のフォード車が並ぶ。ル・マン24時間レースで活躍したレースカーは古さを感じないほど迫力があった。
フォードの前身は農耕器具を作っていたのが分かった。クルマのほかに飛行機、発電所用タービンなど実に幅広い。ここを全部見るには1日必要だ。


6時過ぎにホテルに戻り翌日の支度をする。翌日はニューヨーク州バッファローに移動する。ミーティングに備え資料を作成しホテルのプリントアウトサービスを利用した。

8時くらいになるとさすがに眠くなる。早めに寝ようと思ったら電話が鳴る。訪問先の会社の役員からライブハウスの誘いがあり、むげに断るのも大人気ないので付き合うことにした。
「何が聞きたい?」というので「ブルース」をリクエスト。ダウンタウンのこざっぱりしたライブハウスに入る。

ハウスバンドは5人構成であまりうまくもないブルースを2時間も聞かされてしまった。リクエストした曲は演奏できないという。ブルースの定番だったに全然ダメ。どの曲を聞いてもみな同じように聞こえ飽きてくる。
バンドのメンバーはノリノリだったけど、聞いてる客は全員シラケていた。。


あーあ、ぐっと疲れた。



つづく・・・
Posted at 2006/06/26 20:47:53 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 旅行/地域
2006年06月25日 イイね!

北米出張記~その1

朝9時に重いサムソナイトとブリーフケースをテラノに載せて成田に向う。クルマで成田まで行くとなると時間が読めないため通常よりも早めに家を出ることにした。

思いのほか渋滞がなくすんなりと成田の民間駐車場に着いた。この駐車場では7日間置きっ放しでおよそ3000円で事足りる。似たようなガレージがたくさんあり、どこも繁盛しているようだ。空港までは専用の送迎バスで送り迎えしてくれる。重い荷物と一緒の海外出張では非常に便利で、私としてはお決まりのコース。

時間的に余裕があったが早めにチェックインだけを済ませ昼食をとったり、のんびりと喫煙所で最後のタバコを楽しむ。デトロイトまでの12時間あまり禁煙を強いられる。ヘビースモーカーの私には非常につらいものだ。ま、これが時世というもの、仕方がないのよね。

乗り場のゲートに向かう前に身体検査がある。私の右肩にはチタンのボルトが埋め込まれており大体がひっかるが、成田ではセンサーの反応が鈍いせいか何事もなくセーフ、ポケットに入っていたライターは没収されたがブリーフケースのライターは見つからずセーフだった。変な検査。

出発は珍しくオン・タイム。どんよりとした鉛色の雨雲に747の翼が突っ込む。多少の揺れはあったものの不快なほどではなかった。



当たり前だが雲の上は見事な青空。高度1万メートル、時速980キロ以上で目的地に向かう。アメリカへ行くときにはジェット気流に乗るので季節にもよるが帰りよりもほぼ1時間ほど早い。





食後、やや古い映画を見る。ビジネスクラスなのでビデオ・オン・デマンドが用意され、好きな映画を好きな時に手元の液晶画面で見られる。約20数本がラインアップされているが、日本語字幕の映画本数は圧倒的に少ない。「キングコング」を見たが面白いとは思わなかった。

7時間を経過するとイライラしてくる。タバコの禁断症状である。やむなく持参した「禁煙パッチ」を腕に貼る。パッチに頼らずにどこまで頑張れるか試したのだが、かなり意志薄弱。パッチを貼るとイライラが解消されタバコを吸いたいと思わなくなる。要するにパッチからニコチンが供給されているわけだ。

およそ12時間でデトロイト・メトロポリタン空港に到着。




イミグレでは流暢な日本語を話す検査官に驚く。アメリカ入国に当たっての検査は911以降実に非常に厳しくなった。
左右の人差し指の指紋と顔写真を取られる。また、身体検査ではノートパソコンは単独で検査し、靴も脱がされる。ここでは肩のボルトが反応し服を脱がされる。それでも納得してもらえずレントゲン室に連れて行かれた。スーツケースは全部調べられ、やっとのことで開放。真っ先に空港の外に出て喫煙所で一服、生き返る。

空港を巡回する無料バスに乗って近くのホテルに向かう。無料といってもチップは必須。
ホテルにチェックインし部屋に入るともうぐったり。アメリカではすでにサマータイムを迎えており、日が沈むのは9時過ぎ。ホテルで軽い食事をとって早々に休むことにした。飛行機の中では一睡もしないため眠くて仕方がなかったのだ。眠らなかったことは要するに時差ボケ対策である。

Posted at 2006/06/25 21:48:46 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 旅行/地域

プロフィール

気は若いが身体がついていかないもどかしさを感じる今日この頃。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

スバル インプレッサ スバル インプレッサ
多分いいクルマだと思う。 高価なパーツを身につけるだけでプレミアムというのはちょっとお ...
スバル その他 スバル その他
8万キロ走行の廃車を破格で購入、コツコツと直し車検を取りました。

過去のブログ

2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation