久々のブログですが、車ネタは封印して一人でも多くの人に伝えたいことがあります。ご了承下さい。
BPBLレガシィ乗り達が多い某大学工学部の子達と相変わらず絡んでますが、
猛威をふるったあの「台風19号」は学び舎とその周辺に被害をもたらしました。
仲良くしてる子達には青黄くんが家に避難するように促していたり、自主避難をしていたことで車ごと無事でした。
まあ、しかしながらこの有り様。
翌日になって
回収できるものがあれば、取りに行き
その後は家や実家に戻るかという話しになったことで
自分もついていくことにしました。
あの日の誓いを胸に。
マスク、消毒液、スコップ、ゴミ袋、長靴を積んで青黄くん家に向かい物資を渡す。
そして、堤防もまだまだ緩いであろう被災地へと足を運びました……
泥まみれ、ゴミまみれという印象よりも「ガス臭い」状態でした。
浸水した車からオイルやらガソリンやらが漏れてヘドに混じってる感じで不快でした。

元々散らかってましたが笑
浸水深は1.5m。高くなっている構造のアパートなので部屋の中は60cm程度の浸水。
とりあえず、ゴミは通路分くらいはかたすぞと貴重なものと含めて可能な限り分類しました。

この泥が厄介で動きが制限されてて大変でした。
そして、また雨が降ってきて堤防が氾濫する危険と渋滞が始まるとのことでこの日は撤退。
レガシィ乗りの友達も何人か来てくれたので「ニューマウンテンさんはその子達には手伝ってあげて」と言われたので、別の子を手伝いました。
この日、二人の青年に出会いました。
レガシィ乗りの隣の子が、
高校生の一人暮らしでなにをしていいのかわからないまま片付けをしていた。
自分と、レガシィ乗りの友達(Tくん)とで家財運び出しを手伝いました。
後日親が片付けに来たらしいので安心しましたが、終始不安な顔をしていたのが気がかりでした。
そして、また別の大学生
彼はHi-standardが好きで、その話しをしながら、「今日は大きいものだけでも片付けよう!」と声をかけて撤退するまで手伝いました。
その後彼らは実家に戻ったらしいですが、元気だろうか……。
天気も良くなった別の日に、今度は青黄くんも来てくれて本格的に片付けすることに。

親が手伝いに来てくれてたりして、部屋の片付けが住む学生が多くなりゴミも増えてきました。
通路も少ないので、すこし奥に避けながら片付けを始めようとしてとき
アパートの大家さんから「ヘドを片付けてほしい」とお願いされたため
ドロを吸った布団を足場にして
土嚢に詰めるという作業を半日くらいかけて行いましたw
郡山でこの手法の片付けが流行って?
たらしく、そうすると泥で滑らないし円滑に動けるようになります!
鋸南や別の機会で土嚢を作る機会が
あったおかげで土嚢も迷わず作れて少しずつでも綺麗にしていきました。
すると……作業中に声をかけてくる輩が
結構地元でも有名な盗難の疑いがある外国人2人組でした。
俗に車に名刺挟むような感じのですね
なぜ、こんなときになるのか
八つ当たりだったのかもしれない。
けど、許せなかった。
ちょっと小競り合い起こしかけましたが(--;)
周りに対しての注意喚起と、警察への情報提供をしました。
このあと、その行動は本当にてめえはボランティアしたのかとTwitterの一部で陰口を叩かれることになりましたが。
Tくんにとってもらった活動のときの写真です。
MAN WITH A MISSIONのトーキョータナカさん(タナパイ)を意識しましたがw
自分は音楽が好きだからこの人達にすこし憧れがあったので、純粋に人のために動けるあの人たちみたいになりたかった。
自分の行動は偽善と言われようが屁ではない。
けど、どっちの行動が偽善なんでしょうか?
自分は偽善者と言われようが気高いフリをして生きていきます。
なにもしねぇで指をくわれているだけの人生はもうお終いだ。
第二の、あの不安そうだった高校生を見捨てれるほど心は荒んじゃいねぇさ。
その翌週
郡山市社協に合流して、とある下宿のゴミ出しを手伝わせてもらいました。
鋸南とこないだまでの活動経験を生かせてテキパキと活動。
一緒に活動した人達から「お兄さん頑張ってたね!」と言われて少し嬉しかったなと。
仮置き場の空き地がこの有り様……。

どの災害現場でもこのような景色は変わらなかったなとおもいました。
仕事の都合もあって、台風以降三回しか活動できませんでしたが、いまは少しずつ前へ前へと進む人の力を感じます。
活動が終わってしまったあとも、一緒に動いたTくんは郡山市社協に合流してボランティアを続けてたこと。
また、自分の活動を見て、某みん友さんがボランティアをしてくれたこと。
自分の行動が誰かに繋げれたことだけでも、やった甲斐はあったのかなと思います。
この台風19号災害。
ボランティアがメディアで取り上げられていたけど
あとから聞いた話、大学生同士が助け合って被害あった家を片付けてたり、OBが手伝いに来てくれてたりと独自で助け合いを行っていたことを知った。
取り上げられない若いヒーロー達の活躍が大きかったことを。
「情けは人の為ならず」
今の時代だからこそ、そうあってほしいなと自分は思う。
今でも、長野や鋸南で「幡ヶ谷再生大学」はボランティアを継続しています。
また何らかの形でそっちも合流したいなと思います。
Posted at 2020/01/27 17:07:23 | |
トラックバック(0) | 日記